6月19日発売 阿部暁子『まだいない君に星の舟を』
ベストカレンダー編集部
2026年4月9日 07:48
阿部暁子新作発売
開催日:6月19日
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時空を越える物語の新章――『まだいない君に星の舟を』とは
株式会社集英社は2026年4月8日10時00分に、阿部暁子氏の最新作『まだいない君に星の舟を』を2026年6月19日(金)に発売すると発表しました。本作は、講談社刊『カフネ』で2025年本屋大賞を受賞した阿部暁子氏の受賞後第1作であり、集英社オレンジ文庫からの刊行となります。
装画はsyo5が担当しており、巻頭には書影が配されています。本作はシリーズの第3弾として位置づけられる作品で、時空を超えた「出会い」と交流を描くラブ・ストーリーです。物語の主軸は中学2年生の少年と、未来から来たと名乗る若い女性との出会いに据えられています。
表題作の概要と収録構成
本作は、シリーズのこれまでの流れを受け継ぎつつ、前日譚としての性格を持つ表題作に加え、シリーズからのスピンオフ短編3作を収録した一冊です。物語の舞台となる離島や「神隠しの入り江」と呼ばれる場所、そして時代を超える設定が重層的に描かれる点が特徴です。
収録作品構成の要点は次の通りです。表題作(前日譚)+ スピンオフ短編3作。短編を含めることでシリーズ全体の世界観や人物像への理解が深まる編集構成になっています。
- 表題作:『まだいない君に星の舟を』(前日譚)
- 短編:シリーズからのスピンオフ短編3作を収録
物語のあらすじと主要設定
物語の時間軸は2001年。中学2年生の高津は、表向きは由緒ある離島の家系に生まれながらも家族関係に問題を抱え、鬱屈した日々を送っています。父親の女性問題、母の家出、家政婦が父の不倫相手であるという周囲に知られた事情が、彼の孤立を深めます。
高津は人目を避けて「神隠しの入り江」と呼ばれる立ち入り禁止の海岸に入り浸っていましたが、そこで倒れている若い女性を発見します。診療所に運ばれたその女性は野津みかげと名乗り、自分は2079年にいたと語ります。年齢は19歳だと名乗る彼女との交流の中で、彼女が未来から来たことを裏付けるような出来事が発生します。
表題作のあらすじ(詳細)
2001年の離島で孤独を抱える少年・高津が神隠しの入り江で倒れていた女性を見つけるところから物語は始まります。女性は野津みかげと名乗り、未来(2079年)から来たと主張します。19歳の彼女と交流を重ねることで、未来に関する断片や事件が次第に明らかになっていきます。表題作は『どこよりも遠い場所にいる君へ』の前日譚としての位置づけも有しており、シリーズの世界観を補完する役割を担います。
加えて、本作にはシリーズの脇役や設定を掘り下げるスピンオフ短編3作が収録されており、シリーズ全体の理解を深める構成です。
シリーズの流れと既刊情報
本作は『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』に続くシリーズ第3弾です。シリーズ全体として「出会い」を軸に時間軸を行き来する設定が特徴で、長年にわたり読者に支持されてきました。特に第1弾『どこよりも遠い場所にいる君へ』はアニメ映画化が決定しており、公開日は2026年10月9日(金)です。
以下、シリーズ既刊2冊の要旨と書誌情報を含めて列記します。作品ごとにあらすじと書誌情報を明示することで、シリーズ全体の把握が容易になります。
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
あらすじ:月ヶ瀬和希は秘密を抱え、知り合いのいない環境を求めて離島の采岐島高校に進学します。采岐島の「神隠しの入り江」で夏の初めに少女が倒れているのを発見し、救助した少女・七緒(16歳)は身元不明。彼女がつぶやいた「1974年」という言葉の意味は何か。感動のボーイ・ミーツ・ガールです。
書誌情報:
- 書名
- 『どこよりも遠い場所にいる君へ』
- 著者
- 阿部暁子
- 発売日
- 2017年10月20日
- 定価
- 792円(10%税込)
- ページ数
- 320ページ
- ISBN
- 978-4-08-680154-6
- 発行
- 株式会社集英社
- URL
- https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-680154-6
『また君と出会う未来のために』
あらすじ:仙台の大学に通う青年・支倉爽太は、過去に幽霊が出ると噂のある海で溺れてTime Slipし、遠い未来(2070年)へ行った経験を持ちます。現代に戻って以降も未来で出会った年上の女性を忘れられずにいた彼が、友人関係や室内楽サークルを通じて再び過去や未来に関わる出来事に巻き込まれていきます。『どこよりも遠い場所にいる君へ』に続く、さまざまな「出会い」の物語です。
書誌情報:
- 書名
- 『また君と出会う未来のために』
- 著者
- 阿部暁子
- 発売日
- 2018年10月19日
- 定価
- 902円(10%税込)
- ページ数
- 368ページ
- ISBN
- 978-4-08-680214-7
- 発行
- 株式会社集英社
- URL
- https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-680214-7
著者略歴と書誌情報(『まだいない君に星の舟を』)
阿部暁子氏は岩手県出身。2008年に『いつまでも』で第17回ロマン大賞を受賞し、同作を改題した『屋上ボーイズ』で集英社コバルト文庫よりデビューしました。代表作には『パラ・スター』『カラフル』(ともに集英社)や『金環日蝕』(東京創元社)などがあり、2025年に講談社刊『カフネ』で本屋大賞を受賞しています。
『まだいない君に星の舟を』の書誌情報は以下の通りです。発売日、定価、ページ数、ISBN、発行元、購入や詳細確認のためのURLを明記します。
- 書名
- 『まだいない君に星の舟を』
- 著者
- 阿部暁子
- 発売日
- 2026年6月19日(金)
- 定価
- 715円(10%税込)
- ページ数
- 240ページ
- ISBN
- 978-4-08-680703-6
- 発行
- 株式会社集英社(集英社オレンジ文庫)
- 装画
- syo5
- URL
- https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-680703-6
発表元と日付
本件は株式会社集英社より2026年4月8日10時00分に発表されました。集英社による公式発表に基づく情報であり、発売日は2026年6月19日(金)と設定されています。
また、シリーズ第1作『どこよりも遠い場所にいる君へ』はアニメ映画化が決定しており、公開日は2026年10月9日(金)として告知されています。アニメ映画に関する公式URLは次の通りです:https://sh-anime.shochiku.co.jp/dokokimi-movie/
要点整理(作品情報一覧)
ここまでに示した主要情報を表で整理します。発売日・価格・ページ数・ISBN・出版社・関連URLといった基本情報を一目で確認できる形式にしました。
| 項目 | 『まだいない君に星の舟を』 | 『どこよりも遠い場所にいる君へ』 | 『また君と出会う未来のために』 |
|---|---|---|---|
| 著者 | 阿部暁子 | 阿部暁子 | 阿部暁子 |
| 発売日 | 2026年6月19日(金) | 2017年10月20日 | 2018年10月19日 |
| 定価(10%税込) | 715円 | 792円 | 902円 |
| ページ数 | 240ページ | 320ページ | 368ページ |
| ISBN | 978-4-08-680703-6 | 978-4-08-680154-6 | 978-4-08-680214-7 |
| 発行 | 株式会社集英社(集英社オレンジ文庫) | 株式会社集英社 | 株式会社集英社 |
| 関連URL | 書誌ページ | 書誌ページ | 書誌ページ |
| 備考 | 表題作+スピンオフ短編3作収録。装画:syo5 | アニメ映画化(公開日:2026年10月9日) | シリーズ姉妹編 |
以上が、集英社による発表に基づく『まだいない君に星の舟を』の全容と関連シリーズ情報の整理です。作品は時代を越えた出会いを丁寧に描く構成で、シリーズの流れを受け継ぎつつ新たな視点を加えた一冊となっています。