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新国立劇場バレエ団 ダブル・ビル開幕 世界初演含む2作の舞台

新国立劇場ダブル・ビル

開催期間:7月3日〜7月5日

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新国立劇場ダブル・ビル
いつ公演やってるの?
公演は新国立劇場 中劇場で行われ、期間は2026年7月3日〜7月5日。初日7/3は19:00、7/4は14:00と18:00、7/5は14:00開演。所要は約1時間25分。チケットや詳細は公式サイトで確認して。
どんな作品なの?
『String SAGA』は宝満直也振付・久石譲音楽の世界初演で“糸”を比喩に身体が織りなす舞台。『暗やみから解き放たれて』はジェシカ・ラング振付で装置や衣裳と身体の融合を試みる視覚的な作品だ。

新国立劇場バレエ団が提示する二つの世界—初日を迎えたオリジナル・ダブル・ビル

2026年7月3日、新国立劇場バレエ団のオリジナル作品によるダブル・ビル『String SAGA』と『暗やみから解き放たれて』が中劇場で初日を迎えました。文化庁発のプレスリリース(2026年7月4日 12時44分)に基づく情報を整理し、公演内容と制作陣、上演スケジュールまでを詳述します。

本ダブル・ビルは、両作品とも新国立劇場バレエ団のために振付・創作された舞台であり、ひとつは世界初演として発表されました。観客はカンパニーの多面的な表現を短時間のプログラムで体験できる構成です。

新国立劇場バレエ団 ダブル・ビル 開幕!世界初演を含むオリジナル作品、感性を刺激する二本立て 画像 2

作品ごとの特色とクリエイティブ陣の顔ぶれ

二作品それぞれが異なる創作意図と視覚的世界を掲げています。ここでは作品ごとの主なスタッフと作品観を整理します。

各作品の制作に関する主要スタッフと音楽、装置・衣裳・照明の情報を列挙し、舞台で何が提示されるかを具体的に読み取れるようにします。

新国立劇場バレエ団 ダブル・ビル 開幕!世界初演を含むオリジナル作品、感性を刺激する二本立て 画像 3

‘String SAGA’—糸をめぐる身体詩

String SAGAは新国立劇場バレエ団の委嘱作品として世界初演されました。振付は宝満直也、音楽は久石 譲が担当しています。美術は長峰麻貴、衣裳はmatohu、照明は吉本有輝子が務め、総合的に唯一無二の舞台空間が構築されています。

振付家の宝満直也は、作品へのメッセージで自身の歩みと創作の主題を語っています。10年前に活動拠点を同劇団の外へ移し、いつか新国立劇場バレエ団からの声を得る振付家となることを目標に精進してきた経緯が明かされています。

振付
宝満直也(新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演)
音楽
久石 譲
美術
長峰麻貴
衣裳
matohu
照明
吉本有輝子

作品の主題は「糸」の比喩にあります。宝満は、一本の糸が多くの繊維の撚り合いによって成り立つように、ダンサー一人ひとりの身体や人生、性(さが)、経験が舞台上で撚り合い、絡まり、縺れながらタペストリーを織り上げていくことを描くと述べています。美術・衣裳・照明といった舞台要素も有機的に連携し、舞台空間そのものが作品の語り手となる設計が取られています。

新国立劇場バレエ団 ダブル・ビル 開幕!世界初演を含むオリジナル作品、感性を刺激する二本立て 画像 4

‘暗やみから解き放たれて’—身体と装置・衣裳の融合

『暗やみから解き放たれて』は振付がジェシカ・ラング、音楽はオーラヴル・アルナルズ、ニルス・フラーム、ジョッシュ・クレイマー、ジョン・メトカーフによる多層的な構成です。美術はジェシカ・ラング自身の視点で制作され、モロ制作会社ステファニー・フォーサイス、トッド・マックアレンのデザインによる裝置も使用されています。衣裳は山田いずみ、照明はニコール・ピアースが担当しました。

この作品は、ダンサーの身体の動きとセットや衣裳の動きを高度に融合させる構成が特色です。ジェシカ・ラングの振付は世界各地で高い評価を得ており、その視覚的言語が新国立劇場バレエ団のダンサーによって表現されています。

  • 振付:ジェシカ・ラング
  • 音楽:オーラヴル・アルナルズ、ニルス・フラーム、ジョッシュ・クレイマー、ジョン・メトカーフ
  • 美術:ジェシカ・ラング(一部、ステファニー・フォーサイス、トッド・マックアレンのデザインによる裝置使用)
  • 衣裳:山田いずみ
  • 照明:ニコール・ピアース

両作品はスタイルや制作背景が大きく異なるため、同一の舞台で並置されることでカンパニーの別の側面が浮かび上がります。観客は連続した上演の中で対照的な美術言語や身体表現を比較しながら鑑賞できます。

キャスト、写真記録、そして公演の上演情報

出演は新国立劇場バレエ団。芸術監督は吉田 都が務めています。プレスリリースには舞台写真のクレジットも含まれており、ビジュアルの示す情報が制作理解を補助します。

写真撮影は奥田祥智が担当し、次のカットのクレジットが明記されています:『暗やみから解き放たれて』、小野絢子・速水渉悟のカット、そして『String SAGA』では直塚美穂・中家正博のカットが紹介されました。これらの写真は舞台の装置や衣裳、照明と身体の相互作用を視覚的に伝えています。

  1. 撮影:奥田祥智(全撮影クレジット)
  2. 『暗やみから解き放たれて』の写真に小野絢子、速水渉悟が登場
  3. 『String SAGA』の写真に直塚美穂、中家正博が登場

以下に上演日程と会場アクセス、上演時間などの実務的情報を示します。観劇計画の参考として公演の具体的な日時と会場情報を正確に記載しています。

上演日程と会場

公演期間(2026年):7月3日(金)〜7月5日(日)。初日は7月3日19:00開演でした。具体的な上演スケジュールは以下の通りです。

  • 7月3日(金)19:00開演
  • 7月4日(土)14:00 / 18:00開演
  • 7月5日(日)14:00開演

会場は新国立劇場 中劇場で、アクセスは京王新線 新宿駅より1駅の初台駅中央口直結です。予定上演時間は約1時間25分(休憩含む)と発表されています。

さらに詳細やチケット、追加情報は主催のウェブサイトに掲載されています。公式情報は下記のリンクで確認可能です。

https://www.nntt.jac.go.jp/dance/stringsaga/

振付家の言葉と作品解釈、編集的考察

宝満直也による『String SAGA』についてのメッセージは、作品の発想と彼自身の経歴を結び付けており、創作の背景を理解するうえで重要です。彼は「いつか新国立劇場バレエ団から声が掛かるような振付家になるために」と述べ、10年前に活動の場を外へ移し、この日のために精進してきた経緯を明かしています。

作品の比喩である「糸」は、個々の経験や個性が舞台上で撚り合い、一つのタペストリーを形作るプロセスを示します。言い換えれば、カンパニーという集団の中で、個々の身体が互いに影響し合い、断続的なリズムや関係性が形成される過程そのものが主題化されています。美術・衣裳・照明の工夫により、視覚的にもその撚り合いが可視化される設計です。

『暗やみから解き放たれて』に関しては、ジェシカ・ラングが美術も担当している点が制作の一貫性を生んでおり、装置や衣裳のデザインがダンサーの動きと不可分に結び付くことが意図されています。音楽は現代の作曲家複数が重層的に組み合わされ、時間的および感情的な層が舞台上に立体的に展開されます。

要点の整理(公演情報まとめ)

以下の表は、本記事で扱った公演の主要データを整理したものです。作品名、スタッフ、上演日程、会場、上演時間、撮影クレジットや公式サイトなど、閲覧時に参照しやすいようにまとめています。

項目 内容
公演タイトル 新国立劇場バレエ団 ダブル・ビル『String SAGA』『暗やみから解き放たれて』
発表元(プレスリリース) 文化庁(2026年7月4日 12時44分)
初日 2026年7月3日(金)19:00
上演スケジュール 7/3(金)19:00、7/4(土)14:00 / 18:00、7/5(日)14:00
会場 新国立劇場 中劇場(京王新線 初台駅中央口直結)
予定上演時間 約1時間25分(休憩含む)
出演 新国立劇場バレエ団
芸術監督 吉田 都
‘String SAGA’(主な制作陣) 振付:宝満直也(委嘱・世界初演)/音楽:久石 譲/美術:長峰麻貴/衣裳:matohu/照明:吉本有輝子
‘暗やみから解き放たれて’(主な制作陣) 振付:ジェシカ・ラング/音楽:オーラヴル・アルナルズ、ニルス・フラーム、ジョッシュ・クレイマー、ジョン・メトカーフ/美術:ジェシカ・ラング(装置:ステファニー・フォーサイス、トッド・マックアレンのデザイン使用)/衣裳:山田いずみ/照明:ニコール・ピアース
舞台写真クレジット 撮影:奥田祥智(『暗やみから解き放たれて』小野絢子・速水渉悟、『String SAGA』直塚美穂・中家正博 等)
公式情報 https://www.nntt.jac.go.jp/dance/stringsaga/

上記の表は、本稿で取り上げた情報を見やすく整理したものです。初日の上演を踏まえ、両作はそれぞれの制作方針と美術的アプローチを通じて新国立劇場バレエ団の表現の幅を示しています。報道としては公演の日時、スタッフ情報、撮影クレジット、公式窓口のリンクを正確に伝えることを重視しました。