7/25渋谷で試聴 High Position/Type‑Ⅱ限定発売
ベストカレンダー編集部
2026年7月23日 12:37
カセットの日出展
開催期間:7月25日〜7月31日
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秘蔵の二酸化クロム(CrO2)テープを用いたHigh Position/Type‑IIの特徴
株式会社磁気研究所は、国内拠点での生産と製造技術の継承を目的に、新たに高音質カセットテープ「High Position/Type‑Ⅱ」を発表しました。本プレスリリースは2026年7月23日 10時00分付で配信されています。本製品は数に限りがある数量限定・店舗限定で順次販売される予定で、まずは都内イベントでの試聴体験が実施されます。
本稿では製品に関する技術的な特徴、素材の背景、デザイン面の工夫、国内生産体制、イベント出展と店頭販売の詳細、製作者のメッセージ、会社概要までを漏れなく整理して伝えます。
素材と音質—二酸化クロム(Chromium Dioxide)について
本製品の最大の特徴は、同社が保有する秘蔵の二酸化クロム製テープのパンケーキを原料に採用している点です。二酸化クロム(CrO2)は高い磁気保持力を持ち、高音域の伸びと透明感、繊細なニュアンスや倍音成分の再現に優れます。
高密度で均一にクロム粒子を塗布することにより、ヒスノイズを抑え、音楽本来の細かな表現を活かす設計です。現在新品市場で出回っているType‑Ⅱの多くはコバルト系材料であり、CrO2を用いたType‑Ⅱは非常に希少です。
- 磁性体:二酸化クロム(CrO2)
- 音質特性:高域の伸び、透明感、倍音再現の良さ、低ヒスノイズ
- 希少性の理由:かつての特許問題やコバルト系の市場優位により流通が限定的
二酸化クロムテープが少ない歴史的背景として、米国デュポン社による技術特許の存在と、それに対する各社の対応が挙げられます。デュポンの技術はライセンス料が高額であったため、日本メーカーは別素材や独自技術に舵を切り、結果としてコバルト系が主流になりました。
外観・筐体設計—高級感を意識したパッケージング
デザイン面では、往年の大手メーカーを彷彿とさせる黒地に金のアクセントを配したシックなインデックスカードを採用。カード表面の一部および裏面には書き込みスペースを設け、1枚のインデックスシールも同梱されます。
テープ走行性および音質に重要なハーフ(カセットシェル)にはイタリア製のシースルータイプを採用しており、視覚的にも質感にこだわった作りとしています。
- インデックスカード
- 黒地×金のシックなデザイン、両面に書き込みスペース
- インデックスシール
- 1枚同梱、書き込み可能
- ハーフ(カセットシェル)
- イタリア製シースルータイプ採用
国内拠点「磁気研カセットラボラトリ」での組み立てと技術継承
本製品の組み立ては、株式会社磁気研究所の国内拠点「磁気研カセットラボラトリ」で行われます。同ラボラトリは2020年に運用を開始し、年間約2万本のカセットテープ生産能力を持つ国内有数の生産拠点です。
老舗企業から継承した生産設備と、経験豊富なエンジニアの技術により、1本ずつ丁寧に組み立てられます。製造には長年のノウハウが活かされており、特に本製品は「この道45年」の熟練エンジニアによる監修の下で生産されています。
生産体制と公開コンテンツ
ラボラトリの取り組みや生産ラインについては外部向けの紹介コンテンツが用意されています。生産拠点の紹介記事や、エンジニアの遍歴を取材した記事、製造工程を3分で紹介する動画など、複数の関連コンテンツが公開されています。
これらのコンテンツは生産設備や人材の継承状況を公開することで、カセットテープ文化の理解を促す目的があります。製造の現場を知ることで製品への信頼感を得られる構成となっています。
- 生産拠点の紹介記事(磁気研カセットラボラトリ)
- エンジニアの遍歴インタビュー(取材記事)
- 生産ライン紹介動画「3分でわかる!カセットテープができるまで」
試聴イベント「カセットの日」と店頭限定販売の詳細
「High Position/Type‑Ⅱ」はまず都内で開催されるイベント「カセットの日」渋谷会場に出展され、会場での実機試聴が可能です。会期は2026年7月25日(土)〜7月31日(金)で、会場営業時間は11:00〜21:00です。
会場はCASSE渋谷(東京都渋谷区渋谷3-2-13 高橋ビル1階)。ブースでは録音・ダビング体験やカセットDJプレイ、ビンテージ機器展示など、多彩な催しが行われます。イベントはカセットテープ国産化60周年を記念した体験・展示イベントとして、7月から8月にかけて東京・渋谷、仙台、箱根でも開催されます。
イベント出展のポイント
会場では実機試聴ができるため、二酸化クロムテープ特有の音色やノイズ特性、再生における感触を直接確認できます。録音・ダビング体験を通じて、自分の機材での相性も確かめられます。
「カセットの日」は一般来場者が体験できるイベントであるため、製品の希少性や販売方法に関する案内も会場で行われます。ただし、正式な販売日・価格は決定次第改めて発表される予定です。
- イベント名:カセットの日(渋谷会場)
- 日時:2026年7月25日〜7月31日、11:00〜21:00
- 場所:CASSE渋谷(東京都渋谷区渋谷3-2-13 高橋ビル1F)
- 内容:実機試聴、録音・ダビング体験、カセットDJ、ビンテージ機器展示
店頭での数量限定販売について
店頭販売は株式会社磁気研究所直営店舗「MAG‑LAB」で行われます。販売は数量限定で、実際の販売開始は2026年8月上旬~を予定していますが、正確な販売日と価格は決定次第発表されます。
直営店舗「MAG‑LAB」の営業時間は8:30〜19:30。最寄りはJR秋葉原駅 昭和通り口より徒歩30秒、東京メトロ秋葉原駅3出口より徒歩30秒の立地です。販売方式や在庫数の詳細は公式発表が必要となりますが、店頭での限定流通となる点は明記されています。
背景、製作者の言葉と企業概要
本企画はカセットテープ生誕60周年という節目に合わせたもので、過去の生産設備や素材を再活用することによって、時間を越えた資産を現在に生かす取り組みとして位置づけられます。磁気テープのパンケーキを譲り受けた経緯や、技術継承の意義が強調されています。
製作者は自身の45年におよぶカセットテープ製造の経験を踏まえ、二酸化クロムテープを用いた本製品の魅力を語っています。ドイツ製パンケーキを原料に、イタリア製ハーフに収める構成は「過去から届いた宝物」と表現され、Type‑Ⅱの再提供に対する喜びとともにアナログ音源の価値再評価を訴えています。
(要旨)好きな音楽をクリアな音で手作りする楽しみ、Type‑Ⅱ(CrO2)ポジションで再生することで懐かしさと新たな発見があること、45年のキャリアを経て提供できることへの感慨が述べられています。
以下に会社概要と関連情報を整理します。株式会社磁気研究所は秋葉原で創業し、フロッピーディスクなど記録メディアの専門商社として発展してきました。現在はモバイルバッテリーやUSBメモリ等も展開し、手頃で高品質な製品を提供することをコンセプトとしています。
- 会社名
- 株式会社磁気研究所 (Magnetic Laboratories Co., Ltd)
- 設立
- 1979年7月
- 資本金
- 1億円
- 代表者
- 代表取締役 齋藤邦之
- 従業員数
- 120名
- 事業内容
- デジタル家電・パソコン周辺機器の開発・製造・販売、データ復旧・コンバージョンサービス
関連リンクとして直営サイトが公開されています。生産拠点の紹介や関連動画・取材記事は公式サイトや外部メディアの掲載を参照する形で案内されています。
公式サイト:https://www.mag-labo.com/
要点の整理
ここまでに示した情報を一覧化して整理します。以下の表は本プレスリリースの主要情報を分かりやすくまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | High Position/Type‑Ⅱ(二酸化クロムテープ使用) |
| 素材 | 二酸化クロム(CrO2)パンケーキ由来のテープ |
| 製造場所 | 磁気研カセットラボラトリ(国内) |
| 生産体制 | 2020年運用開始のラボラトリ、年間約2万本の生産能力、熟練エンジニアによる組立 |
| デザイン | 黒地に金のインデックスカード、書き込みスペース、イタリア製シースルーハーフ |
| イベント試聴 | 「カセットの日」渋谷会場:2026年7月25日〜7月31日、11:00〜21:00、CASSE渋谷 |
| 店頭販売 | 直営店舗 MAG‑LAB にて数量限定販売(2026年8月上旬~予定、価格は未定) |
| 販売店舗営業時間 | MAG‑LAB 8:30〜19:30(JR秋葉原駅 昭和通り口徒歩30秒) |
| 会社情報(要旨) | 株式会社磁気研究所:1979年設立、資本金1億円、代表 齋藤邦之、従業員120名 |
| 公式リンク | https://www.mag-labo.com/ |
本稿では発表日、素材とその歴史的背景、生産体制、イベントと店頭販売のスケジュール、製作者の言葉、会社概要と関連リンクを網羅的に整理しました。販売の具体的な日程や価格は改めて正式発表されるとのことですので、詳細は公式発表を参照してください。