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2027年7月、十国峠に360°見渡せるスロープカー誕生

十国峠スロープカー導入

開催日:7月1日

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十国峠スロープカー導入
いつから運行するの?
2027年夏からの運行開始を予定しています(プレスリリース発表日:2026年5月13日)。具体的な開業日や運行ダイヤ、料金などはまだ未定で、今後の追加発表で明らかになります。
どんな乗り物なの?
跨座式斜面走行モノレール方式の自走式スロープカーで、十角形フォルムの大型ガラスを全周に配し360°の展望を提供。40名×2両で計80名、床は水平維持で車椅子やベビーカー対応です。

十国峠に誕生する「動く展望台」――スロープカー導入の全容

富士急グループの十国峠株式会社は、十国峠の山麓・森の駅と山頂・パノラマテラスを結ぶ既存の鋼索鉄道設備(ケーブルカー)を更新し、2027年夏から新たなモビリティ「スロープカー」を運行開始する計画を発表しました。

この発表は富士急行によるもので、プレスリリースの日付は2026年5月13日 15時30分です。公開資料には画像はイメージである旨が記載されています。

2027年夏、十国峠に「動く展望台」誕生 画像 2

導入の背景と目的

現行の十国峠パノラマケーブルカーは設置から約70年が経過しており、老朽化により部品の確保が年々難しくなっていること、将来的に安全性の維持が困難となる可能性が高まっていることを受けて、設備更新を実施するものです。

設備更新は単なる置換に留まらず、利用者にとっての体験価値向上も狙いとしています。観光インフラの整備と地域づくりに取り組む富士急グループとしては、創業100周年という節目の年に合わせた象徴的なプロジェクトと位置付けています。

発表元
十国峠株式会社(富士急グループ)
発表日時
2026年5月13日 15時30分
目的
安全性の確保と観光体験価値の向上、地域観光インフラ整備
2027年夏、十国峠に「動く展望台」誕生 画像 3

デザインと車両の技術仕様――「十角形の切子」と360°の視界

新スロープカーのデザインは、株式会社イチバンセンの川西康之氏が担当します。デザインのコンセプトは十国峠の「十国」にちなむ十角形の切子をイメージしたフォルムで、床から天井まで届くフルハイトの大型ガラスを全周に配備します。

この設計により、移動中も360度全方向に広がる箱根・伊豆のパノラマ景観を体感できる仕様となり、「動く展望台」としての機能を重視しています。公開資料では画像はイメージであることが明記されています。

車両・走行方式の詳細

車両は株式会社嘉穂製作所(福岡県飯塚市)が製作する跨座式斜面走行モノレールです。同方式は自走式モーター駆動によるラック&ピニオン方式を採用し、最大勾配50°まで対応可能という仕様が示されています。

車両の構造は勾配変化時にも車内の床面を常に水平に保つ設計で、車椅子やベビーカーを利用する乗客にも快適で安全な乗車体験を提供することが想定されています。また、駅舎から車両までの動線はバリアフリー関連法令等に準拠して整備される予定です。

  • 製作会社:株式会社嘉穂製作所(福岡県飯塚市)
  • 走行方式:跨座式斜面走行モノレール(自走式モーター駆動、ラック&ピニオン)
  • 最大勾配対応:50°まで
  • 床面:勾配変化時も水平を維持
  • バリアフリー:車椅子・ベビーカー利用可、法令準拠の動線整備

運行計画と施設概要――運行開始時期、費用、能力など

新スロープカーは仮称「十国峠スロープカー」として案内され、運行開始は2027年夏を予定しています。総工費は約8億円で、運行に関する基本的な仕様が公表されています。

車両編成は40名乗りの車両を2両連結する形で、合計80名の乗車定員を予定しています。片道の所要時間は約4分、全長は約320メートル、平均勾配は約20度とされています。

項目 内容
設名称(仮称) 十国峠スロープカー(仮称)
運行開始予定 2027年夏
総工費 約8億円
乗車定員 80名(40名×2両編成)
走行方式 自走式 モーター駆動(ラック&ピニオン)
片道所要時間 約4分
全長/平均勾配 約320m/平均20度

運行に伴う配慮事項

車両と駅舎の動線はバリアフリー関連法令等に準拠して整備する計画で、これまで自力での乗降が難しかった利用者もスムーズに利用できるよう配慮されます。車椅子やベビーカーの利用に対応する床面の水平保持機構など、安全性・利便性に注力した設計がポイントです。

また、地形に沿った柔軟なルート設計が可能な方式を選択しているため、既存の地形条件を踏まえた最適な線形設計が期待されます。

既存のケーブルカー情報と会社概要、問い合わせ先

現行の十国峠パノラマケーブルカーの営業情報もプレスリリースに掲載されています。利用者向けの運行時間や運賃、アクセス方法、連絡先などが明記されています。

併せて、十国峠株式会社の概要(代表者、設立日、所在地、事業内容)も公開されており、プロジェクトの運営体制と連絡先が確認できます。

現行ケーブルカーの営業情報

  • 営業時間:9:00~17:00(毎時00分、15分、30分、45分運行予定)
  • 所要時間:片道3分
  • 乗車料金:大人往復730円、小人往復370円
  • アクセス(車):熱海駅から9km(平常時25分)、小田原から箱根新道経由25km(平常時40分)
  • アクセス(電車):JR熱海駅から伊豆箱根バスで約40分

問い合わせ先は次の通りです。

所在地
静岡県田方郡函南町桑原1400-20
TEL
0557-83-6211
公式HP
http://www.jukkoku-cable.jp

会社概要(十国峠株式会社)

プレスリリースに記載された同社の基本情報は次のとおりです。代表者は代表取締役の茂木一郎氏、設立は2021年12月1日で、所在地は静岡県田方郡函南町桑原1400番地の20です。

事業内容は鋼索鉄道事業、飲食物販事業、アウトドア事業で、公式HPは https://www.jukkoku-cable.jp/ として案内されています。

整理項目 内容
プロジェクト名(仮称) 十国峠スロープカー(仮称)
運行開始予定 2027年夏
総工費 約8億円
乗車定員 80名(40名×2両編成)
走行方式 自走式 モーター駆動(ラック&ピニオン)
片道所要時間 約4分
全長/平均勾配 約320m/平均20度
デザイン担当 川西康之(株式会社イチバンセン)
製作 株式会社嘉穂製作所(福岡県飯塚市)
理由(更新の背景) 既存ケーブルカーの老朽化、部品確保の困難性、安全確保のための更新
アクセシビリティ 床面水平保持・車椅子・ベビーカー対応、法令準拠の動線整備
問い合わせ 静岡県田方郡函南町桑原1400-20 / TEL:0557-83-6211 / 公式HP:http://www.jukkoku-cable.jp

以上がプレスリリースに含まれる主な情報の整理です。新スロープカーは既存設備の老朽化対応と観光体験の向上を目的としたプロジェクトであり、デザイン、走行方式、バリアフリー対応、運行予定時期・費用などの主要事項が明示されています。運行開始時期や詳細スペック、運行ダイヤ等は今後の追加発表によって具体化される見込みです。