7/15開幕 GPECでQFFが示す専用品種戦略
ベストカレンダー編集部
2026年6月16日 14:00
QFFのGPEC出展
開催期間:7月15日〜7月17日
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植物工場の収益性を品種で変える──QFFがGPEC2026で提示する新しい共同開発モデル
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(以下、QFF)は、2026年7月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイト 南1・2ホールで開催される「施設園芸・植物工場展2026(GPEC)」に出展します。ブース番号はG-21です。出展内容の中心は、QFFが独自に開発した中性子線を利用する非GMOの育種技術「中性子線スピーディ育種®」と、人工光型植物工場による高速スクリーニングを組み合わせた「植物工場専用品種」の共同開発モデルです。
GPECは施設園芸と植物工場を専門に扱う国内唯一の展示会であり、2026年は第9回開催になります。開催期間中は施設本体・資材、付帯設備・機器、生産管理機器・システム、流通・加工・包装など、関連する資材・技術・サービスが一堂に会します。事前来場登録制となっており、入場は無料です(来場登録ページ: https://www.tenjikai-uketsuke.com/form/gpec2026/visitor/)。
開催概要と来場方法
会期は2026年7月15日(水)~17日(金)、時間は各日10:00~17:00、会場は東京ビッグサイト 南1・2ホールです。主催は一般社団法人日本施設園芸協会。
来場には事前登録が必要で、公式ページ(https://www.gpec.jp/)および来場登録専用フォーム(上記URL)から申し込みます。QFFの展示は入場後すぐに確認できる小間番号G-21で、出展情報は出展者ページ(https://exhibitor.tenjikai-uketsuke.com/gpec2026/exhibitors/g0932552/)でも案内されています。
中性子線スピーディ育種®と植物工場専用品種の狙い
QFFが掲げるテーマは「植物工場の収益性を品種で変える。」です。植物工場が直面する光熱費の高さ、商品差別化の難しさ、生産性の課題、人件費の負担といった収益性課題に対し、設備や環境制御の改善だけでなく、作物そのものの品種改良で解決を図る点が今回の出展の特徴です。
具体的には、中性子線によって多様な変異を誘発し、人工光や温度、CO2、灌水など精密に制御される植物工場環境に対して反応しやすい特性を持つ品種を選抜・育成することで、環境制御技術の効果を最大化し、生産性と製品価値の両面で向上を図ります。
植物工場専用品種がめざす改良ポイント
QFFが目標とする品種特性は多岐にわたります。高温環境下での安定生育、コンパクトで収穫・管理が容易な草姿、生育速度の高速化による回転率向上、均一性の向上による歩留まり改善、糖度や食味、機能性成分の強化などです。
さらに、目的成分の生産性と栽培性を両立させることで、食品やバイオ素材、生食用作物まで幅広い用途での高付加価値化を目指します。植物工場事業者、種苗会社、食品・バイオ関連企業に対して共同開発パートナーを募ることも出展目的の一つです。
- 高温耐性で安定生育する品種
- 収穫・管理しやすい草姿(コンパクト化)
- 生育速度と均一性の向上(回転率向上)
- 糖度・食味・外観・栄養価の差別化
- 機能性成分(抗酸化物質など)の増強
- バイオファクトリー向けの目的成分生産性と栽培性の両立
技術詳細:中性子線スピーディ育種®と高速スクリーニング
QFFの「中性子線スピーディ育種®」は、中性子線を活用して植物や微生物に多様な突然変異を誘発することで新品種や新系統の探索を支援する技術です。点変異だけでなく欠失や挿入といった多様な変異タイプを誘発できる可能性があり、非GMOの手法である点が特長です。
中性子線による変異誘発は高い誘発力と生存率の両立を意図しており、有望な個体を確保しつつ初期探索を効率化します。これを人工光型植物工場の精密環境制御と高速栽培・スクリーニングと結びつけることで、短期間で特性検証を進める仕組みを構築しています。
開発プロセスとラボレベルのスピード
QFFの開発フローは、照射→選抜→評価を一体化したプロセスです。中性子線照射で多様な変異を発生させた後、人工光下での高速スクリーニングにより生育特性や品質を迅速に評価します。これにより、最短で1年というラボレベルのスピードで新系統の創出が可能だとしています(従来技術では3~5年以上かかるとされますが、品種登録までにはさらに収量性や市場性等の追加検証が必要です)。
本技術は遺伝子組換えや外来遺伝子導入を伴わないため、食品・農業・園芸・発酵・バイオものづくりの分野で実用化しやすい非GMO型の高速育種技術として期待されています。
- 主な技術要素
- 中性子線照射による多様な変異創出、人工光型植物工場での精密環境制御、高速スクリーニング
- 想定される適用分野
- 植物工場用作物、種苗開発、高付加価値素材の生産、微生物改良など
- 非GMOである点
- 遺伝子組換えを伴わない育種手法として、社会実装の観点での利点がある
出展情報、会社概要、問い合わせ先と展示で伝えるメッセージ
QFFはGPEC出展を通じて、植物工場という精密な生産基盤に対して「品種」側からの最適化を提案します。展示では技術概要に加えて共同開発の具体的なモデル、選抜・評価プロセス、既存品種の弱点をピンポイントで改良するアプローチなどを紹介します。
同社は植物工場事業者や種苗会社、食品・バイオ関連企業、研究機関、自治体などとの接点を広げ、共同開発パートナーを募集しています。出展に際してのQFF代表のコメントも紹介されており、植物工場の課題に対して品種改良という視点を併せる必要性が強調されています。
QFF 代表取締役CEO&CTO 菊池伯夫のコメント(要旨)
菊池氏は、植物工場は気候変動や食料供給の不安定化に対応する重要な生産基盤である一方、光熱費や生産性、差別化といった課題が存在すると述べています。これらの課題を解決するには設備や栽培技術だけでなく、植物工場に適した品種そのものの開発が不可欠であるとし、中性子線スピーディ育種®と高速スクリーニングの組み合わせにより専用品種開発を加速する考えを示しています。
出展を通じて志を同じくする企業や研究機関との共創を広げたいという意向が示されています。技術的な実装と産業展開の両面でパートナーを募る姿勢が明確です。
会社概要と問い合わせ先
以下はQFFの主要な企業情報と問い合わせ先です。展示や共同開発に関する問い合わせは、記載の担当まで行うことができます。
- 社名
- 株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)
- 所在地(水戸オフィス)
- 茨城県水戸市見川町2563-77 ルレーブ見川 2-101
- 代表取締役CEO
- 菊池伯夫
- 事業内容
- 中性子線スピーディ育種®を用いた植物・微生物改良、AI/ゲノム解析を活用した次世代品種・バイオ素材開発、環境・循環型産業への技術応用
- 設立
- 2018年7月
- HP
- https://qff.jp
- 本件問い合わせ先
- 株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ 担当:CMO 内藤 E-mail:shunsuke.naito@qff.jp Tel:03-6661-1611
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 施設園芸・植物工場展2026(GPEC) |
| 会期 | 2026年7月15日(水)~17日(金) 10:00~17:00 |
| 会場 | 東京ビッグサイト 南1・2ホール |
| QFFブース | G-21 |
| 来場方法 | 事前来場登録制(入場無料) 来場登録フォーム:https://www.tenjikai-uketsuke.com/form/gpec2026/visitor/ |
| 出展テーマ | 「植物工場の収益性を品種で変える。」 中性子線スピーディ育種®と高速スクリーニングによる植物工場専用品種の共同開発モデル |
| 主な紹介項目 | 中性子線スピーディ育種®の技術概要、共同開発モデル、多様な変異創出、人工光型植物工場による高速スクリーニング、照射・選抜・評価の一体化、ピンポイント改良、高温耐性・草姿・生育速度・均一性・品質向上、バイオファクトリー応用 |
| 技術の特徴 | 非GMO、短期(ラボレベルで最短1年)の新系統創出を目指す高速育種技術(従来は3~5年) |
| 共同開発パートナー募集先 | 植物工場事業者、種苗会社、食品・バイオ関連企業、研究機関、自治体 |
| 関連URL | GPEC公式:https://www.gpec.jp/ QFF出展者ページ:https://exhibitor.tenjikai-uketsuke.com/gpec2026/exhibitors/g0932552/ |
上記はGPEC2026でQFFが示す出展の要点と、技術・共同開発に関する情報の整理です。展示会場では中性子線育種の技術説明、人工光型植物工場を組み合わせた選抜・評価プロセス、共同開発の具体的な提案が紹介されます。関係者は事前登録のうえ、ブースG-21で詳細を確認できます。