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5月27日開幕|九州畜産資材EXPOが熊本で最新対策を紹介

第4回 九州畜産資材EXPO

開催期間:5月27日〜5月29日

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第4回 九州畜産資材EXPO
いつどこで開催するの?
2026年5月27日〜29日、会場はグランメッセ熊本。各日9:00〜16:00でRX Japan主催の九州農業WEEK内展示会。来場や取材は公式ページから事前申込が必要です。
どんな製品やセミナーがあるの?
防疫・暑熱・鳥獣害対策や省力化の製品が中心。炭酸次亜水噴霧、飼料用黒麹、温熱マット、AI防鳥などの実務向け展示と、5/27・5/28のフォーラムで導入事例が聞けます。

九州の畜産をめぐる現状と「第4回 九州 畜産資材EXPO」の意義

ブロイラー(鶏肉)、酪農(乳用牛)、肉用牛、豚といった畜産分野で長年にわたり国内を牽引してきた九州だが、近年は深刻な人手不足、疫病リスク、猛暑による生産性低下、鳥獣害など、経営を脅かす課題が多面的に顕在化している。これらに対処するには、平時からの管理体制強化や設備投資、そして現場に適した技術導入が不可欠である。

RX Japan合同会社が2026年5月27日(水)~29日(金)にグランメッセ熊本で開催する「第4回 九州 畜産資材EXPO」は、畜産分野に特化した専門展示会として、防疫対策、暑熱対策、鳥獣害対策、省力化製品など、畜産現場が直面する課題に応える最新製品・技術を一堂に集めるイベントである。本稿では出展製品の要点、同会場で予定されるフォーラム、来場・取材に関する概要と主催者情報を整理して詳述する。

防疫・暑熱・鳥獣害対策から、人手不足による省力化まで。畜産専門展示会「九州 畜産資材EXPO」 5月27日(水)より開催 画像 2

出展製品の注目ポイント — 免疫力向上と疫病対策

会場には畜産現場の感染制御や動物の免疫力向上を目的とした製品が数多く出展される。鶏・豚・牛向けの除菌・消臭装置から、飼料改善による体調管理まで、多面的なアプローチが示される予定だ。

以下に出展予定の主要製品とその特徴、出展社を具体的に示す。

  • 炭酸次亜水噴霧システム(出展社:株式会社ウエキコーポレーション)

    炭酸次亜水は鶏卵や野菜の除菌・洗浄で知られる成分を活用し、畜舎や堆肥舎に噴霧することで除菌、消臭、温湿度調整が期待できる。各種細菌やウイルスを速やかに分解・不活性化する効果が報告されている。

    畜舎内環境の改善を目的に、噴霧方式での導入が可能な点が特徴である。

  • 飼料用黒麹(SUPER TOMOKO-R)(出展社:九電産業株式会社)

    単胃動物向けに育種された黒麹を飼料に配合することで、筋肉分解の抑制により増体効果、卵殻厚の向上、抗酸化能力の向上による耐病性・耐ストレス性の向上が期待される。

    免疫機能の適材適所での向上と栄養の最適分配を支える飼料資材として紹介される。

  • 畜産用温熱マット(ぶたた寝マット)(出展社:株式会社三渓産業)

    仔豚や仔牛の体温保持を目的に開発された温熱マット。グラフェン発熱体を使用し、マット全体が均一かつ素早く温まる仕様である。

    専用コントローラーで温度設定と自動的な電力オン/オフを行い、省エネ効果も強調されている。

防疫・暑熱・鳥獣害対策から、人手不足による省力化まで。畜産専門展示会「九州 畜産資材EXPO」 5月27日(水)より開催 画像 3

免疫・疫病対策製品の要点整理

上記3製品はいずれも畜舎環境の改善と動物個体の免疫・体調管理を通じて、生産性の維持・向上を目指すものである。噴霧システムは環境側からの除菌・消臭、黒麹は栄養・免疫サポート、温熱マットは個体の体温管理という役割分担が明確である。

導入検討に際しては、設置コスト・ランニングコスト、既存設備との互換性、運用管理負荷などの点を比較検討することが重要である。

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暑熱対策と鳥獣害対策 — 現場負担を下げる装置群

猛暑対策および鳥獣害対策は近年の気候変動と野生動物の行動変化により重要性が増している。本展示会では低コスト運用や自動化機能を備えた製品が出展される。

以下に各カテゴリの出展品を挙げる。

  • ソーカーシステム(出展社:ラクトシステム株式会社)

    粗い粒の水滴を牛体に直接噴出して濡らし、ファンの風で乾燥させることにより気化熱を利用して体温を下げるシステムである。

    運用コストは水道代とごく僅かな電気代のみで、低ランニングコストでの暑熱対策が可能である点が特徴である。

  • 立形ルーフトップ外調機(出展社:木村工機株式会社)

    畜舎内の温度・湿度を調整する空調機。風量帯は3840~13200㎥/hに対応し、低騒音運転で家畜へのストレス軽減にも配慮されている。

    既存の畜舎構造に合わせた導入設計と維持管理のしやすさがポイントとなる。

  • 鳥獣害対策ネット(防獣ピンクネット 強力タイプ)(出展社:㋲ 桃井製網 株式会社)

    ポリエチレン素材のネットに直径0.25mmのステンレス線を入れた強力タイプ。噛み破り対策として強度を高め、野生動物による侵入を防ぐ目的で設計されている。

    素材と構造による耐久性が求められる現場での採用を想定している。

  • 自動鳥害管理システム(AI Bird Repeller)(出展社:Sean and Stephen Corporation)

    リアルタイムのAI監視技術と高精度レーザーの威嚇機能を組み合わせ、鳥の行動に応じて自動的に対応する24時間体制の防鳥システムである。

    監視・対応の自動化により人手不足の解消と長時間の防鳥管理が期待される。

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暑熱・鳥獣害対策における運用上の留意点

これらの製品は現場の規模や畜種、既存設備との相性により効果が変動する。設置前に試験導入や現地調査を行って、最適な配置と運用方法を決めることが推奨される。

また、外部環境(水道供給の安定性や電力条件)、メンテナンス体制、動物への影響評価(騒音やレーザーの安全性)なども事前検討の対象となる。

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特別企画:畜産フォーラムのプログラムと登壇者

展示会会期中には、畜産の現場が直ちに活用可能な情報を提供するフォーラムが2日間にわたり開催される。テーマは「明日から始められる衛生・防疫管理」と「野生動物の被害対策」である。

フォーラムは講演だけでなく、ピッチセミナーやパネルディスカッション、交流会を含む構成で、実務者同士の情報交換も可視化される。

防疫・暑熱・鳥獣害対策から、人手不足による省力化まで。畜産専門展示会「九州 畜産資材EXPO」 5月27日(水)より開催 画像 7

5月27日(水) — 明日から始められる衛生・防疫管理

日時:2026年5月27日(水)9:30~16:00。ファシリテーターは鹿児島大学共同獣医学部附属 南九州畜産獣医学教育研究センター 特任教授の末吉 益雄氏が務める。

パネルディスカッションには(有)エムケイ商事とJAみやざきが参加。参加企業としてはMSDアニマルヘルス株式会社、東亜薬品工業株式会社、エランコジャパン株式会社、株式会社FORCUM、株式会社新原産業、富士平工業株式会社が挙げられている。

防疫・暑熱・鳥獣害対策から、人手不足による省力化まで。畜産専門展示会「九州 畜産資材EXPO」 5月27日(水)より開催 画像 8

5月28日(木) — 野生動物の被害対策

日時:2026年5月28日(木)9:30~16:00。ファシリテーターは麻布大学生命・環境科学部 教授でフィールドワークセンター長、またおおち山くじら研究所 所長の江口 祐輔氏が務める。

当日はオープニングセミナー、ピッチセミナー、パネルディスカッション、交流会が予定されており、野生動物による被害対策に関する最新の実例や技術を紹介するセッションが組まれている。

防疫・暑熱・鳥獣害対策から、人手不足による省力化まで。畜産専門展示会「九州 畜産資材EXPO」 5月27日(水)より開催 画像 9

開催概要、取材案内、主催者情報

展示会名:第4回 畜産資材EXPO(九州農業WEEK内)。会期は2026年5月27日(水)~29日(金)、開場時間は各日9:00〜16:00で、会場はグランメッセ熊本である。

主催はRX Japan合同会社。併催展として農業資材EXPO、スマート農業EXPO、次世代 農業経営EXPOが同時開催される。イベントの公式情報ページは https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp.html で、来場に関する詳細は https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/lp/vis/kyushu/al-pc.htm に掲載されている。

防疫・暑熱・鳥獣害対策から、人手不足による省力化まで。畜産専門展示会「九州 畜産資材EXPO」 5月27日(水)より開催 画像 10

取材について

取材は事前申込制で、申込みフォームは https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/press.html に用意されている。希望に応じて事前に取材対象やテーマの相談を受け付けると明記されている。

会期前日(5月26日)の取材についても事務局でスケジュール調整が可能な場合があり、会期当日についても原則として取材対応が行われる。取材対象には会場撮影、出展社ブース取材、来場者インタビュー、主催者コメントなどが含まれる。

主催者(RX Japan合同会社)概要

社名:RX Japan合同会社。本社所在地は東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階。代表執行役員社長は田中 岳志氏である。

設立は1986年8月。事業内容には東京・幕張・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡・熊本などで2026年に年間38分野109本の展示会を開催すること、日本企業の海外展示会への出展サポート(RX ISG)などが含まれている。会社HPは https://www.rxjapan.jp/ である。

記事の要点まとめ

この記事では、2026年5月27日からグランメッセ熊本で開催される「第4回 九州 畜産資材EXPO」の出展製品、フォーラム、開催概要、取材案内、主催者情報を網羅的に整理した。以下の表に主要情報をまとめる。

項目 内容
イベント名 第4回 九州 畜産資材EXPO(九州農業WEEK内)
会期 2026年5月27日(水)〜29日(金) 9:00〜16:00
会場 グランメッセ熊本
主催 RX Japan合同会社
同時開催展 農業資材EXPO/スマート農業EXPO/次世代 農業経営EXPO
主要出展製品(例)
  • 炭酸次亜水噴霧システム(株式会社ウエキコーポレーション)
  • 飼料用黒麹 SUPER TOMOKO-R(九電産業株式会社)
  • 畜産用温熱マット(ぶたた寝マット:株式会社三渓産業)
  • ソーカーシステム(ラクトシステム株式会社)
  • 立形ルーフトップ外調機(木村工機株式会社)
  • 防獣ピンクネット 強力タイプ(㋲ 桃井製網 株式会社)
  • 自動鳥害管理システム(AI Bird Repeller:Sean and Stephen Corporation)
フォーラム(1) テーマ:「明日から始められる衛生・防疫管理」日時:5月27日 9:30~16:00 ファシリテーター:末吉 益雄氏 参加企業:MSDアニマルヘルス(株)、東亜薬品工業(株)、エランコジャパン(株)、(株)FORCUM、(株)新原産業、富士平工業(株)ほか
フォーラム(2) テーマ:「野生動物の被害対策」日時:5月28日 9:30~16:00 ファシリテーター:江口 祐輔氏 内容:オープニングセミナー、ピッチセミナー、パネルディスカッション、交流会
来場・取材の案内 来場詳細:https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/lp/vis/kyushu/al-pc.htm 取材申込み:https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/press.html
主催者ウェブ https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp.html / RX Japan:https://www.rxjapan.jp/

本記事は展示会に出品予定の製品やフォーラムの内容、開催概要と取材手順を整理して伝えたものである。出展企業やプログラムの詳細は主催者が提示する公式ページや取材申込ページにて確認できるため、検討や取材の際は該当リンクの情報を参照のうえ、事前の調整を行うことが実務的である。