4月20日開始|ケニアで治療・靴支援するSAFE FEET
ベストカレンダー編集部
2026年4月19日 07:55
第2回SAFE FEET
開催期間:4月20日〜4月27日
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スナノミ症と向き合う学生主導プロジェクトの全体像
ケニアの農村やスラム地域でいまも約260万人以上が苦しむとされるスナノミ症に対し、学生NGO Waka Waka Kenya、サラヤ株式会社、一般社団法人A-GOALの3者が連携して取り組む「第2回 SAFE FEET PROJECT」が、2026年4月末に実施される予定です。本プロジェクトは2025年11月に実施した第1回の成果と課題を踏まえ、現場での治療だけでなく予防・啓発・広報・スポーツによる包摂・データ収集までを一貫して行う点が特徴です。
実施主体は学生NGO Waka Waka Kenya(代表:西松和郎)で、現地の運営と調査を担います。協賛・協力としてサラヤ株式会社が専用治療薬や物品支援を、一般社団法人A-GOALがスポーツイベントの企画・運営を担当します。プロジェクトは現地での治療キャンペーンを中心に、周辺活動を連動させて実施する計画です。
- 実施予定時期
- 治療キャンペーン:2026年4月20日〜4月27日(治療実施)
- SAFE FEET CUP(サッカー大会):2026年5月末予定
- 主催・協力
- 主催:学生NGO Waka Waka Kenya
- 協賛・協力:サラヤ株式会社、一般社団法人A-GOAL
「治療」「予防」「啓発」──現場で行う6つのアクション
第2回 SAFE FEET PROJECTは、治療・予防・啓発・広報・サッカーイベント・データ収集の6つのアクションを掲げて現地での実施を予定しています。それぞれが相互に連携することで、単発ではない持続的な効果検証と社会的包摂を目指します。
以下に、各アクションの具体的な内容と実施予定日程・方法を整理します。
① 治療キャンペーン(4月20日〜27日)
治療はスナノミ症の罹患者に対する無償治療を現地で実施します。治療薬としてはサラヤ株式会社提供の専用治療薬「Jigger Lotion(ジガーローション)」を用います。
また、併せて衛生習慣の改善を図るためにサラヤから寄付された石鹸も配布し、足を洗う習慣を促す支援を行います。治療前後に症状や治療効果の記録を行い、後述のデータ収集と連携します。
② 靴の提供と使用指導
治療後の再感染予防として、治療参加者に靴を提供します。靴をただ配るだけでなく、提供前に「靴の正しい使い方」についてレクチャーを実施し、日常的に履き続ける重要性を伝えます。
レクチャー内容には靴の保管方法、修理の仕方、適切な履き替えのタイミングなど実践的な項目が含まれる予定です。靴提供は感染予防の物理的対策として不可欠な要素です。
③ 啓発活動(紙芝居形式など)
治療に先立って、スナノミ症に関する正しい知識を子どもでも理解しやすい紙芝居(紙芝居形式)で伝える啓発活動を実施します。啓発の主なメッセージは以下の通りです。
- スナノミは小さなノミ(Tunga penetrans)が原因であること
- 人から人へは感染しないこと(誤解の解消)
- 家の土床や家畜からも感染する可能性があること
- 石鹸で毎日足を洗うことの重要性
これらのメッセージは、差別や偏見の軽減と日常的な予防行動の定着を目的としています。
④ メディア広報
活動の内容や得られた知見はケニア・日本双方で発信されます。正しい情報を広く伝えることにより、スナノミ症に関する誤解や偏見の緩和を目指します。
メディアや広報パートナーを募ることで、現地の声やデータに基づく情報発信を強化し、啓発活動の効果をより広範に届ける計画です。
⑤ SAFE FEET CUP(サッカーイベント:5月末予定)
治療キャンペーンから約1か月後の2026年5月末に、元患者とそうでない人がともに参加するサッカー大会「SAFE FEET CUP」を開催予定です。このイベントはスポーツを通じて差別や偏見を取り除き、誰もが共に生きられる社会を体現することを目的とします。
A-GOALはSAFE FEET CUPの企画・運営を担い、現地のユースサッカーリーグ運営のノウハウを活かして大会を実施します。大会は競技だけでなく、啓発・コミュニケーションの場としても機能します。
⑥ データ収集(アンケート調査・定量・定性データ)
プロジェクトの前後で定量・定性の両面から効果を測定するためにアンケート調査が行われます。プロジェクト前のアンケートは4月20日以前に実施予定で、治療前の状況把握を行います。
収集したデータは啓発活動の効果検証や、今後の介入設計に活かされる予定です。調査は現地での聞き取りや観察記録と組み合わせて行われます。
参加団体の役割と代表コメント
本プロジェクトには3つの異なる立場の組織が連携しており、それぞれの強みを持ち寄ることで実施体制が成り立っています。以下に各組織の役割と代表によるコメントの要旨を示します。
コメントは各代表者の発言としてプレスリリースに掲載された内容を要約して記載します。
- 学生NGO Waka Waka Kenya(代表:西松和郎)
-
活動内容:ケニア農村部を拠点に、治療・靴提供・啓発・効果検証・広報を統合したプロジェクトを実施。2025年5月に活動開始。
代表コメント:スナノミ症は人から人への感染ではないが、無知や誤解に基づく差別が続いているため、治療に加え啓発とデータ可視化を行い、当事者に向けた正しい情報提供と社会の共創を目指す旨を表明しています。
- サラヤ株式会社(供給・支援)
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活動内容:専用治療薬「Jigger Lotion」の提供、石鹸など物品の寄付、アンケート実施等の協力。1952年創業で衛生・環境・健康を事業の柱とする企業。
松尾康平(コメント):スナノミ症が医療課題にとどまらず情報格差や貧困、スティグマなど構造的な問題を含むことを指摘し、学生主体の取り組みが治療から啓発、データの可視化まで踏み込む点に可能性を見出すと述べています。
法人代表:更家悠介(商号:サラヤ株式会社、本社:大阪市東住吉区)
- 一般社団法人A-GOAL(代表:岸卓巨)
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活動内容:スポーツを軸にアフリカ各地でユースサッカーリーグや支援活動を展開。SAFE FEET CUPの企画・運営を担当。
代表コメント:スナノミ症から回復した子どもたちが「またサッカーができる」意義は、日常と未来を取り戻すことに等しいとし、学生や企業との連携が持続可能な社会インパクトにつながると述べています。
パートナー募集と問い合わせ先
Waka Waka Kenyaは本プロジェクトの広報・協賛パートナーを募集しています。募集の対象は以下の通りで、規模の大小や法人・個人を問いません。
- メディア・広報パートナー:日本国内外で本プロジェクトの活動を発信できるメディアや個人
- 協賛パートナー:活動に賛同し協賛金や物品の支援を提供できる企業・団体・個人
関心のある団体・個人は以下の連絡先を通じて問い合わせが可能です。
- 問い合わせ先(一般社団法人A-GOAL)
- 電話:070-2644-6234
- メール(Waka Waka Kenya):waka2.kenya@gmail.com
また、各団体の公式情報は以下のリンク先で確認できます。
- Waka Waka Kenya Instagram:https://www.instagram.com/waka2_kenya/
- Waka Waka Kenya Facebook:https://www.facebook.com/people/Waka-Waka-Kenya/61578488195024/
- サラヤ株式会社:https://www.saraya.com/
- A-GOAL:https://a-goal.org/
この記事の要点(表形式で整理)
以下の表は本記事で示した第2回 SAFE FEET PROJECTの主要情報を整理したものです。実施主体・期間・主要活動・支援物資・データ収集のタイミングや募集要項などを含みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施主体 | 学生NGO Waka Waka Kenya(代表:西松和郎) |
| 協賛・協力 | サラヤ株式会社、一般社団法人A-GOAL |
| 治療期間(現地) | 2026年4月20日〜4月27日(治療キャンペーン) |
| サッカーイベント | SAFE FEET CUP:2026年5月末開催予定(元患者と非患者が共に参加) |
| 主な活動(6つのアクション) | 治療(Jigger Lotion使用)、靴の提供と使用指導、啓発(紙芝居)、メディア広報、サッカーイベント、データ収集(アンケート) |
| 使用・提供物資 | 専用治療薬:Jigger Lotion(ジガーローション)、石鹸寄付、靴の提供 |
| データ収集 | プロジェクト前後のアンケート(プロジェクト前のアンケートは4月20日以前に実施予定) |
| 募集対象 | メディア・広報パートナー、協賛パートナー(法人・個人問わず) |
| 問い合わせ先 | 一般社団法人A-GOAL(代表:岸) 電話:070-2644-6234 / Waka Waka Kenya メール:waka2.kenya@gmail.com |
| 関連団体情報 | Waka Waka Kenya(活動開始:2025年5月) サラヤ株式会社(1952年創業、代表:更家悠介、公式サイト:https://www.saraya.com/) A-GOAL(設立:2020年5月、代表:岸卓巨、公式サイト:https://a-goal.org/) |
記事では、現地での治療と物資提供だけでなく、啓発やスポーツを通じた差別解消、アンケートに基づく効果検証を一体的に進める点を重視して整理しました。参加・協力の相談は上記の連絡先へ行われます。