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8月7日から放送 家城巳代治の戦争映画3作特集

家城巳代治戦争特集

開催期間:8月7日〜8月21日

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家城巳代治戦争特集
放送はいつから?
衛星劇場で8月に集中放送。最初の回は『雲ながるる果てに』が8月7日で、以降8月中旬まで各作品が複数回放送されます(詳細は番組表で確認を)。
どうやって見ればいいの?
CS放送の受信環境と衛星劇場の加入が必要です。視聴手続きやチャンネル情報は衛星劇場公式ページで確認、問合せは0570-001-444(10:00~20:00)。

家城巳代治の戦争観を再検証する夏──特集の意図と背景

CS放送「衛星劇場」は、2026年8月に「没後50年 家城巳代治が描いた戦争映画特集」と題した上映特集を組み、家城巳代治監督の戦争を主題とする3作品を放送する。発表は松竹ブロードキャスティング株式会社より2026年7月27日12時00分に行われた。家城監督は独立プロ出身の名匠として知られ、“人間の尊厳”や“戦争の不条理”を主題にした社会派作品で評価されてきた。

本特集は家城監督の没後50年、戦後81年にあたる年に合わせて企画されたもので、日本の戦争期における人間像や社会のありようを描いた3本を通して当時の空気と表現の深さを提示する狙いがある。放送は8月上旬から下旬にかけての編成で、各作品はいずれも複数回の放送が予定されている。

発表元
松竹ブロードキャスティング株式会社
発表日時
2026年7月27日 12:00
特集タイトル
没後50年 家城巳代治が描いた戦争映画特集
鶴田浩二、三國連太郎ら出演の3作品を8月放送!「没後50年 家城巳代治が描いた戦争映画特集」CS衛星劇場 画像 2

放送される3作品の概要とスケジュール

特集で放送されるのは、家城監督が戦時下の日本とその人間を描いた3作品、『雲ながるる果てに』『みんなわが子』『異母兄弟』である。それぞれ制作年やスタッフ、主要キャストとともに放送日時が発表されている。

以下に各作品の放送日と基礎情報を示す。放送日時は番組編成の都合で変更される場合があるため、視聴前に衛星劇場の番組情報で最新の案内を確認することが推奨される。

鶴田浩二、三國連太郎ら出演の3作品を8月放送!「没後50年 家城巳代治が描いた戦争映画特集」CS衛星劇場 画像 3

雲ながるる果てに(1953年)──特攻隊基地を舞台にした反戦の視点

本作は1953年制作。家城巳代治が監督・脚本を務め、八木保太郎、直居欽哉が脚本に名を連ねる。原作はベストセラーとなった学徒海軍航空兵の手記で、昭和20年の春を舞台に学徒航空兵たちの短い青春と運命を描く反戦映画である。

主演は鶴田浩二木村功。本土南端の特攻隊基地に属する大滝中尉(鶴田)と、いのちを重視する深見中尉(木村)が親友として対比的に描かれる。その他、岡田英次、山岡久乃、沼崎勲、山田五十鈴、高原駿雄、利根はる恵らが出演する。

  • 放送日:8月7日(金) 午前8:30~/8月13日(木) 午後6:00~ 他
  • 監督・脚本:家城巳代治
  • 脚本:八木保太郎、直居欽哉
  • 出演:鶴田浩二、木村功、岡田英次、山岡久乃、沼崎勲、山田五十鈴、高原駿雄、利根はる恵 他

みんなわが子(1963年)──疎開と食糧事情が生む人間模様

1963年制作の『みんなわが子』は、家城監督が現実の厳しさを丁寧に掘り下げた作品である。脚本は植草圭之助が担当し、山梨に疎開してきた国民学校の生徒たちと、彼らを守ろうと奔走する女性教師を中心に物語が展開する。

主演の中原ひとみをはじめ、桑山正一、北林谷栄、赤木蘭子、真山知子、高津住男、辻伊万里らが出演する。空襲の激化と食糧不足が生む悲劇、教師たちが禁を犯してまで子どもを守ろうとする姿が感動的に描かれる作品である。

  • 放送日:8月9日(日) 午前8:30~/8月21日(金) 午前8:30~ 他
  • 監督:家城巳代治
  • 脚本:植草圭之助
  • 出演:中原ひとみ、桑山正一、北林谷栄、赤木蘭子、真山知子、高津住男、辻伊万里 他

異母兄弟(1957年)──軍国主義に蝕まれた人格の軌跡

1957年制作の『異母兄弟』は田宮虎彦の原作をもとに家城が映画化した作品で、依田義賢、寺田信義が脚本を務める。物語は大正10年から始まり、軍国主義のもとで歪んだ精神と人格を持つ陸軍大尉・鬼頭の生涯を描く。

三國連太郎が鬼頭を演じ、田中絹代、南原伸二、中村賀津雄、高千穂ひづる、飯田蝶子らが共演する。鬼頭は部下には厳しく、上官には卑屈という極端な性格で、妻の死後に女中を妻にするなど複雑な私生活を送り、やがて戦後の帰結へと至る。

  • 放送日:8月14日(金) 午前8:30~/8月20日(木) 午後6:15~ 他
  • 監督:家城巳代治
  • 原作:田宮虎彦
  • 脚本:依田義賢、寺田信義
  • 出演:三國連太郎、田中絹代、南原伸二、中村賀津雄、高千穂ひづる、飯田蝶子 他

作品ごとの主題と表現手法のポイント

家城監督の3作品はそれぞれ舞台設定や人物配置が異なるが、共通して戦争が個人の生活や精神に与える影響を重層的に描いている。『雲ながるる果てに』は特攻隊という特殊な戦闘環境での青春と死、『みんなわが子』は疎開という生活の場での共同体と倫理、『異母兄弟』は軍国主義が生む人格の歪みを主題としている。

映像や演出面では、家城監督は人物の内面を表情や場面の象徴的な見せ方で浮かび上がらせる手法を多用しており、脚本陣や主演俳優との協働により社会的なテーマを映画的に昇華している点が共通している。

  1. 主題の核:人間の尊厳と戦争の不条理
  2. 演出の特徴:内面描写を重視するカット割りと俳優の心理表現
  3. 社会性:戦時下の市民生活・倫理の問題を正面から描写

視聴方法・関連リンク・問い合わせ情報

CS放送「衛星劇場」での放送となるため、CS放送の受信環境が必要である。衛星劇場の視聴方法や加入手続きについては衛星劇場の案内ページを参照することができる。

特集の詳細や予告動画へのリンク、視聴方法ページ、問い合わせ先は以下の通りである。放送や視聴に関する具体的な質問は衛星劇場のカスタマーセンターに問い合わせが可能で、受付時間は10:00~20:00(年中無休)となっている。

まとめ表:放送予定と主要データ

以下の表は、本特集で放送される3作品について、放送日、制作年、監督・原作・脚本、主要出演者を一覧にしたものである。記事全体で示した情報を整理している。

作品名 放送日(主な回) 制作年 監督/原作/脚本 主要出演者
雲ながるる果てに 8月7日(金) 午前8:30~/8月13日(木) 午後6:00~ 他 1953年 監督・脚本:家城巳代治/脚本:八木保太郎、直居欽哉
原作:学徒海軍航空兵の手記(ベストセラー)
鶴田浩二、木村功、岡田英次、山岡久乃、沼崎勲、山田五十鈴、高原駿雄、利根はる恵 他
みんなわが子 8月9日(日) 午前8:30~/8月21日(金) 午前8:30~ 他 1963年 監督:家城巳代治/脚本:植草圭之助 中原ひとみ、桑山正一、北林谷栄、赤木蘭子、真山知子、高津住男、辻伊万里 他
異母兄弟 8月14日(金) 午前8:30~/8月20日(木) 午後6:15~ 他 1957年 監督:家城巳代治/原作:田宮虎彦/脚本:依田義賢、寺田信義 三國連太郎、田中絹代、南原伸二、中村賀津雄、高千穂ひづる、飯田蝶子 他

家城巳代治監督の没後50年という節目に合わせて編まれた今回の特集は、戦争期に揺れ動いた人々の生活や心理を改めて映画芸術として読み解く機会を提供する。放送情報や視聴方法の詳細は衛星劇場の公式案内を確認のうえ、各回の放映時間に合わせて視聴することができる。