IDPパワーランチ:宇山賢が語る『優秀』の再定義と変革
ベストカレンダー編集部
2026年7月31日 14:48
IDPパワーランチvol.7
開催日:7月17日
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元オリンピアンが示した「優秀」の再定義と変革の筋道
アイデンティティー・パートナーズ株式会社が主催するオンライン勉強会「IDPパワーランチ」第7回が、2026年7月17日(金)12:00〜12:50にYouTubeで配信されました。タイトルは「なぜ優秀な社員が幹部になるとイノベーションを起こせないのか」。ゲストには東京2020オリンピック フェンシング団体金メダリストであり、現在は株式会社エスリエール(Es.relier)取締役として活動する宇山 賢(うやま・さとる)氏が迎えられました。
当日の対談は、「優秀とは何か」という根本的な問いから始まり、スポーツ現場での実体験をベースに、ビジネスの現場で見られる課題への示唆が丁寧に語られました。配信は無料の事前登録制で実施され、同社が目指す『ランチタイムの50分で、一線のプロから本音が聞ける』場というコンセプトに沿った内容となりました。
対談に登場した主要人物と役割
当日の登壇者と役職については次の通りです。各登壇者は対談を通じて異なる視点から「優秀さ」と変革のあり方を語りました。
- ゲスト:宇山 賢(株式会社エスリエール 取締役、元フェンシング競技日本代表選手) — 東京2020 団体金メダル、2018アジア競技大会 団体金メダル。スポーツを軸に教育・地域・企業分野で活動。
- 対談者:加井 夕子(アイデンティティー・パートナーズ株式会社 取締役) — 組織開発の視点から実行力や評価について問いかけ。
- モデレーター:佐藤 悠平(株式会社lazy style 代表取締役) — 政治・スポーツなどの経験を踏まえ、臨機応変性の観点を提示。
写真は登壇者の並びを示しており、左から加井夕子(アイデンティティー・パートナーズ取締役)、宇山賢氏(株式会社エスリエール取締役)、佐藤悠平氏(株式会社lazy style代表取締役)となっています。
「守破離」で紐解くイノベーション創出と個の役割
宇山氏は変革やイノベーションのプロセスを説明する際に、茶道や武道で重視される「守破離」をキーワードとして挙げました。最初に型を身につける「守」、次にその型を壊して新たな可能性を探る「破」、最後に指導者に依存せず独自にマネジメントできる「離」という三段階の考え方を、スポーツとビジネス双方の文脈で語っています。
宇山氏は自身を「破」のフェーズに位置づけ、AIやLED演出を用いた審判判定の可視化など、他分野の技術をスポーツに導入する取り組みを紹介しました。外部からはイノベーションとして見えるこれらの試みも、本人としては再現性を追求する過程にあると述べ、挑戦の中にある“再現性と評価”の関係にも触れました。
フィードバックと壁打ちの重要性
宇山氏は型を破る挑戦に際して、外部からの忖度のないフィードバックを得ることの重要性を強調しました。誰かに見てもらい、率直な意見を受けることで試みは整えられ、次の可能性が展開できるという考えです。
組織内で「尖った人材」をどう扱うかという課題に対しては、単純な放任や押しつけではなく、段階的に自由度を与えると同時に評価や再現性を担保する仕組みづくりが必要であることが示されました。
役割意識とリーダーシップ:プレイヤーから経営へ
対談は、プレイヤーとしての輝きと経営層へ移行する際の視座の変化に深く踏み込みました。宇山氏はフェンシング団体戦での自身の役割を「爆発力のある若手が多い中で、安定して一定水準を出す役割」と明示しました。その自己理解がチーム全体のバランスに寄与し、勝利に結びついたと振り返ります。
加井はビジネスにおいては「バランスよく何でもできる」ことが評価されがちだと指摘しましたが、宇山氏は役割を受け入れ、その責務を徹することの価値を語りました。スポーツアナリストのデータと本人の感触が合致したことで、自己評価が確かなものになった点も重要な示唆です。
経営者としての視点と組織評価の難しさ
後半では、経営層になると「自分が輝く」よりも「メンバー全員を主役にする」ことが求められるという課題が提示されました。宇山氏はチーム内での自己の役割を理解し、それが組織や社会への貢献に繋がっていることを前提に行動する重要性を語っています。
また、指導者や経営者が自分を含めた全体を客観的に評価する難しさを交えながら、メンバーの強みを見極め主役にするリーダーの覚悟についても言及がありました。
開催概要、登壇者プロフィール、次回案内と申込方法
本イベントの開催概要と登壇者の詳細情報、次回の開催予定および申込方法について整理します。イベントは無料の事前登録制で、配信プラットフォームはYouTubeでした。主催はアイデンティティー・パートナーズ株式会社です。
以下に登壇者や組織に関する主要な情報を列挙します。
- 開催日
- 2026年7月17日(金)12:00〜12:50
- 形式
- オンライン配信(YouTube)
- 参加費
- 無料(事前登録制)
- 主催
- アイデンティティー・パートナーズ株式会社
ゲスト・対談者・モデレーターの詳しいプロフィール
以下のように各登壇者はそれぞれの実績と現在の活動領域を有しています。経歴や活動は、対談内の発言に裏付けを与える要素でした。
- 宇山 賢(うやま・さとる) — 株式会社Es.relier取締役。元フェンシング日本代表。東京2020団体金メダル、2018アジア競技大会団体金メダル。立教大学スポーツウエルネス学部兼任講師、SCSCアスリートキャリアコーディネーター、中央教育審議会委員。
- 加井 夕子(かい・ゆうこ) — アイデンティティー・パートナーズ取締役。CTIジャパン基礎コース修了、PLAYFOOL認定ファシリテーター。組織開発・人材育成の視点から対談をリード。
- 佐藤 悠平(さとう・ゆうへい) — 株式会社lazy style代表取締役。元国会議員公設秘書。政治、スポーツ、自治体分野での経験を有し、対談のモデレーションを担当。
次回(第8回)開催案内と申込
第8回は2026年8月27日(木)12:00〜12:50にオンライン(YouTube)で開催予定です。ゲストは元スキージャンプ選手で、現在は株式会社CHINTAIで広報を担当する小林 諭果(こばやし・ゆか)氏を迎え、「多様性を形にする『ブレない軸』」をテーマに話が展開されます。
当日は公開コメントでの質問受付が予定されており、参加は無料(事前登録制)です。申込はPeatixイベントページより行えます。申込URL:
https://idp-powerlunch2608.peatix.com/
主催会社情報とお問い合わせ先
主催者の概要と問い合わせ先は以下の通りです。組織情報はイベントの信頼性や継続開催の背景を示しています。
- 商号
- アイデンティティー・パートナーズ株式会社(IDENTITY PARTNERS CO., LTD)
- 所在地
- 東京都渋谷区神宮前一丁目20番13号ディアテックビル2F
- 設立
- 2023年3月
- 代表者
- 中野 広介
- 事業内容
- 人材育成事業(組織開発、人材開発支援サービス)、ビジネススクール運営事業
- URL
- https://www.idp-inc.co.jp/
- お問い合わせ先
- 経営企画部(佐藤) / pr@idp-inc.co.jp
要点の整理:第7回の核となる発言と次回予定
この記事の締めくくりとして、本イベントの主要事項とポイントを表形式で整理します。イベントの核心となる考え方、登壇者情報、開催情報、次回開催と申込先を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | IDPパワーランチ vol.7 「なぜ優秀な社員が幹部になるとイノベーションを起こせないのか」 |
| 開催日時 | 2026年7月17日(金)12:00〜12:50 |
| 形式 | オンライン(配信プラットフォーム:YouTube) |
| 参加費 | 無料(事前登録制) |
| 主催 | アイデンティティー・パートナーズ株式会社 |
| ゲスト | 宇山 賢(株式会社Es.relier取締役、元フェンシング競技日本代表、東京2020団体金メダル) |
| 対談者 / モデレーター | 加井 夕子(アイデンティティー・パートナーズ取締役) / 佐藤 悠平(株式会社lazy style代表取締役) |
| 主要テーマ | 「優秀」の再定義、守破離による変革プロセス、役割の受容とリーダーシップ |
| 次回(第8回) | 開催日:2026年8月27日(木)12:00〜12:50。ゲスト:小林 諭果(元スキージャンプ選手、株式会社CHINTAI広報)。申込:https://idp-powerlunch2608.peatix.com/ |
| 主催会社情報 | アイデンティティー・パートナーズ株式会社 / 所在地:東京都渋谷区神宮前1-20-13 ディアテックビル2F / 設立:2023年3月 / 代表:中野 広介 / URL:https://www.idp-inc.co.jp/ |
| 問い合わせ | 経営企画部(佐藤) / pr@idp-inc.co.jp |
第7回の対談では、型を身につけて破ることで新たな可能性を作り出すプロセス、個人が自らの役割を理解して徹することの価値、そして経営層への転換におけるメンバーを主役にする視点が繰り返し示されました。これらは組織内での人材育成や研修、キャリア設計、ワークライフバランスに関する示唆を含んでおり、同社が月に一度提供する学びの場として継続的に発信される見込みです。