6/17-19公開|『AIR SYNC』第2世代モデル初披露
ベストカレンダー編集部
2026年6月2日 14:09
第2世代モデル公開
開催期間:6月17日〜6月19日
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世界が認めた“着るシェルター”──『AIR SYNC』がA’ Design Awardでプラチナ賞を受賞
2026年4月、Fashion Curating Studio【ISHIKAWAYA】が開発した次世代冷却ウェア『AIR SYNC(エアシンク)』が、イタリアで開催された国際デザインコンペティション「A’ Design Award & Competition 2025-2026」安全服・個人用保護具部門において、全応募作品の上位0.6%にのみ授与される最高賞であるプラチナ賞を受賞しました。授賞式は2026年7月16日(木)、イタリア・コモで行われます。
受賞は単なるデザイン賞の獲得に留まらず、熱環境に対する機能性、着用時の安心感、そして産業用途から日常利用まで広く適用可能な「パーソナルな気候インフラ」としての構造的価値が国際的な審査で高く評価された結果です。
A’ Design Awardの位置づけと今回の評価ポイント
A’ Design Awardはイタリア・コモで開催される世界最大級かつ影響力の大きい国際デザインコンペティションです。プラチナ賞は卓越したデザイン、テクノロジー、創造性において全応募作品の上位0.6%に該当する作品にのみ与えられる最高の栄誉です。
審査において『AIR SYNC』は、見た目の美しさだけでなく、着用者の安全・快適性に直結する機能の完成度、特許技術に基づく冷却効果、そしてビジネスや生活の現場で実際に役立つ実用性が総合的に評価されました。
- 受賞:A’ Design Award & Competition 2025-2026 プラチナ賞(安全服・個人用保護具部門)
- 授賞式:2026年7月16日(イタリア・コモ)
- 受賞基準の要点:機能美、テクノロジーの革新性、社会的課題への貢献度
特許技術「VENTURI CORE」と物理的冷却の仕組み
『AIR SYNC』の中核となるのは、特許取得済みの内部構造「VENTURI CORE(ベンチュリ・コア)」(Patent No. 7814074)です。この技術は単純に風を送るだけではなく、空気の流れを設計することで、着用者の重要な部位へ効率的に冷気を導くことを目的としています。
具体的には、ベンチュリ効果を応用したトンネル構造により、頸動脈・脇下・背中中央などの熱を放出しやすい部位へ空気を誘導・加速します。これにより120秒で最大マイナス9度の冷却空間を実現し、断熱膨張効果と組み合わせることで、外気温40度の熱風を取り込んだ場合でも最大でマイナス9度の物理的冷却効果を発揮します。
機能とデザインの両立
従来のファン付きウェアは衣服が膨らみ動きを制限する問題がありました。『AIR SYNC』は伸縮しない気流トンネルを衣服の骨格に固定することで、どれだけ動いてもスリムなシルエットを維持します。この構造により、プロフェッショナルが日常業務や接客で着用しても見た目を損なわず機能を発揮します。
「Beauty Works(美は機能する)」を掲げる設計思想は、単なる外観の美しさではなく、機能から生まれる構造美を重視しています。これにより医療現場や商業・サービス業、スポーツやアウトドアなど幅広いシーンで活用可能です。
- 特許番号
- Patent No. 7814074(VENTURI CORE)
- 冷却性能
- 120秒で最大-9度の冷却空間を実現(外気40度の条件下でも最大-9度)
- 対象部位
- 頸動脈、脇下、背中中央など熱放散が有効な部位への誘導
素材選定、用途、そして事業の拡大計画
『AIR SYNC』は冷却機能だけでなく、過酷な環境下での耐久性・快適性を確保するためにマテリアルにも妥協がありません。アウターシェルには東レ株式会社の高機能防水透湿素材Dermizax™(ダーミザクス)を採用し、耐水圧20,000mm以上、優れた透湿性・防風性、ストレッチ性を備えています。これにより屋外作業や悪天候下でも着用者を保護します。
製品の想定利用シーンは多岐にわたります。接客業・サービス業など見た目と動きやすさが求められる現場、建設・物流などの屋外労働、医療現場、さらにはゴルフやテニス、キャンプといったレジャーまで、幅広い分野を対象としています。
社会課題と導入の意義
日本では例年、夏季の熱中症が深刻な問題となっており、年間で8万人以上が熱中症で救急搬送され、100人を超える死者が報告されています。屋外労働においては年間約3,000〜4,000件の労働災害が発生しており、これは国内のみならず世界的な課題でもあります。
従来のファン付きウェアは衣服の膨張やバッテリーの持続性不足が課題でしたが、『AIR SYNC』は高出力に頼らず気流設計で効率的に冷却することで、持続性と可動性を両立させる設計になっています。これにより、働く人の安全性向上と企業の労働環境改善に貢献します。
- 対象:接客業、物流、建設、医療、レジャーなど幅広い利用シーン
- 素材:Dermizax™(耐水圧20,000mm以上、透湿・防風・ストレッチ性)
- 社会的効用:熱中症リスク軽減、労働災害の抑止、従業員のモチベーション向上
組織体制、今後の展開と公表予定のプロジェクト
ISHIKAWAYAは2023年10月設立のクリエイティブスタジオ兼企業で、代表取締役・クリエイティブディレクターは石川 裕太氏です。今回のアワード評価を受け、2026年6月に本事業のグローバル展開と知財戦略を担う新会社として株式会社AIR SYNCを設立します。
また、2026年6月17〜19日に東京ビッグサイトで初公開される「第2世代モデル」では、宿泊施設、医療、飲食、警備、運輸など都市インフラを支えるプロフェッショナル領域をターゲットに、次世代冷却器AIR TURBINE(エアタービン)とコア・デバイスの自社開発版を発表予定です。これにより冷却性能と静音性をさらに向上させ、ハードウェア領域での技術的優位性を構築します。
既存の導入実績と大型案件との関係
すでに国内企業数社に対するオフィシャル・ユニフォームとしての納入実績があり、これを基盤に海外企業との共同開発・企画販売プロジェクトが本格稼働しています。ISHIKAWAYAの高いデザイン実装力は、2026年3月発表のライフスタイルストア「PLAZA」60周年記念ユニフォーム採用や、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)日本国政府出展事業の公式ユニフォーム設計といった国家・大手規模のプロジェクトで実証されています。
今後は知財(IP)ライセンスモデルと国内外での高付加価値なパートナーシップ展開を両輪とし、製造・在庫リスクを最小化しつつ次世代の安全インフラを提供する計画です。
- 新会社設立
- 株式会社AIR SYNC(設立予定:2026年6月)
- 次世代モデル公開
- 2026年6月17〜19日(東京ビッグサイト)
- 主要プロジェクト実績
- PLAZA 60周年記念ユニフォーム(2026年3月発表)、GREEN×EXPO 2027公式ユニフォーム設計(予定)
以下に、本記事の要点を表形式で整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受賞 | A’ Design Award & Competition 2025-2026 プラチナ賞(安全服・個人用保護具部門) |
| 授賞式 | 2026年7月16日(イタリア・コモ) |
| 製品名 | AIR SYNC(エアシンク) |
| 特許・コア技術 | VENTURI CORE(ベンチュリ・コア) Patent No. 7814074 |
| 冷却性能 | 120秒で最大-9度(外気40度でも最大-9度の物理的冷却効果) |
| 素材 | 東レ Dermizax™(耐水圧20,000mm以上、透湿・防風・ストレッチ性) |
| 展示・公開 | 第2世代モデル公開:2026年6月17~19日(東京ビッグサイト) |
| 新会社設立 | 株式会社AIR SYNC(2026年6月設立予定) |
| 導入実績・大型案件 | PLAZA 60周年ユニフォーム採用(2026年3月)、GREEN×EXPO 2027公式ユニフォーム設計(予定) |
| 企業名・所在地 | 株式会社ISHIKAWAYA(本社:東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 ガーデンプレイスグラススクエアB1 FB-34/デザインラボ:東京都目黒区三田2-9-13 TAS目黒三田レジデンス204) |
| 代表者 | 石川 裕太(クリエイティブディレクター/代表取締役) |
| 設立 | 2023年10月 |
| URL / 問い合わせ | https://fashioncuratingstudio.com / 問い合わせ:nao@ishikawaya.site |
本稿では、ISHIKAWAYAが発表したプレスリリースの情報を基に『AIR SYNC』の受賞理由、技術概要、素材選定、社会的意義、事業展開の計画および企業情報を整理して伝えた。特許技術や実使用を見据えた設計により、今後も国内外での導入拡大とパートナーシップ構築が進められる計画であることが示されている。