日本マクドナルド4年連続1位 2025年度CM好感度
ベストカレンダー編集部
2026年4月15日 15:23
企業別CM好感度発表
開催日:4月15日
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日本マクドナルドが4年連続で首位に立った背景とランキング全体の概観
CM総合研究所は、2025年度(2025年4月度〜2026年3月度)の企業別CM好感度ランキングを発表しました。集計対象は東京キー5局でのCM展開に基づくもので、該当期間中にオンエアされた作品群について、関東1都6県在住の一般モニター男女3000人の「月例CM好感度調査」の12カ月分を集計したものです。2025年度のCM展開は2642社/6534銘柄/13809作品が対象となりました(集計期間:2025年3月20日〜2026年3月19日)。
この集計の結果、企業別CM好感度総合1位は日本マクドナルドで、4年連続のベスト・アドバタイザー(CM好感度No.1企業)となりました。マクドナルドは2025年度に全49銘柄・128作品を放送し、期間限定商品と定番商品の両面から幅広い世代の支持を得ています。
上位企業と代表的なCM作品の紹介
総合ランキング上位には食品・日用品・飲料・リクルート系が並び、個別CMの演出やキャスティングが評価要素となっています。各社の代表的な作品は視聴者の賞賛を集め、好感度ランキングで上位を占めました。
具体的には以下の企業と作品が結果を牽引しました。
- 1位:日本マクドナルド — 『三角チョコパイ』(HANAのNAOKO、伊藤沙莉・CHIKAのダンス)、『月見ファミリー』(柳楽優弥、宮﨑あおい)、『コク旨ビーフデミグラコロ』(多部未華子)、および『ビッグマック』など定番商品のCM。
- 2位:日清食品 — 吉田沙保里・CANDY TUNE出演の『カップヌードル』、timeleszの橋本将生らが“ひよこちゃん”で出演した『チキンラーメン』、チョコレートプラネットの楽曲替え歌を使った『日清焼そば』。
- 3位:花王 — 小栗旬出演の『ハミング消臭実感』、松坂桃李・菅田将暉ら出演の『アタックZERO』など。
- そのほか、サントリー(河合優実起用の『サントリー生ビール』)、キリンビール(内村光良、天海祐希、今田美桜、目黒蓮出演の『晴れ風』)、リクルート(菜々緒ら出演の『カーセンサー』)、Indeed(今田美桜出演の『タウンワーク』)などが上位に入りました。
上位企業はいずれもキャスティングや物語性、期間限定商品の訴求などを組み合わせ、幅広い視聴者層からの共感を獲得しています。
躍進企業と獲得効率が示す“伸びしろ”と演出の傾向
本年度は前年度から大きく順位を上げた企業や、オンエア回数あたりの効率で高評価を得た企業が注目されました。躍進企業と獲得効率は、それぞれ異なる評価軸で好感度の伸びを示しています。
躍進企業は「総合200位以内に入った企業のうち、前年度のCM好感度を上回りかつ総合順位が100ランク以上アップした企業、もしくは本年度にCMを開始または再開した企業」を対象に、CM好感度が高い順にランキングしたものです。獲得効率は「総合200位以内に入った企業のうち、オンエア100回当たりで獲得したCM好感度が高い順」にランキングしています。
躍進企業の詳細(上位の動きと要因)
躍進企業トップはBuySell Technologies(バイセル)で、企業別CM好感度は前年度の381位から58位へと大幅にランクアップしました。出張買取サービスのCMシリーズが好評で、アニメ『ちびまる子ちゃん』起用やサンドウィッチマンを起用したコメディ演出が得票を集めました。
2位はUber Japan。2025年9月に関東で放映を開始した『Uber Taxi』のCMが注目され、既婚女性層の支持を広げました。3位はカカクコム(求人ボックス)で、timeleszの“ひよこ組”を起用した楽曲とダンス、役所広司の演出が女性視聴者を中心に支持され、前年の442位から72位へと上昇しました。
- その他の躍進企業
- チョーヤ梅酒(Snow Manの阿部亮平起用の『ウメッシュ本格梅酒ソーダ』)、アキタフーズ(相葉雅紀出演の『きよら』のケチャップライス“寝冷えネコ”シリーズ)、住友生命(バナナマン出演の『Vitality』)、キリンホールディングス(大谷翔平出演の『iMUSE免疫ケアサプリメント』)などが挙げられます。
獲得効率の上位と演出傾向
獲得効率で首位に立ったのはアイフルで、4年ぶりのトップ返り咲きとなりました。大地真央と今野浩喜のシリーズCMのうち、宇宙人を題材にしたコミカルな演出が高評価を得て、オンエア効率良く好感度を稼ぎました。
2位にはゼスプリ インターナショナル ジャパンが入り、キウイブラザーズを用いた楽曲表現や、Snow Manの宮舘涼太を起用した60秒CMなどが好評でした。3位は任天堂で、深澤辰哉、渡辺翔太、目黒蓮、ラウールを起用した『マリオカート ワールド』や『ドンキーコングバナンザ』が特に男子小中高生層からの支持を集めています。
このほか、日清紡ホールディングス(CGウーパールーパーが歌うCM)やワークマン(武井壮と吉田沙保里を起用したリカバリーウェア訴求)が、効率面での上位に入りました。
WebCM好感度の動向と調査定義、公開情報
本調査はテレビ放映のCMだけでなく、Web上で公開された動画広告の評価も集計しています。ここでいうWebCM好感度は、アンケート実施日時点で東京キー5局で放映されていないWeb限定のCM(公式ホームページ、公式YouTube、公式SNS、アプリ内広告等)を対象にしたランキングです。
WebCMはテレビCMと比べて拡散力やターゲット精度が高く、クリエイティブの自由度が大きいため、若年層やSNS利用者からの反応が得やすい傾向があります。2025年度のWebCM好感度総合1位は、テレビ部門と同じく日本マクドナルドでした。
日本マクドナルドのWebCM事例
マクドナルドの代表的なWeb作品は、2025年7月にX、TikTok、YouTubeなどで展開された『ビッグマック』のシリーズです。なかでも「ビッグプロポーズ『~結婚しよう~』」篇には梶裕貴と岩波詩織が出演し、浮き輪を“指輪の代わり”にするコミカルな展開で注目を集めました。
同シリーズは「商品を主役に据えたコミカルな物語」と「キャスティング」を両輪とし、Webならではの短尺・拡散指向の中で高い好感度を獲得しました。ほかに「ビッグプロポーズ『月が綺麗ですね』」篇も公開されています。
調査の補足情報と公開資料
詳細データやランキングの一覧は、専門誌『CM INDEX』2026年5月号(5月20日発売)で掲載される予定です。データ使用の際は事前の連絡が必要と明記されています。
問い合わせ先として、CM総合研究所のホームページ(www.cmdb.jp)のお問い合わせフォームが案内されています。調査の集計方針やWebCMの定義についても同ページで参照可能です。
ランキングと調査要点のまとめ表
以下の表は、本記事で取り上げた主要な指標とランキング上位の要点を整理したものです。主要な数値、上位企業、代表作、集計条件などを一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表主体 | CM総合研究所(東京都千代田区、代表・関根心太郎) |
| 集計期間 | 2025年4月度〜2026年3月度(2025年3月20日〜2026年3月19日) |
| 調査対象(TV CM) | 東京キー5局でのCM展開:2642社/6534銘柄/13809作品 |
| 回答・母集団 | 関東1都6県在住の一般モニター男女3000人の月例CM好感度調査の12カ月分を集計 |
| 企業別CM好感度(総合) 1位 | 日本マクドナルド(4年連続)— 49銘柄・128作品(代表作:三角チョコパイ、月見ファミリー、コク旨ビーフデミグラコロ、ビッグマック) |
| 企業別CM好感度(総合) 2位〜3位 | 2位:日清食品(カップヌードル、チキンラーメン、日清焼そばなど)/3位:花王(ハミング消臭実感、アタックZEROなど) |
| 躍進企業(首位) | BuySell Technologies(バイセル):前年度381位→本年度58位(ちびまる子ちゃん起用、サンドウィッチマン起用CM等) |
| 躍進企業(2位・3位) | 2位:Uber Japan(Uber Taxi、関東初CM)/3位:カカクコム(求人ボックス、timelesz起用) |
| 獲得効率(首位) | アイフル(大地真央・今野浩喜出演シリーズ、4年ぶり首位) |
| 獲得効率(上位事例) | 2位:ゼスプリ(キウイブラザーズ、Snow Man宮舘起用)/3位:任天堂(マリオカート ワールド等)/日清紡、ワークマンも上位 |
| WebCM好感度 1位 | 日本マクドナルド(例:ビッグプロポーズ『~結婚しよう~』篇ほか、Web限定動画で好評) |
| 掲載・公表 | 専門誌『CM INDEX』2026年5月号(5月20日発売)。詳細データ利用は事前連絡が必要。 |
| 問合せ | CM総合研究所ホームページ(www.cmdb.jp)のお問い合わせフォーム |
本記事では、CM総合研究所が発表した2025年度の企業別CM好感度ランキングと関連する部門(躍進企業、獲得効率、WebCM好感度)の要点を整理しました。各社の評価は個別のCM作品やキャスティング、物語性、配信チャネルの違いなど複数の要因が複合して決まるため、今回の結果からは広告表現やメディア施策の多様な有効性が読み取れます。詳細なランキングや個別スコアは『CM INDEX』2026年5月号をご参照ください。