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6月提供開始:Marshal Aiがカートを物理制御

ジオフェンス提供開始

開催日:6月1日

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これっていつから使えるの?
2026年4月16日に発表され、本格提供は2026年6月から開始予定です。ホウライカントリー倶楽部での先行運用を経て、テクノクラフトが導入支援を行い順次展開されます。
進入禁止で強制停止されたらどうやって脱出するの?
進入禁止エリアに入るとシステムが即時強制停止し、脱出は後退(バック走行)のみを許可する制御になります。ナビ画面で警告表示され、機種別の調整と運用手順の周知が必要です。

ゴルフ場のカート事故を「物理的に制御」する新たな手法──ジオフェンス機能の導入

株式会社テクノクラフトは、2026年4月16日10時10分付のリリースで、同社が展開するゴルフカートナビゲーションシステムMarshal Ai(マーシャルアイ)に新機能として「ジオフェンス機能」を追加し、2026年6月より本格提供を開始すると発表しました。

この機能は従来の注意喚起にとどまらず、GPSによる位置情報を利用してカートをシステム側から物理的に制御する点が最大の特徴です。導入の背景には、ゴルフ場でのフェアウェイ走行ニーズの高まりに伴う安全上およびコース保全上の課題があります。

導入の背景と解決すべき課題

近年、ゴルファーの高齢化、猛暑対策、プレー進行の迅速化、エンターテイメント性の向上などにより、ゴルフカートのフェアウェイ乗り入れ需要が増加しています。

一方で増加する乗り入れにより、崖や池への誤進入・坂道での速度超過といった危険走行のリスク、及びグリーンやエッジへの侵入による芝の損傷などのコース保全リスクが顕在化していました。ジオフェンス機能はこれら双方の課題を解消する目的で開発されました。

ジオフェンス機能の仕組みと具体的制御内容

ジオフェンス機能は、ゴルフ場管理者が管理画面の地図上で任意のエリアを設定することで機能します。設定したエリアには「強制停止エリア」「注意(速度制限)エリア」などを割り当てられます。

GPS情報をもとにカートがそのエリアに入った瞬間、システム側で事前に設定した制御が作動し、カートの走行挙動を物理的に変化させます。これにより、単なる表示や音声による注意喚起を超えて、実際の走行を安全側に誘導します。

強制停止の仕組みと運用

設定した進入禁止エリア(例:崖・池周辺)にカートが進入した場合、システムはカートを即時に強制停止させます。強制停止後は、脱出方法を限定し、後退(バック走行)のみを許可する制御を行います。

強制停止時にはナビ画面に警告表示を出し、プレーヤーへ注意喚起を行います。これにより、重大事故につながる前に車両の移動を制限し、安全に脱出させる運用が可能となります。

注意エリアでの速度制限(自動減速)の仕組み

下り坂や急カーブ、進入禁止手前といった「注意エリア」に設定した領域へカートが入ると、システムは自動で目標となる安全速度に減速させます。これは単なる表示の注意喚起ではなく、実際の減速制御を行う点が重要です。

なお、制御内容はカートの仕様や制御機構により異なる場合があり、導入時には機種ごとの挙動確認と調整が必要です。テクノクラフトはこの点についても導入支援を行う旨を示しています。

導入事例と運用上のポイント、今後の技術改善

ジオフェンス機能は既にホウライカントリー倶楽部に先行導入され、運用が始まっています。実運用から得られるデータを基に継続的な機能改善を図る計画が示されています。

テクノクラフトは高精度GPS技術の活用によるジオフェンス制御の精度向上を目指しており、より細やかで確実なカート制御を段階的に実現する方針を明らかにしています。

導入に際しての実務的留意点

導入時には以下の点が運用上の重要事項となります。現場での運用を安全かつ安定させるため、事前のマップ設定、カート仕様確認、テスト運用が必要です。

  • 地図上でのエリア設定の正確性(誤差の最小化)
  • カート機種ごとの制御対応状況の整合確認
  • バック走行のみの脱出制御が適用される場面での安全手順の周知
  • ナビ表示や警告の視認性・言語設定等の検証

これらの手順を踏むことで、導入直後の混乱を最小限に抑え、実効性の高い安全対策として機能させることが可能です。

テクノクラフトの事業概要と提供製品、連絡先情報

テクノクラフトは新潟県新潟市西蒲区に本社を置く企業で、代表取締役社長は栂坂 昌業氏です。今回のジオフェンス機能は、同社がゴルフ場向けに提供する運行管理システム群の一部として位置づけられています。

同社の主な製品・サービスはゴルフ場向けの「マーシャルナビ(Marshal Ai)」、個人ゴルファー向けのゴルフスマートウォッチ「TECRA」、ゴルフGPSアプリ「AiCADDY」、スイング分析、幼稚園・保育園向けのクラウドサービス「コミュなび」、見守りサービス「comipass」や健康見守りソリューション等です。

会社概要(リリース記載事項)

会社名
株式会社テクノクラフト
所在地
新潟県新潟市西蒲区越前浜6985-2
代表取締役
栂坂 昌業
事業内容
ゴルフ場向け運行管理システム「マーシャルナビ」、ゴルフスマートウォッチ「TECRA」、ゴルフGPSアプリ「AiCADDY」、スイング分析、幼稚園・保育園向けクラウド「コミュなび」、見守りサービス「comipass」等の提供
ウェブサイト
https://www.tecraft.co.jp/
関連ページ(Marshal Ai)
https://www.tecraft.co.jp/marshal-ai/

報道発表の日付は2026年4月16日10時10分、ジオフェンス機能の提供開始予定は2026年6月です。初期導入先としてホウライカントリー倶楽部での先行運用が公表されています。

要点の整理

以下の表に、本記事で説明したジオフェンス機能の主要ポイントと関連情報を整理します。

項目 内容
発表企業 株式会社テクノクラフト
発表日時 2026年4月16日 10:10
製品 カートナビ「Marshal Ai」にジオフェンス機能を追加
提供開始 2026年6月(本格提供開始予定)
主な機能 ・GPS位置情報に基づく強制停止(進入禁止エリア)
・進入時の自動減速(注意エリアでの速度制限)
・強制停止後は後退のみで脱出可能な制御
導入事例 ホウライカントリー倶楽部(先行導入・運用開始)
導入目的 ・危険走行リスクの低減(崖・池・急坂等)
・コース保全(グリーンやエッジへの侵入防止)
注意事項 カートの仕様により制御内容が異なる場合があるため、導入時には機種別の確認と調整が必要
関連製品・サービス Marshal Ai(マーシャルナビ)、TECRA、AiCADDY、スイング分析、コミュなび、comipass等
公式サイト https://www.tecraft.co.jp/ / https://www.tecraft.co.jp/marshal-ai/

ジオフェンス機能は、位置情報を根拠とした物理的制御を通じて、ゴルフ場における安全性とコース保全の両立を目指すソリューションです。提供開始は2026年6月で、先行導入事例をもとに精度向上と機能拡張が継続的に進められる予定です。