健康経営21 育児と仕事の両立eラーニング開講
ベストカレンダー編集部
2026年7月2日 15:56
育児と仕事の両立講座開講
開催日:7月2日
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共働き社会における教材の位置づけと開講の背景
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、2026年7月より「健康経営®21 育児と仕事の両立・支援」と「セルフチェック21 育児と仕事の両立・支援」の2コースを、法人向けeラーニングライブラリの新ラインナップとして開講しました。プレスリリースは2026年7月2日13時00分に公開されています。
開発の背景には、共働き世帯の増加と、育児と仕事の両立に対する若年層の不安が明確にあります。総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)平均」では共働き世帯が1,300万世帯であり、専業主婦世帯の508万世帯の約2.6倍に達しています。また、厚生労働省の調査では若年層の72.2%が「仕事と育児の両立に不安がある」と回答しており、企業側の制度整備と並行して、従業員の理解促進を図る教育・啓発の必要性が高まっています。
法改正と企業の要請が教育コンテンツに与える影響
2025年4月から段階的に施行された改正「育児・介護休業法」は、育児期の柔軟な働き方を実現するための措置拡充や、個別周知・意向確認などを企業に求めています。この法改正は単に制度設計だけで完結せず、従業員が制度を理解し、主体的に活用できることが実効性の要件となります。
JMAMの新コースは、こうした社会的要請を受け、制度の理解に加えてライフステージ別の実務的な対応力や、育児経験をキャリア形成に繋げる視点の習得を目的に設計されています。学習を通じて従業員の不安軽減と職場における相互理解の促進を狙いとしています。
コースの構成と学習設計 ― 体系と想定時間
新たに開講された2コースは、対象や学習時間、監修者、カリキュラム構成が明確に定められています。どちらのコースもビジネスパーソン全般、育児中の社員、20代・30代の若手社員を主要な対象に想定しています。
学習時間設計は短時間で要点を押さえられる構成です。メインコースは想定学習時間30分、最短実行時間15分。セルフチェックは想定学習時間10分、最短実行時間3分となっており、業務の合間に取り組みやすい設計です。
「健康経営®21 育児と仕事の両立・支援」:狙いとカリキュラム
コースのねらいは、育児と仕事の両立に関する制度理解と、ライフステージごとの課題・対応の考え方を習得することです。無理のない両立や育児経験をキャリア形成に結び付ける知識を得ることを目的としています。
監修は大正大学 人間学部 人間科学科教授の池田 心豪氏。カリキュラムは以下の構成で、最終的に全10問のテスト(ランダム出題)で理解度を確認します。
- ① 育児と仕事の両立
- 両立の現状や基本的な考え方、職場でのコミュニケーションを含めた基礎知識。
- ② 両立のための支援制度
- 育児・介護休業法等の制度概要、企業が整備すべき運用上のポイント。
- ③ 各ライフステージでの両立のポイント
- 乳幼児期から学齢期まで、子どもの成長段階に応じた対応のヒント。
- ④ 職場・家庭での調整の進め方
- 関係者との調整方法、具体的な働き方の工夫事例。
- ⑤ 両立=成長視点で考えるキャリア形成
- 育児経験をキャリアに活かす考え方と実践例。
学習画面の例が用意されており、講義形式の説明と事例に基づくスキット形式の動画で理解を深める構成です。コース紹介ページは以下のURLで確認できます。
https://www.jmam.co.jp/hrm/course/elearning_lib/821.html
セルフチェックの役割と学習導線の工夫
「セルフチェック21 育児と仕事の両立・支援」は、10問の質問に答えることで育児と仕事の両立支援に関するリテラシーを自己診断するツールです。診断結果により理解の度合いや課題領域が可視化され、重点的に学ぶべき領域を特定したうえでメインコースへ導く仕組みになっています。
監修は同じく池田 心豪氏で、対象はビジネスパーソン全般、育児中の社員、20代・30代の若手社員です。想定学習時間は10分、最短実行時間は3分と短く設計されているため、受講前のエントリーポイントとして利用しやすい構成です。
セルフチェックの出力を学習に生かす流れ
セルフチェックの結果は理解度や課題を可視化するだけでなく、具体的にどの領域を深掘りすべきかの示唆を提供します。この診断→重点学習という導線により、受講者ごとの学習効率を高めることが期待されます。
コース紹介ページは以下で確認できます。受講することで、どの領域を優先して学ぶべきかが明確になるため、企業の集合学習や個別のキャリア支援プログラムにも組み込みやすい設計です。
https://www.jmam.co.jp/hrm/course/elearning_lib/800-021.html
eラーニングライブラリの提供体制と導入メリット
JMAMの「eラーニングライブラリ®」は、マルチデバイス対応の法人向け教育ツールで、オンラインでいつでも何度でも学べる点が特長です。コンプライアンスやハラスメント防止、階層別教育、法改正対応などの分野を含め、530コース以上(開発中コース含む)を提供しています。
導入実績は累計1.8万社以上、受講者は累計440万人以上(2025年9月時点)に達しており、導入企業の70%がガバナンス系コースを受講していることが示されています。学習コンテンツはスキット形式の動画、参考資料、レポート問題を組み合わせており、定着を図るための仕組みが実装されています。
管理機能と企業内活用の柔軟性
管理機能としては、自社で作成したコンテンツのアップロード、アンケート、受講履歴の一括管理などが可能です。これにより、単一コースの導入に留まらず、自社独自の教育ポータルとして運用することも想定されています。
選択できるライブラリは4つ(マネジメント、技術・技能、健康経営®、DX)で、目的に応じて組み合わせて導入できる柔軟性が確保されています。サービス詳細は以下のページで確認できます。
https://www.jmam.co.jp/hrm/service/dir/el-lib/
JMAMの背景と今回のコースの位置づけ(要点整理)
JMAMは1942年に設立された一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社して設立され、研修・通信教育などの人材育成支援、出版、手帳等の時間デザイン事業を主要事業としています。パーパスは「成長に、寄り添う。」で、個人や企業の成長支援を事業目的に掲げています。
今回の2コースは、健康経営®ライブラリの一環として、育児と仕事の両立に関する理解促進と実践的対応力の向上を図るものであり、企業の両立支援制度を実効性あるものとするための教育的補完を目的としています。以下に本稿で触れた主要点を表で整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2026年7月2日 13時00分(公開) |
| 提供者 | 株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM) |
| 開講時期 | 2026年7月より開講 |
| コース名(1) | 健康経営®21 育児と仕事の両立・支援 |
| ねらい(1) | 制度理解、ライフステージ別課題と対応、キャリア形成視点の習得 |
| 学習時間(1) | 想定学習時間 30分/最短実行時間 15分 |
| 監修(1) | 池田 心豪(大正大学 教授) |
| カリキュラム(1) | ①育児と仕事の両立 ②支援制度 ③ライフステージ別ポイント ④調整の進め方 ⑤両立とキャリア形成、テスト(全10問) |
| コース名(2) | セルフチェック21 育児と仕事の両立・支援 |
| ねらい(2) | 10問のセルフチェックで理解度・課題を可視化し、重点学習領域を明確化 |
| 学習時間(2) | 想定学習時間 10分/最短実行時間 3分 |
| 監修(2) | 池田 心豪(大正大学 教授) |
| 関連URL | https://www.jmam.co.jp/hrm/course/elearning_lib/821.html https://www.jmam.co.jp/hrm/course/elearning_lib/800-021.html |
| eラーニングライブラリの特徴 | マルチデバイス対応、530コース以上、導入企業1.8万社以上、累計受講者440万人以上(2025年9月時点) |
| 出典・参考 | 総務省「労働力調査(詳細集計)2024年平均」/厚生労働省 若年層意識調査(2025年)/育児・介護休業法 改正案(2025年施行分) |
以上の表は、本稿で紹介したコースの主要情報を整理したものです。育児と仕事の両立に関する制度理解と実践的な対応力の向上を目指す構成であり、短時間での学習完遂を想定した設計、セルフチェックによる学習導線の工夫、企業内での管理運用機能を併せて提供する点が特徴です。
提供元のJMAMは、研修・通信教育や出版、時間デザイン事業を通じて人材育成を支援してきた組織であり、本コースはその健康経営ライブラリの一環として、企業の両立支援施策を補完する教育コンテンツとして位置づけられます。