6月5日公開『アン・リー』とアン シェーカー展示を体感
ベストカレンダー編集部
2026年6月2日 14:55
『アン・リー』公開
開催日:6月5日
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映画と家具が重なり合った特別な試写会──シェーカーの思想を上映空間で体感する
株式会社東急レクリエーション(本社:東京都渋谷区、社長:木村 知郎)は、2026年5月27日(水)に「東急歌舞伎町タワー」内の109シネマズプレミアム新宿で、「サーチライトプレミア試写会-シネマラウンジ-vol.6 with The Conran Shop」を開催しました。本イベントでは、2026年6月5日(金)公開の映画『アン・リー/はじまりの物語』(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)を上映するにあたり、インテリアスタイリスト・石井佳苗さんを迎えたトーク付き特別試写会が実施されました。
本試写会は2026年5月27日に実施され、同日から10階メインラウンジでは期間限定の「アン シェーカー」シリーズ特別展示も開始。試写会と展示の双方を通して、シェーカーの思想とその美意識がどのように現代のデザインや暮らしに受け継がれているかを来場者が直に体感できる構成となっていました。
開催概要と演出のポイント
試写会は109シネマズプレミアム新宿のシアター7にて、『アン・リー/はじまりの物語』本編上映前に行われ、司会はライター・編集者の小柳帝さんが務めました。壇上にはザ・コンランショップと石井さんが共同開発した「アン シェーカー」シリーズの椅子が並び、石井さんと司会者がお互いに着席して会話を展開する形でトークが進行しました。
当日のステージ演出は、映画の描くシェーカーの世界観と一致させた設えがなされ、来場者は視覚的にも触覚的にもシェーカー思想の「秩序」「機能美」「簡素さ」を体感できる場になっていました。会場でのトークと展示、上映が一体となることで、作品理解を深める構成です。
- 開催日:2026年5月27日(水)
- 会場:109シネマズプレミアム新宿(東急歌舞伎町タワー内)
- イベント名:サーチライトプレミア試写会-シネマラウンジ-vol.6 with The Conran Shop
- ゲスト:インテリアスタイリスト 石井佳苗/司会:小柳帝
石井佳苗が語る「アン シェーカー」シリーズの誕生とハンコックで見た暮らし
石井佳苗さんは、ザ・コンランショップと共同でシェーカー家具を現代的に再解釈した「アン シェーカー」シリーズの開発に携わりました。きっかけは当時の社長・中原慎一郎氏とのやり取りで、シンプルで機能的なシェーカーの思想が、ザ・コンランショップ創設者テレンス・コンランの掲げる理念「プレーン、シンプル、ユースフル」と深く響き合ったことでした。
開発は福岡県大川市の家具産地を訪れ、広松木工とともに進められ、現代の暮らしに合う「シェーカースタイル」を目指して具現化されました。試写会当日は、シリーズの椅子が会場に並び、その座り心地や佇まいが映画の世界観と呼応していた点が示されました。
ハンコックシェーカービレッジでの体験
トーク後半で石井さんは、昨年訪れたアメリカの歴史的シェーカー集落「ハンコックシェーカービレッジ」での写真と体験を紹介しました。自給自足の農場、男女別の寄宿舎、白い食器が整然と並ぶ食堂、そして各部屋に備えられた「ペグ・レール」など、秩序と機能に貫かれた暮らしの佇まいを具体的に語りました。
石井さんは、現地で生まれたばかりの子豚に心が和んだエピソードや、籠やほうきに至るまで生活道具を手作りし、きちんと掛けて片づける習慣が暮らしの美しさにつながっているという視点を示しました。石井さんは「秩序を守ることが美しく暮らすことにつながる」と述べ、情報過多の現代でシェーカーの思想が再評価される理由を説明しました。
- 発案の背景:中原慎一郎氏とのやり取りから着想
- 開発地と協力:福岡県大川市、広松木工と共同開発
- 現地での学び:ハンコックでの秩序ある暮らしの観察
映画の印象と見どころ、展示・35㎜フィルム上映について
石井さんは試写後の第一印象を「びっくりしました」と語り、シェーカー家具に精通している自身であっても、教祖アン・リーの人物像についてはほとんど知らなかったと述べています。映画で描かれるアンのイギリス時代は従来の書籍ではあまり触れられていなかった壮絶な人生であり、「胸が締め付けられるようだった」と感想を述べました。
その苦難の連続が、アンがユートピア的コミュニティを築く原動力になったと理解できた点に共感が示されました。石井さんはまた、衣装に関して草木染めと手縫いが用いられている点や、俳優の背後に置かれたインテリアや生活道具の細部に注目するよう観客に促しました。
上映形式と展示の詳細
109シネマズプレミアム新宿では、本作を35㎜フィルムで上映する設備をシアター8に備え、フィルムならではの質感や空気感を届けています。35㎜フィルムでの上映は作品の時代背景を丁寧に描く本作に適した上映形式と位置づけられています。
さらに、10階メインラウンジでは2026年5月27日(水)から6月18日(木)まで、期間限定で「アン シェーカー」シリーズの家具と作品の特別展示を実施。劇中の世界観と共鳴するシェーカーの思想やデザインを実物の家具を通して体感でき、展示中のベンチには実際に座ることが可能です。
| 展示期間 | 2026年5月27日(水)〜2026年6月18日(木) |
|---|---|
| 展示場所 | 109シネマズプレミアム新宿 10階メインラウンジ |
| フィルム上映 | シアター8にて35㎜フィルム上映(109シネマズプレミアム新宿) |
| その他上映劇場 | 109シネマズ二子玉川(※35㎜フィルム上映はなし) |
登壇者プロフィールと109シネマズプレミアム新宿の特徴
試写会に登壇した石井佳苗さんと司会の小柳帝さんの略歴と、会場となった109シネマズプレミアム新宿の特徴を整理します。登壇者の経歴や会場の設備は、今回の試写会が提示したテーマと密接に関わっています。
- 石井佳苗
- インテリアスタイリスト。東京生まれ。カッシーナ・イクスシーに10年間勤務後に独立。雑誌、広告、テレビCMのスタイリング、モデルルームやカタログのディレクション、ショップVMD、講演、ポップアップショップ企画などを手がける。著書に『Love Customizer』『Heima 住まいの感覚を磨く9つのキーワード』など。2020年よりオンライン講座「Heima Home Design Lesson」主宰。Instagram:@kanaeishii_lc、オンライン講座:https://www.heimalesson.com/
- 小柳帝
- 1963年福岡県生まれ。編集・著作に「モンド・ミュージック」「ひとり」「ROVAのフレンチカルチャーA to Z」など。翻訳書多数。フランス語教室ROVAを主宰し、2026年春に27周年を迎えた。映画パンフレットや解説執筆の実績が多い。今回の司会は、雑誌『BRUTUS』での取材縁に由来する。
109シネマズプレミアム新宿は、2023年4月14日(金)に開業した東急歌舞伎町タワー9F・10Fに位置する新ブランドです。全席が一般的なシネコンの約2.3倍の大きさのプレミアムシートを採用し、全シアターに音響システム「SAION-SR EDITION-」を搭載しています。また、上映1時間前からチケット購入者のみが入室できるラウンジ、鑑賞前のポップコーンとドリンクのおかわり自由サービス「WELCOME CONCESSION」、ジャパニーズウイスキーやこだわりのフードを提供する「THE BAR」などの付加サービスを備えています。
以下に、本記事で取り上げた主要情報を表で整理します。上映日や展示期間、会場情報、登壇者などを一目で確認できる構成にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表 | 株式会社東急レクリエーション(発表日:2026年6月2日 12:00) |
| イベント名 | サーチライトプレミア試写会-シネマラウンジ-vol.6 with The Conran Shop(トーク付き特別試写会) |
| 開催日時 | 2026年5月27日(水)/本編上映前にトーク実施 |
| 会場 | 109シネマズプレミアム新宿(東急歌舞伎町タワー内) シアター7(トーク)、シアター8(35㎜フィルム上映設備あり)、10Fメインラウンジ(展示) |
| 展示期間 | 2026年5月27日(水)〜2026年6月18日(木) 「アン シェーカー」シリーズ 特別展示(ベンチに座ることが可能) |
| 上映作品 | 『アン・リー/はじまりの物語』(監督:モナ・ファストヴォールド、出演:アマンダ・セイフライド、ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)公開日:2026年6月5日(金) |
| 35㎜フィルム上映 | 109シネマズプレミアム新宿(シアター8)にて実施。109シネマズ二子玉川では実施なし。 |
| 登壇者 | 石井佳苗(インテリアスタイリスト)、小柳帝(司会/ライター・編集者) |
| 主催 | 株式会社東急レクリエーション |
| 関連リンク | 109シネマズプレミアム新宿公式、X:https://x.com/109_PREMIUM_SJ、Instagram:https://www.instagram.com/109cinemas_premium/ |
本記事では試写会の開催背景、石井佳苗さんによる「アン シェーカー」シリーズの開発経緯とハンコックでの観察、上映形式や展示の具体的な内容、会場の設備や登壇者プロフィールまでを網羅して整理しました。映画と家具双方の視点からシェーカーの思想を俯瞰することで、作品の理解を深めるための情報を提供しています。