企業の垣根を越え広がるWe are Rainbow交流会レポ
ベストカレンダー編集部
2026年6月3日 14:35
We are Rainbow交流会
開催日:5月26日
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企業の垣根を越えて広がる「We are “Rainbow”」の取り組み
株式会社ファミリーマートは、2026年9月に迎える創立45周年を前に、「いちばんチャレンジ」を合言葉に、多様性を尊重する取り組みの一環としてキャンペーン「We are “Rainbow”」を企画しました。本キャンペーンは、企業内の取り組みにとどまらず、業界を越えた連携によって支援の輪を可視化することを目指しています。
この活動の皮切りとして、2026年5月26日(火)にコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、キリンビール株式会社、ブルックリンブルワリー・ジャパン株式会社、そしてファミリーマートの4社のALLY(アライ)社員が集まり、「We are “Rainbow” ミートアップ交流会」が開催されました。ALLY(アライ)は、当事者であるか否かにかかわらず、LGBTQへの理解と支援を積極的に行う人々を指す言葉です。
- 開催日時:2026年5月26日(火)16:00~18:00
- 開催場所:株式会社ファミリーマート 本社
- 参加者:コカ・コーラ ボトラーズジャパン、キリンビール、ブルックリンブルワリー・ジャパン、ファミリーマートのALLY社員 計42名
- キャンペーン協力企業:株式会社チェリオジャパン、クリート株式会社(順不同)
本ミートアップは、単なる商品企画や販促に留まらず、参加者同士が直接対話することで横の繋がりを生み、企業という枠組みを越えたALLY同士の協力関係を生み出すことを目的に開催されました。
映像上映と対話で深めた理解:ショートムービー「息子と呼ぶ日まで」
第1部では、トランスジェンダーの葛藤と家族の絆を描いたショートムービー「息子と呼ぶ日まで」が上映されました。上映後には監督の黒川鮎美氏と主演の合田貴将氏が登壇し、制作に込めた想いと演技に関するトークセッションが行われました。
黒川監督は、作品を通じて観る人それぞれが持つ「当たり前」や「普通」と向き合うことの重要性を語り、参加者は当事者が抱える困難や心の機微を自分事として受け止める対話を行いました。こうした対話は、ALLYとして正しく理解し寄り添うことの再確認につながり、「ありのままの自分を認めること」が組織や社会にとっての安心感に結びつくという認識を深めました。
上映後の質疑応答と参加者の反応
上映後のセッションでは、参加者からの質問やコメントが活発に交わされました。演者や監督による制作背景の説明は、当事者の表現と受け手の理解を橋渡しする役割を果たしました。
参加者からは「同じ志を持つ仲間が業界を越えてこれほど多くいることが心強い」「作品をきっかけに、自分にできる具体的なアクションを考えられた」といった声が寄せられ、映像と直接対話する場が感覚的な理解を深める契機となったことが確認されました。
6色の付箋で紡いだRainbow Wallと交流の場面
第2部ではワークショップを通して参加者自身が思いを書き表す取り組みが行われ、性の多様性を象徴する6色の付箋を用いて「Rainbow Wall」を作成しました。参加者は映画の感想や「一歩を踏み出すための決意」を付箋に記入し、会場に貼り合わせることで視覚的にも力強いメッセージをつくり上げました。
ワークショップ途中には、認定NPO法人ReBitの代表理事・薬師実芳氏が来場し、参加者へ挨拶を行いました。薬師氏による短いメッセージは、会場の温度をさらに高め、参加者同士の対話と連帯感を促進しました。
- ワークショップ内容:6色の付箋に感想・決意を記入し、Rainbow Wallを作成
- 来賓:認定NPO法人ReBit 代表理事 薬師実芳氏
- 交流会での様子:各社のレインボーデザイン商品や飲料を手に取りながらのリラックスした対話
交流会では、企業を越えたALLY同士の率直な意見交換が行われ、商品を通じたつながりや支援の輪を実感する機会となりました。参加者の中には、「商品を通じてつながる喜びを再確認できた」と振り返る声もあり、実務レベルでの協力関係の可能性が具体化していく契機にもなりました。
関係者の声
イベントには参加各社からのコメントが寄せられ、各社の考え方や取り組みが明確に伝わりました。以下に、プレスリリースで発表された各社のコメントを整理して掲載します。
- コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
- ファミリーマートとの3年前の連携開始以来、アライの輪が企業や業界の垣根を越えて広がっていることを歓迎するとし、社員の主体的な参加を評価しています。当社が掲げるミッション「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」を通じて、持続的な成長と企業価値向上に向けて取り組みを進めると述べています。
- キリンビール株式会社/ブルックリンブルワリー・ジャパン株式会社
- 「FOR ALL」のコンセプトである「The Stonewall Inn IPA」の発売を契機に本取り組みに参画したことを光栄に感じるとし、多様性推進に向けたオープンな姿勢を今後も維持し、志を同じくする企業と共に想いを広げていく考えを示しています。
- 株式会社チェリオジャパン(キャンペーン協力企業)
- ファミリーマートの「多様性への理解促進」という想いに賛同し、限定商品の展開を通じて理解が広がることを期待すると述べています。同社は、一人ひとりの個性が輝く社会の実現を目指してきた立場から、本キャンペーンに参加しています。
- クリート株式会社(キャンペーン協力企業)
- 昨年の参加経験を経てLGBTQについて学ぶ機会を得たことを振り返り、本イベントで発売される「レインボーキューブ」について、2色×3種の6色のグミを通じて「違いを知ること」や「認め合うことの大切さ」を伝えていきたいと述べています。
- 株式会社ファミリーマート
- レインボーデザインの商品提供に加えて、企業を越えたALLY同士の対話の場を持つことが意義深いとし、一社では届かない想いも対話を通じて社会のつながりとして育てていけるとしています。ファミリーマートは多様性を力に変えていく取り組みを継続する方針です。
イベント実施概要とファミリーマートの45周年に向けた取り組み
本節では、イベントの実施概要を整理するとともに、ファミリーマートが掲げる45周年に向けたスローガン「いちばんチャレンジ」について改めて紹介します。イベントは2026年5月26日16:00~18:00に同社本社で開催され、参加者は計42名のALLY社員でした。
ファミリーマートは2026年9月に創立45周年を迎えます。新スローガン「あなたのいちばんをたくさん作る『いちばんチャレンジ』」のもと、以下の領域を重視して活動を進めると明示しています。
- おいしい
- ちょっとおトク
- わくわく楽しい
- ステキが見つかる
- 革新的・最先端
- 環境にやさしい
- 働きたい
- 地域に愛される
これら8つの分野に基づき、コンビニの枠を超えたサービスや社会的価値の創出を目指すことが表明されています。45周年に向けた特設サイトは、ファミリーマートの公式サイトにて案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | We are “Rainbow” ミートアップ交流会 |
| 日時 | 2026年5月26日(火)16:00~18:00 |
| 場所 | 株式会社ファミリーマート 本社 |
| 参加企業(ALLY社員) | コカ・コーラ ボトラーズジャパン、キリンビール、ブルックリンブルワリー・ジャパン、ファミリーマート(計42名) |
| 協力企業 | 株式会社チェリオジャパン、クリート株式会社 |
| プログラム | 第1部:ショートムービー「息子と呼ぶ日まで」上映+監督・主演によるトークセッション 第2部:6色付箋によるワークショップ(Rainbow Wall作成)+交流会 |
最後に、本イベントは企業の垣根を越えたALLY同士の対話と連携を促す場として実施され、上映作品やワークショップ、企業担当者の発言を通じて、誰もが自分らしく活躍できる社会に向けた取り組みが具体化しつつあることを示しました。下の表に本記事で触れた主要情報を整理し、要点をまとめます。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| キャンペーン名 | We are “Rainbow” |
| 主催 | 株式会社ファミリーマート(協力:コカ・コーラ ボトラーズジャパン、キリンビール、ブルックリンブルワリー・ジャパン、チェリオ、クリート) |
| 目的 | 企業の垣根を越えたALLY同士の対話で支援の輪を広げ、誰もが自分らしく活躍できる社会を目指す |
| 主要プログラム | ショートムービー上映・監督/主演トーク、Rainbow Wall作成ワークショップ、交流会 |
| 参加者数 | ALLY社員 計42名 |
| 関連商品例 | The Stonewall Inn IPA(キリン/ブルックリン)、レインボーキューブ(クリート)など |
| ファミリーマートの取り組み背景 | 2026年9月の創立45周年に向けた「いちばんチャレンジ」スローガンの一環として、多様性推進を掲げる |
| 参考リンク | https://www.family.co.jp/(ファミリーマート公式サイト) |
この記事は、5月26日に開催された「We are “Rainbow” ミートアップ交流会」の内容を踏まえ、上映作品・ワークショップ・企業の声・ファミリーマートの45周年に向けた方針を整理してお伝えしました。イベントを通じて生まれた企業間の横の繋がりと、参加者一人ひとりの言葉が、今後の具体的な取り組みの礎となることが期待されます。