7月15日配布 コロコロ『コミックパスポート』白河全校へ
ベストカレンダー編集部
2026年7月1日 12:55
コミックパスポート配布
開催日:7月15日
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白河市内の小中学校に約4,000部を無償配布する「コミックパスポート」開始へ
小学館のプロジェクト「コロコロコミック研究所」は、白河市立図書館と連携し、子どもの読書体験と創造性育成を目的とした読書推進企画『コミックパスポート2026-2027』を、2026年7月中旬から白河市内の全ての小学校・中学校へ約4,000部を無償配布することを発表しました。配布は夏休み直前に行われ、学校を通じて児童・生徒へ届けられます。
この取り組みは出版社、自治体、教育委員会、公立図書館が連携する事業であり、スマートフォンの普及などによる娯楽の多様化を背景とする子どもの読書離れに対応することを狙いとしています。配布物は全128ページの冊子で、試し読みの収録と図書館を回るスタンプラリーを一体化した構成となっています。
- 配布開始時期: 2026年7月中旬(夏休み直前)
- 配布部数: 約4,000部(白河市内全小中学校宛)
- 協力団体: 株式会社小学館(コロコロコミック研究所)、白河市、白河市教育委員会、白河市立図書館(りぶらん)
- 関連サイト: https://www.corocorolab.com/
冊子の中身と楽しみ方:試し読み128ページとスタンプラリー
『コミックパスポート』は、見た目を本物のパスポートに見立てた装丁を採用し、子どもが自分専用の一冊として扱えるようプロフィール欄を設けた仕様です。冊子の本文は合計128ページで、試し読みと読後の導線を意識したページ構成が特徴です。
収録されるマンガは、小学生から中学生まで幅広く楽しめる5作品で、各作品の後には感想記入欄や学年別のおすすめブックリストを併載することで、マンガから一般書への興味を促す設計になっています。
- 収録作品(全5作品):
- なんと!でんぢゃらすじーさん
- ケシカスくん
- ミルモでポン!にゅ~
- エレモン
- 葬送のフリーレン
- ページ数: 128ページ(試し読みを中心とした構成)
- 付帯企画: 白河市内4図書館を巡るスタンプラリー台紙(裏表紙に設置)
スタンプラリーは白河市立図書館、本稿で後述する地域館の4か所をチェックポイントとし、達成者には『日本の歴史』『世界の歴史』などの書籍がプレゼントされる予定です。スタンプラリーは図書館来館の動機づけを意図しており、マンガを入口として幅広い読書へつなげる仕掛けとなっています。
白河市立図書館の現状とこの施策の背景
白河市立図書館は2011年に開館し、愛称を「りぶらん」とする施設です。JR白河駅から徒歩5分の立地にあり、総蔵書数は約32万7千冊。そのうち約3万冊がコミックで、蔵書の約1割を占めています。平日は600~800人、土日祝日は1,000人以上が来館する日もある図書館です。
一方で、白河市内の小中学生の図書館利用は伸び悩んでおり、市内の小中学生で1年間に1回以上図書館の本を借りた人数は全体の23.4%にとどまるという課題が明らかになっています。学校図書館の利用が活発になる中で、公立図書館の利用促進は地域的課題となっています。
- 図書館の特徴
- ティーンズコーナーや学習参考書の整備、移動図書館「ゆるりぶ」による巡回貸出(本、CD、DVD)など、地域の読書環境整備に取り組んでいます。市内には表郷図書館、大信図書館、東図書館の地域館が存在します。
- 利用状況の課題
- 児童・生徒の公立図書館利用率の低さ(年間借り入れ1回以上が23.4%)があり、来館動機づけが求められている状況です。
こうした現状を踏まえ、白河市立図書館側から「図書館の強みであるマンガを活かして来館数を増やしたい」との要望があり、コロコロコミック側が協力する形で本プロジェクトが実現しました。
関係者によるコメント
白河市立図書館 館長 中沢孝之は、白河の地域性に触れつつ、読書を生活に根付かせる意義を述べています。中沢館長は、マンガを通じて図書館で新たな世界の広がりを感じてほしいと語っています。
白河市長 鈴木和夫は、市として子どもたちが本の世界に触れることの重要性を説明し、公立図書館が学校図書館での読書経験を生涯にわたる習慣へとつなげる役割を担うことを期待するコメントを出しています。鈴木市長は、りぶらんの蔵書構成(約1割がマンガ)を活かして、図書館で過ごす時間の充実を図る考えを示しました。
『コロコロコミック研究所』所長 小林浩一は、子どもたちが自発的に「読んでみたい」と思えるきっかけづくりの重要性を強調し、図書館とマンガの接続によって読書の世界を広げる狙いを説明しています。小林所長は、子どもたちが次に読む本を考えながら図書館に通うような動機付けを目指すと述べています。
コロコロコミック研究所の歩みと今後の取材対応
コロコロコミック研究所は2024年7月号の創刊555号を契機に立ち上げられ、コロコロコミックの企画力と読者基盤を活かした地方創生やエデュテイメント分野のコラボレーションを進めています。コロコロコミック自体は1977年創刊で、平均月間発行部数は約30万部という規模を持ちます。
研究所のプロフィールとしては、地方創生の企画やふるさと納税返礼品のプロデュース、マンガ配信サービスの立ち上げなどに携わった実績が挙げられます。所長はYouTubeの公式認証資格を持ち、出版の枠を超えた価値創造に取り組む立場です。
- 取材案内
- 本件の取材・問い合わせは、まずコロコロコミック研究所窓口へ。『コミックパスポート』の現物確認、企画担当者へのインタビュー、誌面・装丁の撮影などに対応可能です。白河市立図書館や対象校での現地取材を希望する場合は、窓口で日程や内容を調整のうえ案内されます。ただし、図書館・学校の運営状況により取材の希望に沿えない場合があります。
- 参考リンク
- コロコロコミック研究所: https://www.corocorolab.com/
以上が『コミックパスポート2026-2027』の主な内容と背景、関係者のコメント、取材案内の概要です。以下の表は本記事で扱った主要事項を整理したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企画名 | コミックパスポート2026-2027 |
| 主催・協力 | 株式会社小学館(コロコロコミック研究所)、白河市、白河市教育委員会、白河市立図書館 |
| 配布時期 | 2026年7月中旬(夏休み直前) |
| 配布先/部数 | 白河市内全小中学校へ約4,000部を無償配布 |
| 冊子仕様 | 全128ページ、パスポート風の装丁、プロフィール欄、各作品の感想欄・学年別おすすめブックリスト併載 |
| 収録作品(5点) | なんと!でんぢゃらすじーさん、ケシカスくん、ミルモでポン!にゅ~、エレモン、葬送のフリーレン |
| スタンプラリー対象図書館 | 白河市立図書館、表郷図書館、大信図書館、東図書館(裏表紙が台紙) |
| 達成賞 | 『日本の歴史』『世界の歴史』などの書籍を予定 |
| 図書館の主な特徴 | 2011年開館、総蔵書約327,000冊、そのうち約30,000冊がコミック、移動図書館「ゆるりぶ」運行 |
| 注記 | 取材希望はコロコロコミック研究所窓口で調整。現地取材は施設運営状況により制約あり |
本稿は、公表されたプレスリリースの内容に基づいて、プロジェクトの目的、構成、関係者コメント、取材案内までを整理して伝えることを目的としています。