Oisix、社食・学食を広告化—全国1,000拠点で本格展開
ベストカレンダー編集部
2026年6月2日 12:25
社食・学食広告化本格展開
開催日:6月2日
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社食・学食を“メディア”に変える取り組み――全国1,000拠点、1日約16万食のスケール
オイシックス・ラ・大地株式会社は、商品の認知から流通拡大までを支援するリテールメディア「Oisix Retail ADs」において、社食・学食を活用したオフライン広告ソリューション「社食・学食リアルプロモーションメディア」を全国で本格展開すると2026年6月2日付のプレスリリースで発表しました。発表は同日11時00分に行われています。
本ソリューションは、当社グループの食堂ネットワークと商品開発力を掛け合わせ、日常的に食事をする場を広告接点に変える試みです。全国約1,000施設以上、1日約16万食という既存の供給力をメディア資産として活用する点が特徴です。詳細なサービス紹介は、Oisix Retail ADsの専用ページ(https://ad.oisixradaichi.co.jp/shidax-ad-lp)および関連ニュース(https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/260602retailads/)で公開されています。
- 発表企業
- オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区)
- 代表者
- 代表取締役 社長:高島 宏平
- 発表日時
- 2026年6月2日 11時00分
- 対象規模
- 全国約1,000施設以上、1日約16万食
検証から全国展開へ――実証の経緯と本メディアの強み
リテールメディア事業は、当社が2023年から「Oisix」定期会員基盤を活かした広告事業の展開を始めたことに端を発します。グループ内でシダックスコントラクトフードサービス株式会社(以下、SCF)を子会社化するなどオフラインチャネルの拡充を進め、2025年7月に施策の体系化・強化を行い本格始動しました。
実際の検証は、SCFが受託運営する職域食堂「雨晴食堂」(ゲートシティ大崎)で行われ、そこで得られた評価が全国展開の判断に影響を与えています。検証の結果、オリジナルコラボメニューのクオリティや、食堂をポスターやPOPでジャックすることでPRしながら提供できる点が高く評価され、2026年1月より「社食・学食リアルプロモーションメディア」として展開が拡大されました。
主要な特長
本メディアが掲げる強みは、ネットワーク規模、喫食シーンの没入性、企画から提供までの一気通貫体制にあります。それぞれが広告主の訴求を「体験」として伝える仕組みを支えます。
以下はプレスリリースで示された具体的なポイントです。
- 全国規模の食堂ネットワークによる大規模リーチ:SCFのアセットを活用し、企業、工場、学校などにおけるリアル接点を創出。全国約1,000施設以上、1日約16万食の喫食機会をメディア化します。
- 食事時間を活用した高い没入性:食堂は情報が限定される環境のため、卓上POPやポスターと実際の喫食体験を組み合わせることで視覚と味覚の両面から理解を促します。
- 企画から提供までの一気通貫体制:管理栄養士監修の限定メニュー開発、資材の企画・制作・配送、提供までを一貫して実施します。
コラボレーション事例:ブルーベリーの新しい食事シーンとアメリカンポークの品質体験
本格展開後の初期企画として、2つの国際的な団体とのコラボレーションが予定されています。いずれも社食という日常利用の場で、食材や商品の新たな訴求を行う設計です。
両コラボレーションともに、食材の特長を伝えるだけでなく、限定メニューの提供や店内の広告物(ポスター・卓上POP等)を組み合わせることで喫食体験を通じた理解深化を狙います。
コラボレーション①:USハイブッシュブルーベリー協会(ブルーベリー)
USハイブッシュブルーベリー協会(USHBC)は北米・南米のブルーベリー生産者およびパッカーを代表する団体で、産業の成長と発展を促進する役割を担います。ブルーベリーは食物繊維やビタミン、ミネラルを含み、冷凍保存も可能で年中利用しやすい食材です。しかしプレスリリースは、現状ではデザート用途に偏る傾向があり、日常食での活用が限定的であることを指摘しています。
このコラボレーションでは、日常的な食事に自然に取り入れられる応用メニューを社食で提供することで、消費者に新しい利用シーンを体験させることを目指します。具体的な提供メニューと実施概要は以下の通りです。
| 提供メニュー | 提供店舗 | 提供時期 |
|---|---|---|
| 雨晴食堂、東京都内の大手社食など計4施設 | 2026年6月3日(水)~6月29日(月)の期間中、各施設3日間実施 |
USHBCの詳細は公式サイト(https://ushbc.blueberry.org)で確認できます。本施策はブルーベリーの食事用途を広げ、食卓への継続的な導入機会を創出することを狙いとしています。
コラボレーション②:米国食肉輸出連合会(American Meat/USMEF)
米国食肉輸出連合会(USMEF)は米国の食肉業界を代表する団体で、海外市場での米国産食肉の普及活動を行っています。今回のコラボレーションでは、アメリカンポークの柔らかさ、ジューシーさ、低温熟成による旨味などの特長を日常食の場で体験させることで、品質理解の深化を図ります。
提供メニュー例や実施概要は以下の通りです。
- 提供メニュー例:塩麹ポークロースト フレッシュトマトサルサ仕立て、八角香る本格ルーローハン、ザクザク味噌ナッツのポークステーキ
- 提供店舗:雨晴食堂、東京都内の大手社食など計13施設
- 提供時期:2026年7月
USMEFの情報は公式サイト(https://www.americanmeat.jp/)で確認できます。店内のポスターや卓上POP、トレイの中敷きなどを通じて、原料や生産背景、調理提案を併せて訴求する設計です。
Oisix Retail ADsの位置づけとグループ全体の取り組み
「Oisix Retail ADs」は2025年7月に本格始動した広告ソリューションサービスで、商品の認知・理解から流通拡大までを一貫して支援する点を目的としています。2026年6月2日より、サービス名を「Oisix ra daichi ADs」から「Oisix Retail ADs」へ変更し、オフラインのチャネル資産をさらに明示的に活用する姿勢を示しています。
サービスの強みは、Eコマースに加え実店舗チャネルを持つ点、商品と売り場を連動させたコラボレーション設計が可能な点、および食材の仕入れ・調達、商品開発、販売までを通じて広告主の価値を実体験として提供できる点にあります。
グループ構成とサステナビリティの取り組み
オイシックス・ラ・大地の事業構成は宅配サービスだけでなく、給食事業や移動スーパーなど多岐にわたります。これらのアセットを広告ソリューションに組み込むことで、食の社会課題に対応する取り組みを進めています。
- 主な子会社・事業
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- シダックスコントラクトフードサービス(事業所・学校向け給食)
- シダックスフードサービス(病院・高齢者施設・保育園等向け給食)
- とくし丸(買い物困難者向け移動スーパー)
- Purple Carrot(米国でプラントベース食材のミールキット展開)
また「サステナブルリテール」としての取り組みも明示されており、サブスクリプションモデルによる受注予測、ふぞろい品の活用、家庭での食品廃棄削減に貢献するミールキットなどを通じて、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指すとしています。
まとめ:要点の整理
本稿では、オイシックス・ラ・大地が発表した「社食・学食リアルプロモーションメディア」の全国展開について、検証経緯、特長、具体的なコラボレーション事例、サービスの位置づけとグループの取り組みを整理しました。以下の表に主要情報をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日・時間 | 2026年6月2日 11時00分 |
| サービス名 | Oisix Retail ADs(2026年6月2日より名称変更) |
| 事業の概要 | 社食・学食を活用したオフライン広告ソリューション「社食・学食リアルプロモーションメディア」を全国で展開 |
| 規模 | 全国約1,000施設以上、1日約16万食 |
| 検証実施場所 | 雨晴食堂(ゲートシティ大崎)をはじめとする試行検証 |
| コラボレーション(第1弾) | USハイブッシュブルーベリー協会:雨晴食堂ほか計4施設、2026年6月3日~6月29日(各施設3日間) |
| コラボレーション(第2弾) | 米国食肉輸出連合会(USMEF):雨晴食堂ほか計13施設、2026年7月実施 |
| 提供メニュー(一例) | 豚ロースのソテー ブルーベリーグレイビーソース、ブルーベリータルタルチキン南蛮、塩麹ポークローストなど |
| 関連URL |
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上記は発表資料に沿って整理した内容です。食堂という日常の場を広告接点に転換することで、視覚的訴求と実際の喫食体験の両面からブランドや食材の理解を深める設計になっていることが確認できます。発表されたスケジュール、施設規模、協業相手、メニュー構成などは本文に記載したとおりです。