6月12日登壇 PQC移行の実務戦略を解説
ベストカレンダー編集部
2026年6月5日 20:47
PQC起動セッション
開催日:6月12日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
量子コンピュータの到来とポスト量子暗号(PQC)が問い直すセキュリティ
量子コンピュータの性能向上は近年急速に進んでおり、従来の公開鍵暗号であるRSAや楕円曲線暗号が将来的に解読されるリスクが現実的な課題となってきました。2024年に米国立標準技術研究所(NIST)がポスト量子暗号の標準アルゴリズムを正式公開して以降、政府や企業におけるPQC移行の準備が国際的に促進されています。
一方で、PQCの導入は単なるアルゴリズムの採択に留まらず、既存システムへの組み込みや機器・プロジェクトの運用面、組織体制の整備など多層的な課題をともないます。多くの現場担当者は「必要性は理解しているが、何から手を付けるべきか分からない」といった声を上げています。この記事では、その背景とPQC移行に関わるポイントを整理します。
PQC移行が必要とされる背景の詳細
量子脅威は対岸の火事ではなく、重要インフラや金融、医療などの分野で早急に対策を検討すべきフェーズに入っています。NISTの標準化の進展は、アルゴリズム選定に関する国際的な基盤を提供しましたが、実装や運用面の課題は依然として残っています。
具体的には以下の点が主要な検討項目です。これらは単一の技術解決で済むものではなく、組織横断的な対応が必要です。
- アルゴリズム選定と暗号アジリティの設計
- 既存インフラや機器の互換性・性能評価
- プロジェクト推進体制とスケジュール管理
- 実証(PoC)と段階的移行の方針決定
Interop Tokyo 2026で示される実装と移行戦略:FEAI-JPのセッション
Forward Edge-AI Japan株式会社(FEAI-JP)は、Interop Tokyo カンファレンス 2026において、最終日となる2026年6月12日(金)にセッション「PQC(ポスト量子暗号)の起動 in 2026 ~ 機器・システム・プロジェクトと業界最新動向 ~」に登壇します。セッションでは機器・システム・プロジェクトの各レイヤーから、PQCの実装状況と移行に向けた実務的な戦略を包括的に解説します。
本セッションはリアル開催後、アーカイブ配信も用意されており、会場参加が難しい場合でも確認できる仕組みが整えられています。以下にセッションの詳細を表形式で整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セッション名 | PQC(ポスト量子暗号)の起動 in 2026 ~ 機器・システム・プロジェクトと業界最新動向 ~ |
| セッションコード | YD3-01 |
| 日時 | 2026年6月12日(金)10:30〜11:50 |
| 会場 | Room YD(幕張メッセ 国際会議場1階) |
| 対象 | セキュリティ担当者、ネットワークエンジニア、IT戦略立案者、研究者など |
| 参加費 | 有料(要・事前登録) |
| アーカイブ配信 | あり(リアル開催後:2026年6月末〜2026年9月30日(水)17時まで) |
セッションで扱うテーマと構成
本セッションは、最新の技術標準化動向とPQCの実装・実証プロジェクトの現状を踏まえ、実務的な移行戦略を提示することを目的としています。アルゴリズム選定から既存システムへの適用、機器レベルでの実装上の留意点、プロジェクトマネジメントまで幅広く取り扱います。
セッション登壇者に関しては、案内文に「登壇者は、こちらから確認できます」との記載があり、詳細は主催側の最新版案内で確認することが推奨されています。アーカイブ視聴はマイページ経由でのオンライン視聴となります。
展示協力、イベント全体の構成と参加方法
FEAI-JPはセッション登壇に加えて、同展示会に出展するゲットワークス株式会社のブース(小間番号:7M32)にて展示協力を行います。展示ブースでは製品やソリューションの紹介が行われる予定で、会場での対話を通じて実装に関する具体的な相談も想定されています。
Interop Tokyo 2026全体の開催概要と参加方法は以下の通りです。展示会本体は無料(要事前申し込み)で、カンファレンスは有料の併催セミナーとなります。どちらも事前登録が必要です。
- イベント名
- Interop Tokyo 2026(展示会)および Interop Tokyo カンファレンス 2026(併催セミナー)
- 展示会開催期間
- 2026年6月10日(水)〜6月12日(金)10:00〜18:00(最終日のみ17:00終了)
- カンファレンス開催期間
- 2026年6月10日(水)〜6月12日(金)
- 開催場所
- 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1 国際展示場 展示ホール3〜8)、国際会議場1階
- 申し込み方法
- 展示会:イベントサイト(https://www.interop.jp/)にて登録。カンファレンス:イベントサイト(https://f2ff.jp/conf/2026/06)にて登録。
- 聴講受付締切
- 2026年6月12日(金)15時まで
展示とセッションの連携
展示協力とセッションは、現場レベルでの情報交換と実装に向けた議論を結びつける役割を果たします。FEAI-JPの出展協力により、カンファレンスで提示される方針や技術的示唆を展示ブースで補完する構成が想定されています。
展示ブース番号は7M32で、ゲットワークス株式会社の出展に対するFEAI-JPの協力という形で運営されます。会場での展示内容やデモの具体的な詳細はブースで案内されます。
Forward Edge-AIとForward Edge-AI Japanの立ち位置、提供予定サービス
Forward Edge-AI, Inc.(米国)は政府、防衛、重要インフラ向けにAI主導のサイバーセキュリティと耐量子技術を提供する企業で、主力プラットフォームIsidore Quantum®は実運用環境向けに設計された耐量子保護を提供します。会社概要は以下の通りです。
FEAI-JPは米国のForward Edge-AI, Inc.と株式会社アクリートの合弁会社として設立され、国内でのPQCやAIセキュリティ技術の展開を担います。今後の活動予定としてアセスメントサービスや技術トレーニングプログラムの拡充を計画しています。
| 法人 | 要点 |
|---|---|
| Forward Edge-AI, Inc. | 設立:2019年9月、所在地:San Antonio, TX 78255, USA、代表:CEO Eric Adolphe、主力製品:Isidore Quantum®、Website:https://forwardedge.ai |
| Forward Edge-AI Japan株式会社 | 設立:2025年11月、本社:東京都千代田区神田小川町、代表取締役社長:株本 幸二、合弁相手:株式会社アクリート(証券コード:4395)、Website:https://www.forwardedge-ai.jp |
提供予定サービスの具体的内容
FEAI-JPは、PQC移行支援として以下のサービスを強化する計画です。これらは企業ごとのリスクプロファイルや既存資産の状況に応じた段階的な支援を想定しています。
- アセスメントサービス:現行環境の暗号使用状況やリスク評価、移行優先度の判定
- 技術トレーニングプログラム:担当者向けの実務トレーニングと導入ガイドライン
- コンサルティング・技術支援:実装支援、PoC支援、周辺機器やシステム改修の助言
これらのサービスは、国内企業がスムーズにPQC移行を実現するための実務的な支援を狙ったものです。
要点の整理と重要な日程・情報の一覧
以下に本記事で触れた重要な情報を表にまとめ、要点を整理します。イベント参加やアーカイブ視聴、問い合わせなどを検討する際の参照としてご活用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セッション名 | PQC(ポスト量子暗号)の起動 in 2026 ~ 機器・システム・プロジェクトと業界最新動向 ~ |
| セッションコード | YD3-01 |
| 登壇日時 | 2026年6月12日(金)10:30〜11:50 |
| 会場 | Room YD(幕張メッセ 国際会議場1階) |
| アーカイブ配信期間 | リアル開催後:2026年6月末〜2026年9月30日(水)17時まで(マイページより視聴) |
| 展示協力 | ゲットワークス株式会社ブース 小間番号:7M32(FEAI-JPによる展示協力) |
| イベント開催期間(展示) | 2026年6月10日〜6月12日(展示時間:10:00〜18:00、最終日のみ17:00終了) |
| 申し込み | 展示会:https://www.interop.jp/、カンファレンス:https://f2ff.jp/conf/2026/06(事前登録必須) |
| 主催 | Interop Tokyo 実行委員会 / Interop Tokyo カンファレンス プログラム委員会 |
| FEAI-JP 会社概要 | 設立:2025年11月、本社:東京都千代田区、代表:株本 幸二、Website:https://www.forwardedge-ai.jp |
| 原社(米国) | Forward Edge-AI, Inc. 設立:2019年9月、所在地:San Antonio, TX、Website:https://forwardedge.ai |
本稿は、Interop Tokyo カンファレンス 2026におけるFEAI-JPの登壇と展示協力の内容、PQC移行に関する背景情報、並びにFEAI-JPおよびForward Edge-AIの提供予定サービスを整理したものです。セッションの詳細や登壇者情報は主催側の最新案内をご確認ください。