花火の夜を閉じこめた絵本『はなび』7/14発売
ベストカレンダー編集部
2026年7月14日 15:42
絵本『はなび』発売
開催日:7月14日
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夏の一日を閉じこめた絵本『はなび』の世界
児童書出版社株式会社岩崎書店は、マシュー・バージェス作、カティア・チェン画、万木森玲訳による絵本『はなび』を2026年7月14日に発売する。作品は夏の一日を通して積み重なる期待と臨場感を丁寧に描写しており、日常のなかで迎える特別な夜の光景を絵と文で再現している。
物語は朝から始まり、昼の匂いや音、夕暮れの期待感、そして夜空に広がる瞬間までをやさしい語り口で綴る。掲載されている文章の調子や、場面ごとの視覚表現によって、読み手はその場にいるかのような感覚を得られる構成になっている。
「おひさまのひかりがひろがって。そとは、どんどんあかるく、あつくなる。きょうはとくべつなよる。わたしたちはじっとまつ。まちにまった、はなび。」
作品は観音開きのしかけを用い、クライマックスである花火の場面を物理的・視覚的にダイナミックに演出する。ページをめくるという行為自体が期待感を高める設計となっており、読み聞かせの時間にも向く一冊である。
受賞歴と国内外の評価
本書は2026年に発表されて以降、国際的にも高い評価を獲得している。特に絵の表現で高い評価を受け、コルデコット賞受賞をはじめ、主要な賞や書評誌で多数の選出や最高評価を得ている。
下記は本書が獲得した受賞および選出の一覧である。受賞・選出多数は本作の絵と物語の両面での完成度を示している。
- 2026年 コルデコット賞 受賞
- ニューヨーク・タイムズ/ニューヨーク公共図書館選出「年間最優秀絵本」
- 主要書評誌7誌にて「星付き(最高評価)」獲得
- 全米イラストレーター協会(The Society of Illustrators)金賞 受賞
- シャーロット・ゾロトウ賞 優秀賞 受賞
- カーカス・レビュー「年間ベスト・ブック」選出
- ブックリスト「エディターズ・チョイス(編集者が選ぶ一冊)」選出
- スクール・ライブラリー・ジャーナル「年間ベスト・ブック」選出
- パブリッシャーズ・ウィークリー「年間ベスト・ブック」選出
- ホーン・ブック誌選出「ファンファーレ(年間推奨図書)」
- ニューヨーク公共図書館「年間ベスト・ブック」選出
- シカゴ公共図書館「年間ベスト・ブック」選出
- NPR(公共ラジオ放送)「年間ベスト・ブック」選出
書誌情報と入手に関する詳細
以下は書籍の仕様と流通に関する詳細情報である。販売時期や価格、判型、ISBNなど購入や図書館資料登録時に必要な基本情報を網羅している。
書籍紹介ページおよび紹介動画のURLも明記するため、実際のページや動画で使用されてている装丁や絵の色味を確認することができる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | はなび |
| 著者(文) | マシュー・バージェス |
| 画家(絵) | カティア・チェン |
| 訳者 | 万木森 玲 |
| 出版社 | 株式会社 岩崎書店 |
| 定価 | 1,870円(本体1,700円+税) |
| 判型 | A4変型判 |
| 頁数 | 44ページ |
| 対象年齢 | 5歳くらい〜小学校中学年 |
| 配本日 | 2026年7月10日 |
| 発売日 | 2026年7月14日 |
| ISBN | 978-4-265-85248-2 |
| 書籍紹介ページ | https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10170170.html |
| 書籍紹介動画 | https://www.youtube.com/shorts/7Z1PHLdfjuU |
著者・画家・訳者のプロフィール
ここでは本文に登場する主要な執筆・作画・翻訳を担当した三名の略歴を紹介する。各人物の背景や受賞歴、居住地や活動領域も明記する。
それぞれが本作に与えた役割と、作品に反映された視点や経験の一端を解説する。
マシュー・バージェス(文)
詩人であり教育者としての顔を持つ。これまで多数の絵本の文章を手がけている。20年以上にわたりニューヨークの公立学校で詩を教えており、教育現場での豊富な経験が児童向けの文章にも生かされている。
本書の文によってシャーロット・ゾロトウ賞優秀賞をはじめとする評価を受けている。幼少期から夏に特別な魔法があると信じてきたという個人的な背景が、本作のテーマや語り口に反映されている。ニューヨークとベルリンを拠点に活動している。
カティア・チェン(絵)
画家でありパブリックスピーカー、絵本作家でもある。『はなび』で2026年コルデコット賞を受賞した。本書のイラストは主に色彩表現と構図で高い評価を得ており、観る者を場面へと誘う力がある。
その他に全米イラストレーター協会金賞や主要書評誌の「年間ベストブック」選出など多数の評価がある。ブラジル系台湾人としてBIPOCアーティストを称える活動も行っており、出身はブラジルのサンパウロ、現在はアメリカのロサンゼルス在住である。
万木森 玲(訳)
神戸市出身。長年絵本や児童書の編集に携わっている。翻訳者としても実績があり、『わたしは地下鉄です』の翻訳で第71回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞している。
本書の日本語訳では原文のリズム感や情景描写を大切にしつつ、幼い読者にも届きやすい言葉選びがなされている。岩崎書店からの翻訳作品には『おまえたち、くっちゃうぞ~!』『ぼくのともだちは、あたまに はながさいている』『くまくんとことりさん さがしもの』などがある。
要点の整理
以下の表は、本記事で紹介した『はなび』の主要情報を一目で確認できるように整理したものである。発売日や価格、受賞歴など図書購入や図書館登録時に参照しやすい形式にまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | はなび |
| 著者(文) | マシュー・バージェス |
| 画家(絵) | カティア・チェン |
| 訳者 | 万木森 玲 |
| 出版社 | 株式会社 岩崎書店(代表取締役社長:小松崎敬子、本社:東京都文京区) |
| 定価 | 1,870円(本体1,700円+税) |
| 判型・頁数 | A4変型判・44ページ |
| 対象年齢 | 5歳くらい〜小学校中学年 |
| 配本日・発売日 | 配本日:2026年7月10日 / 発売日:2026年7月14日 |
| ISBN | 978-4-265-85248-2 |
| 主な受賞・選出 | 2026年コルデコット賞受賞、ニューヨーク・タイムズ/ニューヨーク公共図書館「年間最優秀絵本」ほか多数 |
| 書籍紹介ページ | https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10170170.html |
| 書籍紹介動画 | https://www.youtube.com/shorts/7Z1PHLdfjuU |
| プレス発表日時 | 2026年7月14日 13時00分 |
以上が本稿で取り上げた『はなび』に関する全体の整理である。作品は夏の夜の記憶を視覚と文章で丁寧に綴っており、書店や図書館、家庭での読み聞かせにおいて参照されることが想定される。詳細は岩崎書店の書籍紹介ページおよび紹介動画をご確認いただきたい。