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COMMONs始動|万博の“つづき”を綴る共創出版

共創型出版プロジェクト

開催期間:4月13日〜7月12日

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共創型出版プロジェクト
クラウドファンディングはいつまで?どう参加するの?
クラウドファンディングは2026年4月13日開始〜7月12日締切で、プラットフォームはFor Good。ページから支援コースを選んで決済すれば参加完了。目標は1000万円で達成額に応じてストレッチゴールが開く。
誰でも投稿できるの?投稿が選ばれたら本に載るの?
支援者・非支援者を問わず、SNSでハッシュタグ「#わたしの万博物語」かCOMMONsのDiscordへ投稿すれば応募可。寄せられた記録は選考のうえ一部が書籍『COMMONs』に採用される可能性がある。

万博の“つづき”を書籍でつむぐ ― 共創型プロジェクトの全容

大阪・関西万博の開幕からちょうど1年となる2026年4月13日、一般社団法人COMMONsは書籍制作を軸に据えた共創型出版プロジェクトを発表した。クラウドファンディングはFor Goodにて同日より開始され、目標金額は1,000万円(ストレッチゴール型)、応募期間は2026年4月13日〜7月12日となっている。プロジェクトの詳細ページは以下のURLで公開されている(https://for-good.net/project/1003278)。

本プロジェクトは、公式記録に収まりきらないクリエーターや建築家、アーティスト、そして市民が生み出した文化や記憶を“書籍”という形で継承し、制作プロセス自体も支援者と共有するという点を最大の特徴とする。制作は単なる完成物の納品ではなく、支援者を含めた共創プロセスそのものを公開し、次世代へつなぐ持続的な活動の起点をつくることを目指している。

万博の“つづき”を、みんなでつくる。COMMONs、共創型出版プロジェクト始動 ──「#わたしの万博物語」を開始 画像 2

プロジェクトの目的と対象

この出版プロジェクトは、万博で生まれた「創造」や「文化」を共有地として未来へつなぎ直すためのメディア制作である。公式の記録集が「結果」を記すとすれば、本書『COMMONs』ver.1.0はそこに至る「プロセス」や舞台裏の葛藤、ヴィジョン、市民の手による文化創造を可視化し、“万博のつづき”を生成することを狙いとしている。

また、本プロジェクトは支援の有無に関わらず広く参加を受け入れるハッシュタグ企画「#わたしの万博物語」を展開する。支援者はもちろん、来場者としての思い出や感想を持つすべての人が参加可能であり、寄せられた記録は書籍のコンテンツに採用される可能性がある。

  • クラウドファンディング実施プラットフォーム:For Good
  • 目標金額:1,000万円(ストレッチゴール型)
  • 応募期間:2026年4月13日〜2026年7月12日
  • プロジェクトURL:https://for-good.net/project/1003278
万博の“つづき”を、みんなでつくる。COMMONs、共創型出版プロジェクト始動 ──「#わたしの万博物語」を開始 画像 3

『COMMONs』ver.1.0の構成と「#わたしの万博物語」について

創刊号となる『COMMONs』ver.1.0のテーマは「POST EXPO」。本書は万博を形づくった25のプロジェクトと、そこに加わる市民個人の物語を1つ合わせた計26の物語で構成される予定だ。収録コンテンツは主にインタビューとビジュアルを軸に編集される。

25のプロジェクトはパビリオン、建築、アート、デザインなど万博会場で展開された多様な創造を取り上げる。そこに最後の“+1”として位置づけられるのが、今回同時展開されるハッシュタグ企画「#わたしの万博物語」であり、市民の投稿から選ばれた記録が本書の一部として収録される。

掲載予定の主な要素
・25のパビリオンやプロジェクトに関するインタビュー、制作の舞台裏、ビジュアル
・市民が投稿した体験談や思い出(「#わたしの万博物語」からのピックアップ)
・制作プロセスのドキュメンテーション(編集会議、草稿、ゲラなど)

「#わたしの万博物語」は、万博開幕1周年の2026年4月13日から閉幕1周年の10月13日までの184日間にわたって実施される。投稿はSNSまたはCOMMONsのオンラインコミュニティ(Discord)を通じて受け付けられ、万博に直接関与していない来場者の記憶や思い出も対象となる。

運営側は時間の経過とともに薄れゆく記憶を早期に記録する重要性を強調しており、個々の体験や課題、気づきが次世代の万博づくりに資する知見となることを期待している。投稿者の声は、将来の万博や関連プロジェクトにフィードバックされる可能性がある。

万博の“つづき”を、みんなでつくる。COMMONs、共創型出版プロジェクト始動 ──「#わたしの万博物語」を開始 画像 4

参加の方法と公開プロセス

参加方法は誰でも投稿可能というシンプルな設計だ。投稿はハッシュタグ「#わたしの万博物語」を付けてSNSへ投稿するか、COMMONsのDiscordコミュニティに投稿することで受け付けられる。支援の有無は問わない。

また、書籍制作の過程(編集方針の策定、編集会議での対話、草稿の段階など)を公開することで、支援者がコンテンツ誕生の瞬間を目撃し、時には編集に関わる機会を持つ仕組みを設ける計画がある。オンラインとオフラインを融合した公開型の研究会「オープンラボ」も構想されており、インタビューの一部はこの場で実施される可能性がある。

万博の“つづき”を、みんなでつくる。COMMONs、共創型出版プロジェクト始動 ──「#わたしの万博物語」を開始 画像 5

資金目標・リターン・ストレッチゴールとスケジュール

本プロジェクトはストレッチゴール方式を採用しており、最初の目標金額は1,000万円に設定されている。集まった支援の規模に応じて、より大きな展開を行うことが計画されている。

具体的なリターンやストレッチゴール、スケジュールは以下の通りである。

  • 主なリターンコース
    • Reader:電子版書籍 ¥5,000
    • スタンダード版(紙) ¥10,000
    • Collector:特別装丁版(シリアルナンバー付き)+早期コンテンツアクセス ¥30,000
    • Observer:制作プロセスの裏側を閲覧 ¥50,000
    • Contributor:編集室への参加・コメント権 ¥100,000
    • Partner:月次編集会議への参加+COMMONs Table招待 ¥300,000
    • Corporate各コース:法人向けパートナーシップ ¥100,000〜¥1,000,000

ストレッチゴールは、支援額に応じて次のように設定されている。

  1. 2,000万円達成:特別装丁版の書籍を制作
  2. 3,000万円達成:レーベルを立ち上げる
  3. 4,000万円達成:万博閉幕1周年を迎える秋頃に、関連規模の大きなイベントを開催
  4. 5,000万円(ファイナルゴール):万博をきっかけに生まれた創造と文化を育て、その先の未来をつくる「研究所」を立ち上げる

スケジュール(予定)

日付 内容
2026年4月13日 クラウドファンディング開始(〜7月12日)
2026年5月〜6月 取材開始
2026年7月〜8月 中間報告・ゲラ公開
2026年秋頃 イベント開催(ストレッチゴール達成時)
2026年12月24日 書籍発行(予定)
万博の“つづき”を、みんなでつくる。COMMONs、共創型出版プロジェクト始動 ──「#わたしの万博物語」を開始 画像 6

引地耕太と一般社団法人COMMONs:役割と組織の構想

本プロジェクトの代表理事は、クリエイティブディレクターの引地耕太。1982年鹿児島県生まれで、東京/福岡を拠点に活動している。2025年に株式会社VISIONsを設立し、大阪・関西万博で「こみゃく」と呼ばれるデザインシステムを手がけたほか、万博夢洲会場のオープンデザインプロジェクト『EXPO WORLDs』や新ヤン坊マー坊のキャラクターデザインリニューアルなど多くのプロジェクトに関与してきた。

引地のコメントとしてリリースに記載された一節は次の通りである(原文を掲載)。
“このプロジェクトは、万博の\”その先\”を、みんなでつくるプロジェクトです。万博がきっかけで生まれた創造や文化は、会期とともに終わるものではありません。むしろ終わった今だからこそ、火種を絶やさずに未来へつなげていくことこそが本当に重要だと私たちは思います。だからこそ私たちは、この熱狂を一過性のものにせず、記憶と物語として未来へつなぎ直し、\”その先の未来\”へと持続的にアクションし続けていくための場をつくりたいと思いました。その最初の一歩として、このプロジェクトを立ち上げました。”

一般社団法人COMMONs自体は2026年1月に設立され、所在地は東京都渋谷区猿楽町。組織はトップダウンでもボトムアップでもない「中間組織」として、研究(Lab)、活動(Project)、実装(Studio)、教育(College)、投資(Capital)を連結し、産・学・官・民を横断する多様な参加者が同じテーブルにつく場を設計している。

団体概要
団体名:一般社団法人COMMONs
所在地:東京都渋谷区猿楽町
設立:2026年1月
代表理事:引地耕太

引地はこれまでに、万博のデザインシステム「こみゃく」をはじめとするプロジェクト群を通じて、場づくりと市民参加型デザインの実践を続けてきた。COMMONsはそうした実践を継続・拡張するための組織的な枠組みとして位置づけられている。

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要点の整理:プロジェクト情報一覧

項目 内容
プロジェクト名 書籍『COMMONs』ver.1.0 共創型出版プロジェクト(#わたしの万博物語を含む)
主催 一般社団法人COMMONs(代表理事:引地耕太)
クラウドファンディング For Good(プロジェクトURL:https://for-good.net/project/1003278
目標金額 1,000万円(ストレッチゴール型)
ストレッチゴール 2,000万円:特別装丁版制作/3,000万円:レーベル立上げ/4,000万円:大規模イベント開催(秋頃)/5,000万円:研究所設立
応募期間 2026年4月13日〜2026年7月12日
#わたしの万博物語 実施期間 2026年4月13日(開幕1周年)〜2026年10月13日(閉幕1周年) 計184日間
書籍構成 「POST EXPO」をテーマに25のプロジェクト+市民投稿による“+1”の合計26の物語を収録予定
主なリターン 電子版 ¥5,000 / 紙版 ¥10,000 / 特別装丁版 ¥30,000 / 制作閲覧 ¥50,000 ほか
予定スケジュール 取材:2026年5月〜6月、ゲラ公開:7月〜8月、イベント:2026年秋(達成時)、書籍発行:2026年12月24日
団体設立 一般社団法人COMMONs:設立2026年1月、所在地:東京都渋谷区猿楽町

本稿では、一般社団法人COMMONsが4月13日に開始した共創型出版プロジェクトの意図、構成、参加方法、資金計画、スケジュール、そして組織の背景を整理して伝えた。万博で生まれた創造や記憶を、書籍と公開プロセスを通じて次世代へ手渡すための試みとして、多面的な関わり方が用意されている点が本プロジェクトの特徴である。