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『ラブ・ライズ』監督来札 札幌完成披露試写レポ

完成披露試写会

開催日:7月7日

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完成披露試写会
この映画っていつ公開するの?
劇場公開は2026年9月4日からで、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開されます。7月7日には札幌で日本語字幕版の完成披露試写が行われました。
札幌での撮影ってどこでどれくらいやったの?
札幌での実撮影は約10日間(札幌滞在は二週間相当)。市電の旧型車両貸切、狸小路の夜間撮影、滝野すずらん丘陵公園やテレビ塔上層階などで撮影しました。

ホー・ミウケイ監督が7月7日に札幌へ──3年越しのロケ地再訪と完成披露試写

2026年7月7日、香港映画『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛、英題:Love Lies)の日本語字幕版完成披露試写が札幌市のSapporo Business HUBで開催され、監督のホー・ミウケイ(何妙祺)氏が香港から来札しました。主催は一般財団法人さっぽろ産業振興財団 クリエイティブ産業振興課とサロンジャパン株式会社で、報道関係者・地元の映像関係者ら34名が出席しました。

開催日時や主催者情報、当日の登壇者やプログラム等は後節で詳述しますが、本公演は開催日が2023年の札幌ロケのクランクアップと同日だったという偶然が重なり、監督は「この偶然は、おそらく運命だと思っています」と語りました。会場は上映後のQ&Aで温かなやり取りに包まれ、札幌での撮影を支えた市民や関係者への感謝が繰り返されました。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 2

札幌での撮影と現場の実情──短期間で実現した誘致から撮影まで

上映前のトークセッションでは、ホー監督、札幌フィルムコミッションのリ・カイ(李嘉兒)氏、ゴールドロケーション代表の佐藤悠輔氏が登壇し、札幌撮影の舞台裏を振り返りました。誘致の発端は2023年の香港フィルマートでの出会いであり、リ氏が東京での撮影予定を札幌でのロケに切り替える提案を行ったことに始まります。

リ氏は、札幌市が用意する「札幌市映像制作補助金」の情報提供に加え、海外事業者が直接申請できない制度上の事情を踏まえ、市内事業者であるゴールドロケーションとのマッチングまでを一気通貫で手配しました。その結果、2026年3月の誘致決定から6月には撮影が開始されるという、非常に短いスパンでのロケ実現となりました。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 3

撮影日数とロケ地の特徴

登壇者の説明によれば、実撮影は約10日間に及び、札幌での撮影は二週間におよんだ海外クルーとの共同作業という位置付けで行われました。市電では旧型車両を1日貸し切っての撮影が実施され、これは「海外作品への貸し出しとしては過去最長クラス」と語られました。

狸小路商店街での夜間撮影は、丁目ごとに異なる商店街組合との調整と、夏の長い日照時間のなかでの限られた夜間という時間制約が課題でした。佐藤氏は「あと5分、あと1分で終わらせなければ、という現場でした」と振り返り、現場の切迫した時間管理と細やかな対応を示しました。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 4

市民の協力とロケ受入体制

撮影には約50名の市民エキストラが参加し、市内には約4,000名のボランティアエキストラ登録、200件以上のロケ地登録があることが紹介されました。リ氏はこの受入体制を札幌の強みとして強調し、自治体・市民・映像事業者が連携した支援体制が、海外作品の誘致や撮影を後押ししていると説明しました。

また、クライマックスの横断歩道でのダンスシーンは現場で生まれた演出であり、映画では札幌の風景を活かした即興的な演出が取り入れられています。さらに、さっぽろテレビ塔の上層階での撮影など、通常は立ち入れない場所での撮影が許可されたことも監督が強く感謝する点として挙げられました。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 5

上映後Q&Aと監督の言葉──札幌で撮れたことを“ギフト”と語る

114分の本編上映後のQ&Aでは、ホー監督が来場者からの質問に通訳を交えながら丁寧に回答しました。地元紙記者や大学関係者らの問いかけに、監督はユーモアを交えつつ、撮影地の選定理由や具体的な演出の背景を語りました。

監督は札幌市電のシーンについて、「列車では速すぎる。二人がゆっくりと向き合うシーンには、市電のゆったりとした時間の流れこそふさわしい」と説明しました。また、雪景色ではなく新緑の季節の札幌を選んだ理由については、「香港映画が札幌に来るときは、たいてい雪を撮りに来ます。しかし本作では、暖かく、晴れやかな空気感を撮りたかった」と述べ、劇中の花畑シーンも札幌の国営滝野すずらん丘陵公園で撮影されたことを明かしました。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 6

感謝と帰還の意味

監督は「札幌で撮影できたのは、神様からのギフトでした」と語り、長時間の市電貸切やテレビ塔上層階での撮影許可など、関係者の協力なしには成り立たなかったと改めて述べました。言葉に詰まる場面もあり、会場は温かい拍手に包まれました。

この来札は、2023年のクランクアップと同じ7月7日に行われたため、監督は「この偶然は運命だ」と述べ、3年越しのロケ地への帰還として特別な意味を持つことを示しました。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 7

公開スケジュールと札幌でのプロモーション計画

配給・宣伝を担当するサロンジャパンは、9月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開すると発表しています。作品は2024年製作、香港作品で言語は広東語・英語・フランス語・日本語を交え、114分、シネマスコープ、5.1ch、映倫区分G、字幕は最上麻衣子氏が担当しています。

札幌でのロケ地プロモーションは本日より本格始動し、札幌市営地下鉄24駅25ヵ所でのタイアップポスター掲出(1週間)に加え、市内大型サイネージでのタイアップ予告編15秒版放映を実施します。具体的な大型サイネージの掲出・放映スケジュールは下記の通りです。

  • 駅前通地下歩行空間広場:8月1日(土)~9月4日(金)
  • サッポロスマイル市政PRコーナー:7月18日(土)~9月4日(金)
  • HILOSHI:8月16日(日)~8月31日(月)

ポスターや予告編は札幌フィルムコミッションとのタイアップとして掲出・放映され、公開に向けてロケ地・札幌からの盛り上げを図る計画が進められています。

香港映画 『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ監督が来札!クランクアップと同じ「7月7日」—3年越しの“ロケ地への帰還” 画像 8

イベントの流れと当日のプログラム

完成披露試写の当日プログラムは以下の通りです。進行はサロンジャパン取締役副社長の松村江美子氏が務めました。

  1. 13:30 トークセッション ~作品紹介および札幌での撮影について~
  2. 14:00 映画『ラブ・ライズ』試写(上映時間114分)
  3. 16:00 Q&A、フォトセッション、名刺交換・取材タイム

上映後には監督・登壇者とのフォトセッションと来場者全員での記念撮影、名刺交換・自由取材の時間が設けられ、来場者には監督から香港公開時の本国版ポスターが記念品として配布されました。本国版ポスターは札幌市電の車内でのワンシーンを捉えたビジュアルです。

作品概要と配役・スタッフ情報

『ラブ・ライズ』は第43回香港電影金像奨で6部門ノミネート、第61回台湾・金馬奨で2部門ノミネートを果たした作品です。脚本家として15年のキャリアを持つ新人女性監督ホー・ミウケイが長編デビューを果たし、国際ロマンス詐欺を題材に年齢差や社会的格差を越える物語を描いています。

主な出演・スタッフは次の通りです。

出演
サンドラ・ン(吳君如)、MCチョン・ティンフー(張天賦)、ステフィー・タン(鄧麗欣)、チャン・ファイホン(陳輝虹)、エモーション・チョン(許禮信)
監督・脚本
ホー・ミウケイ(何妙祺)
プロデューサー・脚本
チャン・ヒンガー(陳慶嘉)
プロデューサー
ジャネット・チョン(秦小珍)
日本語字幕
最上麻衣子
配給・宣伝
サロンジャパン

あらすじとしては、26歳のジョーが詐欺グループに関与する中で52歳の産婦人科医ベロニカとマッチングアプリ上で関係を築き、やがて札幌での出会いへと展開するという物語です。脚本は複雑な人間心理と都市の風景を織り交ぜて描かれています。

まとめ:イベント情報の整理

以下の表に本記事で触れた主要情報を整理します。イベントの日付、会場、登壇者、撮影に関する数値、プロモーションのスケジュールなどを網羅しています。

項目 内容
プレスリリース発行者 サロンジャパン株式会社(発表日時:2026年7月18日 18:06)
イベント名 『ラブ・ライズ』日本語字幕版・完成披露試写イベント
開催日時 2026年7月7日(火)13:30~17:00
会場 Sapporo Business HUB(札幌市産業振興センター)
登壇者 ホー・ミウケイ(監督・脚本)、リ・カイ(札幌フィルムコミッション)、佐藤悠輔(ゴールドロケーション代表)
出席者数 報道・地元映像関係者ら34名
撮影日数 札幌での実撮影は約10日間(札幌撮影は二週間におよんだという位置付け)
エキストラ・ロケ地登録 約50名の市民エキストラ参加、札幌市には約4,000名のボランティア登録、200件以上のロケ地登録
プロモーション(札幌) 札幌市営地下鉄24駅25ヵ所でのポスター掲出(1週間)および市内大型サイネージでの15秒予告編放映

  • 駅前通地下歩行空間広場:8/1~9/4
  • サッポロスマイル市政PRコーナー:7/18~9/4
  • HILOSHI:8/16~8/31
公開日 2026年9月4日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
作品情報 2024年/香港/114分/広東語・英語・フランス語・日本語/映倫区分:G
公式情報 公式サイト:https://www.love-lies-movie.jp/ 公式X:@loveliesJP
問い合わせ サロンジャパン株式会社 E-mail:salonjp@salonmedia.com

以上が完成披露試写会の報告と札幌での撮影・プロモーションに関する要点の整理です。本稿はプレスリリースの内容をもとに、登壇者の発言や撮影の実情、プロモーションスケジュールなどを網羅的に伝えています。