6/26公開『メリリー・ウィー・ロール・アロング』劇場上映
ベストカレンダー編集部
2026年6月13日 12:13
『メリリー』劇場公開
開催日:6月26日
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ブロードウェイで再評価された名作が日本の劇場に戻る
2024年トニー賞で4部門を受賞したミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』が、映画版としてスクリーンに登場します。配給・発表はカルチャヴィル合同会社、発表日時は2026年6月13日12時00分となっています。作品はマリア・フリードマン演出による2023-2024年シーズンのブロードウェイ公演を撮影したもので、ハドソン劇場での興行記録を塗り替えた人気プロダクションを映像化したものです。
本作は、1981年初演時に評価が分かれた後、改訂を重ねて再演・復活を果たし、ブロードウェイで高い評価と多数の賞を獲得した経緯があります。原作はジョージ・S・カウフマンとモス・ハートの戯曲、脚本はジョージ・ファース、作曲・作詞はスティーヴン・ソンドハイムによる作品で、タイトル曲や「Old Friends」「Not a Day Goes By」「Good Thing Going」「Our Time」などの名曲がフィーチャーされています。
作品の出自と再評価の経緯
『メリリー・ウィー・ロール・アロング』は1981年にブロードウェイで初演されましたが、当初は失敗作と評され短期間で閉幕しました。しかし作曲家スティーヴン・ソンドハイム自身の思い入れや、作品の改訂を行った演出家らの手によって1994年の再演以降評価が上がり、特にマリア・フリードマンの演出版は2014年オリヴィエ賞受賞、そして2024年のトニー賞でミュージカル・リバイバル作品賞ほか計4部門を受賞しました。
今回の映像化はマリア・フリードマン演出のブロードウェイ版(2023-2024)を撮影したもので、舞台の臨場感に加えカメラで捉えられる表情や演出の細部を見ることができ、舞台観劇とは異なる視点で物語を追える構成になっています。
キャスト・制作クレジットと受賞歴
本作は実力派キャストと制作スタッフが揃った映像作品です。主演・助演にはトニー賞受賞者や映画で知られる俳優が名を連ね、演出・撮影・編集・装置や衣裳といったスタッフも舞台映像の信頼ある布陣となっています。
映画版の著作表示は「映画『メリリー・ウィー・ロール・アロング』© 2025 Now You Know Film LP」。2024年トニー賞受賞は、最優秀ミュージカル・リバイバル作品賞、最優秀主演男優賞(ジョナサン・グロフ)、最優秀助演男優賞(ダニエル・ラドクリフ)、最優秀編曲賞(ジョナサン・チュニック)です。
主要キャストと制作陣
出演・制作の主なクレジットは以下の通りです。出演者やスタッフは舞台経験に富む実力派が中心です。
- 出演:ダニエル・ラドクリフ(チャーリー・クリンガス役)、ジョナサン・グロフ(フランクリン・シェパード役)、リンゼイ・メンデス(メアリー・フリン役)、クリスタル・ジョイ・ブラウン(ガッシー・カーネギー役)、ケイティ・ローズ・クラーク(ベス・シェパード役)、レグ・ロジャース(ジョー・ジョセフソン役)
- 演出:マリア・フリードマン
- 作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム
- 脚本:ジョージ・ファース
- 原作戯曲:ジョージ・S・カウフマン、モス・ハート
- 撮影:サム・レヴィ(『レディ・バード』『フランシス・ハ』)
- 編集:スペンサー・アヴェリック(『グローリー/明日への行進』)
- 装置・衣裳:スートラ・ギルモア(NTLive『シラノ・ド・ベルジュラック』)
- 日本語字幕:チオキ真理、字幕監修:常田景子
- 上映時間:2時間25分
- 撮影時期・場所:2024年6月 ハドソン劇場
受賞歴
2024年トニー賞での受賞は本作の再評価を象徴しています。受賞部門は以下の4つです。
- 最優秀ミュージカル・リバイバル作品賞
- 最優秀主演男優賞(ジョナサン・グロフ)
- 最優秀助演男優賞(ダニエル・ラドクリフ)
- 最優秀編曲賞(ジョナサン・チュニック)
劇場公開スケジュールと鑑賞情報
映画は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで順次公開されます。公開は各劇場とも期間限定のため、スケジュールを確認の上での鑑賞が推奨されます。鑑賞料金は一般3,000円、学生・障がい者2,500円です。
日本劇場公開の公式ページは以下のURLです。詳細な劇場スケジュールや座席販売情報は公式ページで確認できます。https://www.culture-ville.jp/mwra
上映劇場(全国一覧・期間情報を含む)
以下は日本国内での上映館と期間の一覧です。表記は記事中の情報をすべて含み、いずれも期間限定の上映を前提とした記載となっています。
- 北海道:札幌シネマフロンティア 7/10(金)~7/16(木)、イオンシネマ江別 7/10(金)~7/16(木)
- 東京:TOHOシネマズ 日比谷 6/26(金)〜、TOHOシネマズ 池袋 6/26(金)〜、109シネマズプレミアム新宿 7/10(金)~
- 神奈川:ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい 7/10(金)〜、109シネマズ港北 7/10(金)~、109シネマズゆめが丘 7/10(金)~、109シネマズ湘南 7/10(金)~、川崎市アートセンター 7/18(土)~
- 茨城:MOVIXつくば 7/10(金)~7/16(木)
- 群馬:MOVIX伊勢崎 7/10(金)~7/16(木)
- 埼玉:MOVIX川口 7/10(金)~7/16(木)、イオンシネマ浦和美園 7/10(金)~7/16(木)、109シネマズ菖蒲 7/10(金)~
- 千葉:MOVIX柏の葉 7/10(金)~7/16(木)
- 栃木:小山シネマロブレ 7/24(金)〜
- 岩手:中央映画劇場 6/26(金)〜
- 新潟:ユナイテッド・シネマ新潟 7/10(金)~
- 富山:ほとり座 順次公開
- 石川:イオンシネマ金沢 7/10(金)~7/16(木)
- 福井:テアトルサンク 6/26(金)〜
- 長野:長野グランドシネマズ 6/26(金)〜
- 静岡:静岡シネ・ギャラリー 順次公開
- 愛知:ミッドランドスクエア シネマ 7/10(金)~7/16(木)、ミッドランドシネマ名古屋空港 7/10(金)〜7/23(木)、イオンシネマ名古屋茶屋 7/10(金)~7/16(木)、イオンシネマ常滑 7/10(金)~7/16(木)、イオンシネマ豊田Kitara 7/10(金)~7/16(木)
- 三重:109シネマズ四日市 7/10(金)~、109シネマズ明和 7/10(金)~
- 岐阜:イオンシネマ各務原 7/10(金)~7/16(木)
- 滋賀:イオンシネマ草津 7/10(金)~7/16(木)
- 大阪:大阪ステーションシティシネマ 6/26(金)〜、109シネマズ箕面 7/10(金)~
- 京都:京都シネマ 7/10(金)~7/16(木)
- 兵庫:イオンシネマ加古川 7/10(金)~7/16(木)、109シネマズHAT神戸 7/10(金)~
- 奈良:ユナイテッド・シネマ橿原 7/10(金)~
- 徳島:ufotable CINEMA 7/31(金)~8/6(木)
- 岡山:シネマ・クレール丸の内 順次公開
- 福岡:ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 7/10(金)〜
- 熊本:熊本ピカデリー 7/10(金)~7/16(木)
- 鹿児島:ガーデンズシネマ 7/12(日)、7/18(土)、7/27(月)(3日間限定上映)
- 沖縄:桜坂劇場 7/11(土)〜24(金)
推薦コメントの全文と翻訳監修者の視点
公開に先立ち、ミュージカルを愛する著名人からの推薦コメントが寄せられています。ここでは第二弾として発表された大竹しのぶ、井上芳雄、萩尾瞳の各氏からのコメント全文を掲載します。第一弾のコメントもあわせて全文を掲載し、作品理解に役立つ翻訳・字幕監修者の見解も紹介します。
推薦コメントは作品の感触や演出、楽曲、演技に対する評価を詳細に伝えており、舞台としての必然性や映像化の意義に触れています。以下に順不同・敬称略で全てのコメントを掲載します。
推薦コメント(第二弾)— 大竹しのぶ、井上芳雄、萩尾瞳
大竹しのぶ(俳優)のコメント全文:
一瞬も目が離せない。
音楽は勿論、役者の台詞、その表情全てから。これは確か舞台だったはずと何度も思ってしまう。そこに本当に生きている人間が見えてくる。なんてすごいんだ。
ソンドハイムの音楽は本当に素晴らしく、そして彼の音楽をとことん理解しているマリアだからこそ、これほど繊細に創れたのであろう。またこの作品の持つテーマも素晴らしい。
青春、夢、生き方の選択、別れ、諦め、そして友情、誰もが胸の奥底にあるであろう切ない思い、それらが音楽と共に観る者の胸に迫ってくる。勿論、笑いも交えながら。
あー、楽しかった!あー、よかった!
海の向こうにいるマリアに、そして今は空の上にいるソンドハイムに、私は思い切り拍手をした。
井上芳雄(俳優)のコメント全文:
ミュージカルオタクを公言している身としてはお恥ずかしい限りなのですが、この作品をしっかり見たのは初めてでした。そして、とてつもなく面白かった!
ソンドハイム作品の凄さがやっと等身大で感じられる自分になったことも感慨深いのですが、それ以上にこの最新ブロードウェイ版の、ミュージカルとしての素晴らしさに打ちのめされました。映像にして下さって、本当にありがとうと言いたい!
時間を遡っていくという構成の巧さ。それ故シーンが進むごとにその場面自体とは裏腹に、切なさが増していくという初めての体験。それぞれの人物に歌う理由があるから歌い出す、ミュージカルとしての自然な流れ。名声か信念かという、我が身にも突き刺さる正解のない問い。君と僕、の間に、あるものとないもの。
この物語がミュージカルである必然性を痛いくらいに感じて、ソンドハイムが遺してくれたものの大きさを思い知ります。
萩尾瞳(映画・演劇評論家)のコメント全文:
かつて心を結びながら今はバラバラになった3人。彼らが歩んだ20年間を、時間をさかのぼりつつ描く構造が粋だ。逆行するドラマから人生のほろ苦さ、切なさがじんわり広がり、けれど、原点に戻るラストが胸に優しい灯かりをともす、素敵な作品。時間の流れを繋ぐタイトル曲や絆を歌う『Our Time』など魅力的な楽曲は、巨匠ソンドハイムの作詞・作曲。この作品の主演でトニー賞を受賞したダニエル・ラドクリフの演技も見ものだ。
推薦コメント(第一弾)— 霧矢大夢、望海風斗、堤広志 他
第一弾の推薦コメントも全文を掲載します。各氏とも作品の構造や楽曲、演技に高い評価を与えています。
霧矢大夢(俳優)のコメント全文:
ショービズ界での成功を夢見る若きフランク、チャールズ、メアリーの3人の揺るぎない友情が、様々に、複雑に変化し、そして…
「陽気に、進んで(転がって)行く」というタイトルに反して、綺麗事では済まされない人生のほろ苦さが、ソンドハイムの美しい音楽と共に、たっぷりな皮肉を込めて押し寄せます。
現在から過去への逆行も鮮やかで、より切なさを盛り立てます。とにかく役者の皆様の熱演が凄ましいです!必見の舞台です!
望海風斗(俳優)のコメント全文:
ソンドハイムの複雑に絡み合いながらもどこか陽気にも感じる楽曲と、素晴らしい俳優の皆さんのパフォーマンスに、映像であることを忘れるくらい没入していました。
3人(や周りの人たち)の20年間を現在から遡っていくという”逆再生ミュージカル”。現在の彼らを知ってしまっているからこそ、過去のやり取りや笑顔に胸が痛み、それぞれの思いをより鮮烈に感じました。
5年前に日本で観劇していたので、今回は答え合わせのように観ることが出来たのも嬉しかったです。
トニー賞で数々の賞を受賞した作品を日本の映画館で観られる貴重な機会です!是非お見逃しなく!
堤広志(舞台評論家)のコメント全文:
1981年の初演で失敗作とされた本作が、英国の演劇人マリア・フリードマンの演出により「奇跡のリバイバル」となった。
ソンドハイムと親交のあったフリードマンは、1992年英国公演でメアリー役を演じ、以後も脚本を改訂してリバイバル版を演出、2014年オリヴィエ賞を受賞している。さらにソンドハイムの遺志を継いでブロードウェイでの再演をはたし、2024年トニー賞4部門を受賞した。
物語は、友情関係の破綻した現在から時代を20年遡り、人生の哀切と青春の素晴らしさを歌う。現実では、英米の海を超えた友情が約40年の時を経てブロードウェイの至宝を甦らせたのだ。
日本語字幕と翻訳監修の視点
日本語字幕監修の常田景子氏(翻訳家)からのコメントも公開されています。常田氏は本作の歴史的経緯や翻訳上演の背景に触れ、映像ならではの魅力について言及しています。
常田景子氏のコメント全文:
ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』は、1981年にニューヨークで初演されましたが、評判が良くなく、すぐに閉幕してしまったそうです。ソンドハイムにとって思い入れのある作品だったようで、その後、楽曲も含め大幅な書き直しを経て1994年にオフ・ブロードウェイとウエストエンドで再演され、好評を博し蘇りました。
日本での翻訳上演としては、2013年の宮本亜門氏演出が初演で、2021年には、今回映像化されたのと同じマリア・フリードマン氏演出で上演されています。今回の映像は登場人物の表情をより克明に見ることができて、舞台上演を生で見るのとはまた別の面白さもあります。
人生の岐路とか転機などと意識しなくても、誰しも今とは違う人生を送っていた可能性があります。それは自分の選択だけではなく、周囲の人々の行為や偶然の積み重ねにもよるわけですが、そんな人生の妙味や不思議さに改めて深く感じ入りました。
要点のまとめ
本稿では、映画版『メリリー・ウィー・ロール・アロング』の作品背景、キャスト・制作クレジット、トニー賞受賞歴、上映情報、推薦コメントおよび翻訳監修者の視点を網羅しました。以下の表は主要な事実を整理したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | メリリー・ウィー・ロール・アロング |
| 公開日 | 6/26(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか公開(各劇場は期間限定公開) |
| 発表 | カルチャヴィル合同会社/2026年6月13日 12時00分 |
| 原作・脚本・作曲 | 原作戯曲:ジョージ・S・カウフマン、モス・ハート/脚本:ジョージ・ファース/作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム |
| 演出 | マリア・フリードマン(ブロードウェイ演出版を映像化) |
| 主要出演 | ダニエル・ラドクリフ、ジョナサン・グロフ、リンゼイ・メンデス、クリスタル・ジョイ・ブラウン、ケイティ・ローズ・クラーク、レグ・ロジャース |
| 撮影・編集・装置衣裳 | 撮影:サム・レヴィ/編集:スペンサー・アヴェリック/装置・衣裳:スートラ・ギルモア |
| トニー賞(2024) | 最優秀ミュージカル・リバイバル作品賞、最優秀主演男優賞(ジョナサン・グロフ)、最優秀助演男優賞(ダニエル・ラドクリフ)、最優秀編曲賞(ジョナサン・チュニック) |
| 上映時間 | 2時間25分 |
| 撮影時期・場所 | 2024年6月 ハドソン劇場 |
| 日本語字幕・監修 | 字幕:チオキ真理/字幕監修:常田景子 |
| 鑑賞料金 | 一般3,000円、学生・障がい者2,500円 |
| 公式HP | https://www.culture-ville.jp/mwra |
| 著作権表示 | © 2025 Now You Know Film LP |
上記は本作に関する主要な事実を整理したもので、本文中には全国の上映館と期間、推薦コメントの全文、制作スタッフや出演者のクレジット、字幕監修者のコメントなど、プレスリリースに含まれる全情報を記載しています。劇場ごとの公開期間は限定されているため、鑑賞を検討する際は公式サイトで最新のスケジュールを確認することを推奨します。