ベストカレンダーのロゴ ベストカレンダー

浜松で学ぶ実践型教育『WAクリエイティブツアー2026』始動

WAクリエイティブツアー

開催日:5月22日

📅 カレンダーに追加:GoogleiPhone/Outlook

WAクリエイティブツアー
誰が参加できるの?
主に首都圏・関西圏の大学生が対象で、立命館大・青山学院大など複数大学と連携。2026年度は年間で最大約70名規模、単位化も進められています。
具体的に何をするの?
5月の講義開始を皮切りに、夏まで座学・調査、9月に浜松での現地フィールドワーク(9/2–4・9/17–19)、10月以降にプロジェクト設計、1月にピッチ発表します。

浜松をフィールドに、「地域で生きる」を考える教育の舞台化

2026年5月22日11時、産官学連携による実践型教育プログラム「WA-クリエイティブツアー2026」が本格始動した。これは、これまでの2年間のスタディツアーを発展させ、遠州・浜松のものづくり産業食文化を学びの中心に据えたフィールドワーク型プログラムである。

本プログラムは、首都圏および関西圏の大学生を対象に、企業訪問や農業体験、ワークショップ等を通じて地域課題の解決を実践的に考える機会を提供する。写真は2026年1月22日に青山学院大学で行われた「WAクリエイティブピッチ」の様子で、すでに行われた取り組みの延長線上にあることを示している。

浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 2

背景にある課題と狙い

近年、多くの学生が「やりたいことが分からない」と感じるなかで、企業側は都市部への人材流出、採用コストの増加、早期離職の増加といった課題に直面している。従来の座学や短期インターンでは届きにくい「実体験型の学び」が必要とされている。

こうした状況を踏まえ、一般社団法人和栗協議会に参画する複数の団体が連携して、学生が地域企業の現場に直接触れる場を設けることで、学生に「どの地域で働くか」という視点を提示することを目指している。プログラムは単なる見学にとどまらず、地域での仕事や暮らしを具体的にイメージできる機会を重視する。

浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 3

プログラムの構成と年間スケジュール

「WA-クリエイティブツアー2026」は年間を通した学びの設計が特徴で、インプット期間・現地フィールドワーク・プロジェクト設計・ピッチコンテストという段階で構成される。2026年度は最大約70名規模での実施を予定している。

5月22日の立命館大学での講義を皮切りに、8月までは遠州エリアの歴史・文化・産業への理解を深めるインプット期間とし、9月に現地でのフィールドワークを行う。10月以降は各チームでのプロジェクトデザインとアウトプット創出に取り組み、2027年1月に開催予定のピッチコンテストで成果を発表する計画である。

浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 4

テーマと活動内容

参加学生は「食」「情報コンテンツ」「モビリティ」「音楽」「学び」といったテーマごとにチームを編成し、地域企業の経営層や若手社員からの対話やフィードバックを受けながら地域課題の解決アイデアを具体化する。

具体的な活動は以下のとおりである。企業見学に加え、ワークショップや一次産業体験、大学講義との連動による単位化が組み込まれている点が特徴である。

  • 地元企業の製造・開発現場の見学(製造・開発・流通などの現場体験)
  • 地域課題をテーマにしたワークショップ
  • 経営層・若手社員との交流対話セッション
  • 食文化・一次産業の体験
  • 大学講義との連動(立命館大学、法政大学、青山学院大学、立教大学にて単位化)
浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 5

年間スケジュールの流れ

2026年度の主要な流れは次のとおりである。最初の講義(5月22日)から始まり、夏までの座学・調査を経て、9月のフィールドワーク、10月以降のプロジェクト構築、1月のピッチといった段階が設けられている。

フィールドワークは具体的に2026年9月2日~4日および9月17日~19日に実施予定で、現地での体験と企業・生産者との接点を重視した日程になっている。

浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 6

参画組織と実施体制

本プログラムは複数の企業・団体が連携して運営される。スタディツアー事務局を担うのは株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社で、一般社団法人和栗協議会と協働してプログラム設計および運営を行う。

参画企業にはスズキ株式会社、遠州鉄道株式会社、株式会社ソミックマネージメントホールディングス、有限会社春華堂が名を連ね、地域の行政や商工団体とも連携しながら学生受入れを推進する。

浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 7

主催・後援と各団体の役割

主催は「WA-クリエイティブツアー2026」事務局、株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社、スズキ株式会社、遠州鉄道株式会社、株式会社ソミックマネージメントホールディングス、有限会社春華堂の連携体制である。事務局はプログラム運営の中心を担い、企業側は現場受け入れや社員参加による交流を担当する。

後援として浜松市および浜松商工会議所が名を連ねている。これにより地域行政との協働や地域内企業ネットワークの活用が可能になり、学生に対して一貫したフィールド体験が提供される。

事務局(主な役割)
プログラム設計、連絡調整、運営管理、学生募集支援
参加企業(主な役割)
現場受入れ、ワークショップ提供、メンタリング、採用に向けた接点創出
大学(主な役割)
学習履修の単位化、講義連動、学生の学内評価・支援
浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 8

目指す価値と要点の整理

本プロジェクトは単なる教育プログラムに留まらず、「Will-being(意志ある幸福)」の実現を掲げる。受動的な幸福ではなく、自らの意志で未来を選び、社会に関わる姿勢を育むことを目標に据えている。学生が地域や社会と接続し、自らの意思でキャリアを選択する力を育てることで、持続的な地域づくりと人材育成の両立を目指す。

企業側にとっては、将来を担う人材との接点創出や採用ミスマッチの低減につながる取り組みであり、地域にとっては価値向上とシビックプライドの醸成を図る機会となる。

浜松が、⼤学⽣のクリエイティブ拠点になる。地域と未来の幸せな関係を実践する「WA-クリエイティブツアー2026」 画像 9

要約表

以下の表は本記事で触れた主要な情報を整理したものである。参加を検討する学生や地域関係者が参照できるよう、実施体制、対象、日程、目的などをまとめている。

項目 内容
事業名 WA-クリエイティブツアー2026
発表日 2026年5月22日 11時00分
対象 首都圏・関西圏の大学生(参加大学例:立命館大学、立正大学、法政大学、青山学院大学、立教大学ほか)
規模 最大約70名(年間)
実施エリア 静岡県浜松市・遠州地域
主要日程 5月22日(講義開始)、9月2日~4日、9月17日~19日(現地フィールドワーク)、1月(ピッチコンテスト予定)
主な参加組織 株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社(事務局)、スズキ株式会社、遠州鉄道株式会社、株式会社ソミックマネージメントホールディングス、有限会社春華堂、一般社団法人和栗協議会
後援 浜松市、浜松商工会議所
プログラム要素 企業現場見学、農業・漁業等の一次産業体験、ワークショップ、経営層・若手社員との対話、大学講義との連動(単位化)
目的 地域課題解決の実践的学び、学生の「どの地域で生きるか」という視点の提示、企業側の採用ミスマッチ低減
特徴 地域全体をフィールドにした受け入れ体制、単位化された教育プログラム、Will-being(意志ある幸福)を掲げた教育設計

記事では「WA-クリエイティブツアー2026」の目的・構成・実施体制・日程・参加想定等を整理した。浜松・遠州地域のものづくりや食文化を横断的に学ぶことで、学生に新たなキャリアの視点を提示し、地域と人材の接点を増やすことが狙いである。プログラムは単位化も進められており、大学教育と地域産業をつなぐ仕組みとしての発展が期待される。