6月10日開幕|加賀九谷『青泉窯』復刻展と体験
ベストカレンダー編集部
2026年6月5日 10:01
加賀九谷 青泉窯展
開催期間:6月10日〜6月23日
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加賀九谷「青泉窯」が再び息を吹き返す—覚醒の白が示す復刻プロジェクト
株式会社阪急阪神百貨店は、休止状態にあった名窯「青泉窯」を再生するプロジェクトの一環として、加賀九谷の復刻展示イベント「加賀九谷『青泉窯』 ~ 覚醒の白~」を開催します。プレスリリースは2026年6月5日09時00分に発表され、会期は2026年6月10日(水)から6月23日(火)まで、場所は阪急うめだ本店7階のコトコトステージ71です。
本プロジェクトは、2014年から休止状態にあった青泉窯の過去資料と型を見直し、明治から昭和初期にかけて使用された型の修復を行い、現代の九谷焼作家がその型を用いて新たに制作した作品を披露することを柱としています。展覧会では、50年以上前に制作された貴重な当時の作品の展示販売も行われます。
プロジェクトの背景と目的
青泉窯に残る古い型はヒビや欠けが見られる状態でした。今回の再生プロジェクトではこれらを修復し、型打ち技法の形状の美しさを現代の技で復刻することで、古九谷に通じる造形美と白地を活かした九谷焼の可能性を改めて提示します。
展示は単なる美術品の提示にとどまらず、現代の暮らしに取り入れやすい器としての実用性も意識した構成です。復刻と現代作家の協働によって生まれた新作が、日常の食卓にどのように馴染むかを示す意図があります。
明治・昭和の型と現代作家の競演—展示内容と価格帯
会場では、修復された古い型を用いて現代の職人が制作した新作と、窯に眠っていた明治から昭和初期のオリジナル作品が並びます。古九谷の伝統的な造形と、白磁の余白を活かす意匠が特徴です。
展示品は美術的価値の高い古作と、現代の暮らしに合う新作の両方を含みます。販売価格の目安としては、9,900円〜、および13,200円〜といった価格帯が示されています。これらは品種や大きさ、制作手間によって変動します。
作品の特徴
復刻品は、古くからの「型打ち技法」による一定の形状を保ちながら、現代の彩色や釉薬の選択により日常使いしやすい意匠へと昇華されています。特に九谷焼特有の白地(白磁の地)を活かしたデザインは、料理を引き立てる器として設計されています。
一方、50年以上前に制作された古作は当時の技術と時代性を示す史料的価値を持ち、コレクションとしての側面を兼ね備えています。これらは展示販売され、購入者は伝統の一端を手に取ることができます。
- 展覧会名
- 加賀九谷「青泉窯」 ~ 覚醒の白~
- 会期
- 2026年6月10日(水)〜6月23日(火)
- 会場
- 阪急うめだ本店 7階 コトコトステージ71
- 主催
- 株式会社阪急阪神百貨店
体験で学ぶ九谷焼—タタラ体験と彩色体験の詳細
展示を見るだけでなく、実際に九谷焼の技と材料に触れられる体験型ワークショップが二種用意されています。いずれも作品は窯で焼き上げられ、約2カ月後に渡されるスケジュールとなっています。
ワークショップは事前予約が必要で、プレスリリース内の案内文では「ワークショップ詳細・ご予約は こちら>>」と案内されています。開催日時と内容は下記の通りです。
タタラ体験
タタラ体験では、九谷焼の原料である「花坂陶石」を用い、粘土を板状にのばして型に沿わせて成形する伝統的な技法を体験します。制作対象はオリジナル小皿または豆皿です。
開催日時は2026年6月11日(木)・12日(金)で、各日午前11時〜午前12時30分、午後2時〜午後3時30分の計2回設定されています。参加者は成形から手触り、厚みの調整など基本的な工程を学びます。
九谷焼彩色体験
彩色体験では、青泉窯に残された貴重な白磁を使用し、九谷焼特有の上絵の具で彩色を施します。彩色は塗った直後と焼成後で色味が変化するため、その変化も含めて楽しむことができます。
開催日時は2026年6月13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)で、各日午前11時〜午後1時、午後2時〜4時の回が設けられています。完成品は約2カ月後の焼き上がりで受け取りになります。
九谷焼を引き立てる日本各地の手仕事と販売情報
会場では九谷焼だけでなく、日々の食卓に合わせた日本各地の手仕事から選りすぐりの品も合わせて紹介されます。器と道具の組み合わせを通して九谷焼の見え方が変わる提案がなされています。
紹介される主な作り手・技法は以下の通りです。いずれも素材や技術が異なり、九谷焼と組み合わせたコーディネートが提示されます。
- 駿河竹千筋細工(静岡県)— 細い丸ひごを用いた繊細な竹製品。器を支え、見た目と使い勝手の両面で日常に馴染む道具。
- 松本克也— 鉄媒染による自然染色で古道具のような風合いのある木の器を制作する作家。
- Shiki(岐阜県)— 木地の制作から塗りまでを一貫して行う漆ブランド。折敷などが出品され、九谷焼の白地と対比する表情が提示される。
これらの道具は、買い求めやすい日用品から長く愛着を持てる工芸品まで幅広く揃います。阪急うめだ本店のリビング用品関連のInstagramでも売場情報が配信されており、案内文には https://www.instagram.com/hankyu_lifestyle_living/ のリンクが記載されています。
展示会の要点を整理した表
以下にこの記事で触れた主要な情報を表にまとめます。会期・会場・ワークショップ日時・価格帯など、来場や参加を検討する際に必要な情報を分かりやすく整理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 加賀九谷「青泉窯」 ~ 覚醒の白~ |
| 主催 | 株式会社阪急阪神百貨店 |
| プレスリリース発表日時 | 2026年6月5日 09:00 |
| 会期 | 2026年6月10日(水)〜6月23日(火) |
| 会場 | 阪急うめだ本店 7階 コトコトステージ71 |
| 展示内容 | 明治~昭和初期の型を修復して現代作家が復刻した新作、50年以上前の当時作品の展示販売 |
| 価格帯(目安) | 9,900円〜、13,200円〜(品種・大きさにより変動) |
| ワークショップ(タタラ体験) | 6月11日(木)・12日(金)、各日 11:00〜12:30 / 14:00〜15:30。花坂陶石を使用し小皿(または豆皿)を制作。約2カ月後に焼き上がり渡し。詳細・予約は案内に従う。 |
| ワークショップ(九谷焼彩色体験) | 6月13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)、各日 11:00〜13:00 / 14:00〜16:00。貴重な白磁に上絵の具で彩色。約2カ月後に焼き上がり渡し。詳細・予約は案内に従う。 |
| その他出品 | 駿河竹千筋細工、松本克也(木の器)、Shiki(漆の折敷)等、日本各地の手仕事の道具 |
| 関連情報配信 | 阪急うめだ本店 リビング用品 Instagram:https://www.instagram.com/hankyu_lifestyle_living/ |
この記事は、青泉窯復活プロジェクトの意図、展示と販売の内容、ワークショップの詳細、ならびに会場であわせて紹介される日本各地の手仕事に関する情報を整理して伝えました。展示は歴史的資料である古い型の修復と、現代の職人による再解釈が同時に提示される機会であり、九谷焼の伝統と現在の実用性がどのように結びつくかを確認できる構成になっています。