6月13日開幕|カフェ発の芸術展、三菱一号館で130点
ベストカレンダー編集部
2026年6月5日 12:42
カフェに集う芸術家展
開催期間:6月13日〜9月23日
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カフェが生んだ芸術――展の趣旨と会期概要
19世紀後半のパリでは、カフェ、キャバレー、ダンスホールといった飲食や社交の場が、芸術家たちの交流と創作の中枢となりました。本展は、そのような“カフェ”という空間から生まれた芸術の広がりを、印象派の画家たちからゴッホ、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、ピカソまでの作品を通じてたどる展示です。
会期は2026年6月13日(土)~9月23日(水・祝)
当時のカフェは単にくつろぐ場ではなく、議論と交流の場であり、サロン中心の美術界からの脱却や大衆との接点を作り出す役割を果たしました。こうした文化史的背景が、本展の主題を支えています。
会場へのアクセス情報や館の開館方針、年に数回行われる企画展の運営体制などは三菱一号館美術館の案内に準じます。JR東京駅から徒歩約5分という立地も合わせて案内されています。
ロートレックと料理――レシピ付き鑑賞券の背景と内容
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864–1901)は画家として知られる一方で、美食家・料理好きとしての一面も伝わっています。ロートレックは親友のモーリス・ジョワイヤンとともに多数のレシピを残し、これらはロートレックの死後にジョワイヤンが編纂し、1930年に『La Cuisine de Monsieur Momo(独身モモ氏の料理法)』として刊行されました。
三菱一号館美術館では本展の関連アイテムとして、原著から19世紀当時のレシピの一部を抄訳し冊子化したレシピ付き鑑賞券を制作・販売します。本冊子は、当時の食文化や生活様式が伝わる資料であると同時に、ロートレックの自由な発想と食への関心を知る読み物としても設計されています。
以下のポイントが本冊子の主要構成要素です。これらは冊子本文に反映され、鑑賞券購入者に提供されます。
- 8点のレシピ抜粋:『La Cuisine de Monsieur Momo』から8つのレシピを抄訳し、ロートレック作品を挿絵としてレイアウト。
- 《シルヴァヌスのメニューカード》の掲載:ロートレックの友人や親戚を祝う宴のためにごく少数刷られたメニューカード(当館所蔵)を掲載し、コース内容やワインリストを原資料として紹介。
- 薬味一覧:薬味を好んだとされるロートレックのおすすめ薬味一覧を掲載し、彼の料理嗜好と腕前の一端を示す。
上記の要素は、当時の食文化やロートレックの人物像を補完する資料として冊子全体の構成に組み込まれています。
冊子のデザイン方針と仕様
今回決定した冊子デザインは、19世紀末の風情とロートレック自身のグラフィック性を両立させることを意図しています。表紙や中面にはロートレック作品の挿絵を配し、タブロイド紙のような造本感を出すことで当時の印刷物の雰囲気を伝えます。
実際の仕様は以下の通りです。仕様は購入前に確認できるよう、明瞭に案内されています。
- サイズ
- A4サイズ(見開きA3サイズ)
- 頁数・色数
- 全10ページ、カラー
- 綴じ・包装
- タブロイド風・綴じないスクラム製本、OPP袋入り
この仕様は、保存性と展示関連グッズとしての体裁を両立させる意図で定められており、持ち帰りやコレクション性にも配慮されています。
購入方法・価格・受け取りの流れと留意点
レシピ付き鑑賞券は数量限定で販売されます。購入方法、販売期間、引取方法などは明確に定められており、購入希望者向けに手順が提示されています。
以下に価格・販売期間・受け取りに関する主要情報を整理します。日付や金額は正確に記載されていますので、購入前に照合してください。
- 前売券(レシピ付き)
- 2,600円(税込)/販売期間:~2026年6月12日(金)まで
- 当日券相当(レシピ付き鑑賞券)
- 2,800円(税込)/販売期間:2026年6月13日(土)~9月22日(火・休)
- 販売方法
- 三菱一号館美術館オンラインチケットサイトより購入
- 受け取り場所
- 三菱一号館美術館チケット窓口。※来館当日のみのお渡し。
- レシピ受け取り期間
- 2026年6月13日(土)~9月23日(水・祝)
- 備考
- 各券種とも数量限定。前売期間終了後は当日販売期間の料金が適用される点に注意。
購入から受け取りまでの基本的な流れは以下のとおりです。順を追って手続きを行うことで確実に受け取れます。
- 三菱一号館美術館のオンラインチケットサイトで希望日時のレシピ付きチケットを購入。
- 購入したチケットを保存し、当日来館する。
- チケット窓口で提示し、同時にレシピ冊子を受け取る(来館当日のみ配布)。
受け取りは来館当日のみであり、事前発送や会期外の引取は行われない点に留意してください。また、数量限定のため早期完売が予想されます。
収蔵品と三菱一号館美術館の位置づけ
三菱一号館美術館は2010年に東京・丸の内に開館し、ジョサイア・コンドル設計の1894年建築「三菱一号館」を忠実に復元した赤煉瓦の建物が特徴です。近代美術を中心に、19世紀後半から20世紀前半の企画展を年間約3回主題に据えています。
当館はロートレックに関して特筆すべきコレクションを所蔵しています。ロートレックが生前に手元で保有し、死後モーリス・ジョワイヤンに受け継がれた一大グラフィック・コレクションを含んでおり、今回の冊子掲載資料もその所蔵品に基づいています。
- 所蔵の《シルヴァヌスのメニューカード》:ロートレックの社交的側面や宴席のコース構成、ワインリストが分かる稀少資料。
- 館の展示方針:学芸員の興味に基づく小企画展を年3回行うなど、所蔵作品の活用を重視。
- 交通アクセス:JR東京駅から徒歩約5分。
これらは展覧会の資料的価値を高めると同時に、鑑賞者が19世紀末のパリにおける文化的文脈を理解する助けとなります。
情報の整理
以下の表は、本記事で触れた展覧会およびレシピ付き鑑賞券に関する主要事項を整理したものです。展示の趣旨、会期、冊子の仕様、価格や受け取りに関する日程を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | “カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで |
| 会期 | 2026年6月13日(土)~9月23日(水・祝) |
| 会場 | 三菱一号館美術館(東京・丸の内) |
| 出展点数 | 約130点(印象派、ゴッホ、ロートレック、ピカソ、カザス等を含む) |
| 主催 | 三菱一号館美術館、公益財団法人ひろしま美術館 |
| レシピ冊子仕様 | A4(見開きA3)、カラー、全10ページ、タブロイド風・綴じないスクラム製本、OPP袋入り |
| 冊子内容 | 『La Cuisine de Monsieur Momo』より8点の抄訳レシピ、所蔵の《シルヴァヌスのメニューカード》掲載、薬味一覧など |
| 価格(前売) | 2,600円(税込)/販売期間:~2026年6月12日(金) |
| 価格(会期中販売) | 2,800円(税込)/販売期間:2026年6月13日(土)~9月22日(火・休) |
| 購入方法 | 三菱一号館美術館オンラインチケットサイトより購入 |
| 受け取り方法 | 三菱一号館美術館チケット窓口で来館当日に受領(受け取り期間:2026年6月13日~9月23日) |
| 備考 | 各券種とも数量限定。前売期間終了後は当日料金が適用。 |
本稿では展覧会の主題と、三菱一号館美術館が提供するレシピ付き鑑賞券の内容・流通情報を正確に整理しました。展覧会の詳細やチケット購入に関する最新情報は展覧会サイト(https://mimt.jp/ex_sp/cafe/)で確認してください。