2027年ベオグラード万博 日本館、5/15開幕へ参加契約締結
ベストカレンダー編集部
2026年6月16日 16:13
ベオグラード万博日本館
開催期間:5月15日〜8月15日
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セルビア・ベオグラードで交わされた参加契約――署名式の経緯と当日の要点
経済産業省と日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2027年5月15日(土)から8月15日(日)までセルビア共和国ベオグラード市で開催される「2027年ベオグラード国際博覧会」(以下、ベオグラード万博)への日本館出展に向け、公式参加契約を締結しました。プレスリリースの発表日時は2026年6月16日 14時00分ですが、署名式自体は現地時間で2026年6月10日(水)14:00(CEST)にベオグラード市内のEXPO2027 PlayGroundにて実施されました。
署名式には、日本政府関係者、セルビア政府関係者、国際機関、メディア関係者など多数が出席し、両国代表による調印が行われました。会場では歓迎の挨拶や出展位置等の計画説明がなされ、正式な参加契約の締結がパートナーシップの節目であることが確認されました。
署名式の主要登壇者と役割
署名式にはセルビア側からラザレビッチ通商大臣兼博覧会政府代表が出席し、在セルビア日本大使館からは堤尚広特命全権大使が立ち合いとして臨席しました。日本側の署名者は吉村佐知子2027年ベオグラード国際博覧会陳列区域日本政府委員で、主催者側であるEXPO 2027 d.o.o. Belgradeとの間で公式参加契約書に署名しました。
当日の声明では、吉村政府委員が日本館のテーマを明確に発信し、文化的意義や国際的な役割について説明しました。セルビア側からは、開催準備の進捗や日本側との協力への感謝、地域や国際社会に残すレガシーに向けた意欲が示されました。
- 署名式日時:2026年6月10日(水)14:00(CEST)
- 会場:EXPO2027 PlayGround(ベオグラード市内)
- 主催:EXPO 2027 d.o.o. Belgrade
- 出席者の代表例:日本政府関係者、セルビア政府関係者、メディア関係者等
日本館のテーマと展示コンセプト――「ともにあそび つながる 日本のあそび心」
署名式で発表された日本館のコンセプトは、「ともにあそび つながる 日本のあそび心」です。今回の万博全体のテーマである「人類のためのあそび」と連動し、遊びを通じた創造性や多様な人々の交流・共創を促進する展示を展開するとしています。
声明では、国際社会における分断が深まる状況の中で、Play(あそび)を介して人々が協力し合い未来を築く重要性が強調され、あそびが分断を乗り越える力を持ち、人類共通の課題に普遍的な意義を与えうる旨が示されました。PRアンバサダーらによる文化発信も、このテーマを補完する役割を担います。
展示内容の方向性と意図
署名式に先立ち、参加者は万博会場の模型図を基に会場全体の基本計画や今後の建築予定について説明を受けました。展示の一部には「人類のためのあそび」を表現する試みが含まれており、遊びを通じて創造性を発揮する場や、多様な背景を持つ人々の交流を促すプログラムの導入が想定されています。
日本館は、文化的な体験を介して訪問者同士や訪問者と社会をつなぐ体験型のコンテンツを提示する方針です。これにより、日本ならではのあそびや技術、表現を国際来場者に伝えることが計画されています。
会場視察で確認された立地と工事の進捗状況
署名式の翌日、関係者一行は実際にベオグラード万博会場予定地を訪問し、日本館の建設予定地を含む会場全体の配置計画について説明を受けるとともに、建設状況を視察しました。EXPO 2027 d.o.o. Belgradeからは工事が計画に沿って着実に進捗している旨の報告がありましたが、完成には一定の期間を要する旨も説明がありました。
説明の中で、日本館の立地についてはVIPエントランスに近接し、周辺にはミーティングルームやイベントステージが設けられることから、来場者への発信や交流の機会を最大限に活用できる位置であると示されました。ロケーション面での利点が、来訪者動線やイベント連携の両面で期待されます。
吉村委員の視察に関する所見
視察に参加した吉村佐知子政府委員は、初めて日本館予定地を訪問した感想として「会場内でも非常に優れたロケーションである」と述べ、セルビアが国際的なハブとして重要な役割を果たしている点に言及しました。セルビア国内のみならず周辺諸国を含む多様な国・地域からの訪問を想定していることも示されました。
吉村委員は、日本館のテーマのもとで日本ならではの文化やあそびを通じて、人と人、人と社会をつなぐ体験を提供し、多くの来場者にその魅力を感じてもらう機会を創出する計画を説明しました。これにより、展示とプログラムの双方で訪問者の参加を促す設計が進められる見込みです。
PRアンバサダーによる文化発信と署名式後の関連イベント
日本館のPRアンバサダーとして、指揮者の志村健一氏が参加しました。志村氏は6月13日(土)にセルビア交響楽団を率いてEXPO2027 PlayGroundで特別コンサートを開催し、日本の音楽文化をセルビア側に発信しました。会場では日本館のPRも同時に行われ、万博開幕への期待が高まりました。
また、中島さち子氏による日本×セルビア文化交流イベントが6月15日(月)に実施され、山本能楽堂 x KURAGE Band による公演が6月16日(火)・17日(水)にNational Theatre in Belgrade(ベオグラード国立劇場)で開催されました。これらのイベントはいずれも日本とセルビアの文化的接続を促進する狙いを持ち、今後もアンバサダーは国内外で日本館をPRしていく予定です。
- 志村健一氏:6月13日(土)セルビア交響楽団 特別コンサート(EXPO2027 PlayGround)
- 中島さち子氏:6月15日(月)日本×セルビア文化交流イベント
- 山本能楽堂 x KURAGE Band:6月16日(火)、6月17日(水)National Theatre in Belgrade
主催者側の説明と今後の協力体制
EXPO 2027 d.o.o. Belgradeは、ベオグラード万博が南東欧地域およびセルビアにとって初めて開催される国際博覧会である点に触れ、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で得られた知見やベストプラクティスを活用して、地域社会および国際社会に価値あるレガシーを残す博覧会としたいと説明しました。
同社はこれまでの日本政府関係者との協力体制に対する謝意を示すとともに、今後も日本側・セルビア側が緊密に連携し、ベオグラード万博の成功に向けて取り組んでいく期待を表明しました。日本館の企画・施工・運営に関する調整は引き続き日セルビア両者で進められます。
署名式と関連情報の整理
以下の表は、本記事で取り上げた署名式および関連イベント、主要関係者、重要日時・地点等を整理したものです。署名式の要点とPR活動、会場の立地・進捗に関する説明を一目で参照できる形式でまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 万博開催期間 | 2027年5月15日(土)~2027年8月15日(日) |
| 署名式日時 | 2026年6月10日(水)14:00(CEST) |
| プレスリリース発表日時 | 2026年6月16日 14:00 |
| 署名式会場 | EXPO2027 PlayGround(ベオグラード市内) |
| 署名当事者 | 吉村佐知子(2027年ベオグラード国際博覧会陳列区域日本政府委員)とEXPO 2027 d.o.o. Belgrade |
| 立会人 | ラザレビッチ通商大臣(セルビア)、堤尚広特命全権大使(在セルビア日本大使館) |
| 日本館テーマ | 「ともにあそび つながる 日本のあそび心」 (万博テーマ:人類のためのあそび) |
| 会場の特徴 | 日本館はVIPエントランス近接、周辺にミーティングルームやイベントステージ配置予定。工事は計画に沿って進捗中だが完成までには期間を要する。 |
| PRアンバサダー等のイベント | 志村健一(指揮)6/13、 中島さち子 6/15、 山本能楽堂 x KURAGE Band 6/16・6/17(National Theatre in Belgrade) |
| 関連発表(出典) |
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本稿では、署名式の開催日時と発表日時、署名当事者、会場の立地と工事進捗、展示コンセプト、PRアンバサダーによる具体的なイベント日程および関係者の発言内容を整理しました。これらの情報は、ベオグラード万博における日本館の位置づけと準備状況を把握するための主要な事実を網羅しています。