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多言語医療相談が通話料無料化 LINE通話も対応

フリーダイヤル開始

開催日:4月1日

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フリーダイヤル開始
通話料無料っていつから使えるの?
フリーダイヤルは2026年4月1日から利用可能で、番号は0120-339-266。さらに2026年4月中旬にはLINE通話対応も始まり、データ専用端末からの相談も可能になります。
誰が使えてどの言語に対応してるの?
日本在住または一時滞在の非日本語話者が対象で、やさしい日本語に加え英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語等に対応。相談料・通訳料は無料です。

外国人の医療相談に残っていた「通話料」と「通信手段」の壁

特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター(以下、当センター)は、2026年4月1日から多言語電話医療相談をフリーダイヤル化(0120-339-266)し、通話料無料での相談受付を開始します。加えて、2026年4月中旬からはLINE通話を用いた相談対応も始め、データ通信専用端末利用者にも対応できる体制を整えます。これはプレスリリース(日付:2026年3月31日 21時01分)で発表された内容です。

日本に在住または一時滞在する非日本語話者(外国人)の増加に伴い、医療機関へのアクセスに関する障壁は従来の「言語」だけにとどまりません。通話料を気にして医療相談を控えるケース、電話機能を持たない端末を使用する利用者が相談できないケースなど、複合的な要因が医療支援に結びつかない状況を生んでいます。当センターはこれらを踏まえ、相談の導線そのものを再設計する取り組みを行います。

多言語医療相談が「通話料無料」に 画像 2

導入される具体的な仕組みと運用開始時期

今回の変更は3点の主要な施策で構成されています。まず、フリーダイヤルの導入により通話料負担を解消します。次に、LINE通話機能を使うことでデータSIMやWi-Fiのみの環境にある方の相談を可能にします。最後に、自治体や支援団体、医療機関向けの事務局直通番号を明確にし、機関間の連絡を効率化します。

導入時期は以下の通りです。フリーダイヤルは2026年4月1日から開始、LINE通話での相談は2026年4月中旬に運用開始予定です。なお従来の電話番号(03-6233-9266)は引き続き利用可能で、利用者の導線を切り替えながら移行を進める形がとられます。

① フリーダイヤル導入(通話料無料)

新たに設けられるフリーダイヤルは0120-339-266です。これにより、相談者は通話料を理由に相談をためらう必要がなくなります。相談料・通訳料はこれまで通り無料で提供される点も変わりません。

従来の固定番号(03-6233-9266)も並行して使用可能です。経済的負担の軽減は、相談を開始する動機付けに直結するため、より多くの外国ルーツの方が適切な医療につながることが期待されます。

② LINE通話による相談対応(4月中旬開始)

LINE通話対応は、スマートフォンの利用環境が多様化している現状を踏まえた対応です。データ通信専用端末(音声通話ができない端末)やWi-Fi環境下でも、LINE通話を介して相談が可能になるため、電話回線を持たない利用者へのアクセスが改善されます。

対応は通話機能のみであり、チャット相談は対象外です。LINE通話対応によって、音声での相談が確保され、必要に応じて三者通話による受診調整や遠隔医療通訳へと円滑につなげる仕組みが維持されます。

③ 支援者・医療機関向け窓口の電話番号変更

自治体や支援団体、医療機関からの相談・通訳依頼に対しては、新たに事務局直通番号として090-3359-8324が設定されます。この番号は支援者や医療機関側の問い合わせ専用として位置づけられ、迅速な窓口対応を目的としています。

これにより、専門的な調整や連携の際に従来よりも的確な窓口に接続できるようになり、現場での運用負担の軽減と迅速な対応が見込まれます。

提供されるサービスの時間と対応言語、具体的業務内容

当センターが提供するサービスは、相談窓口の時間帯や対応言語が明確に定められており、利用者・支援者が利用しやすい形で運用されます。以下の表やリストで時間帯・言語・提供する具体的業務内容を整理します。

相談は平日の対応が中心で、遠隔医療通訳や受診調整など医療につながるための実務を担います。対応言語は日本語の易しい表現に加え、多数の外国語に対応することが明示されています。

サービス 対応時間 備考
多言語医療相談 平日 10:00〜16:00 症状や地域に応じた医療機関の案内、受診調整など
遠隔医療通訳 平日 10:00〜15:00 電話またはリモート会議システムを用いた通訳

対応言語の一覧は次の通りです。やさしい日本語を含め、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語・タイ語・フィリピン語(フィリピン語はタグログ語等を想定)など、多様な母語に対応します。

  • やさしい日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語
  • スペイン語
  • ポルトガル語
  • ベトナム語
  • タイ語
  • フィリピン語

業務内容としては、症状や居住地域に応じた医療機関の案内、三者通話による受診調整、遠隔での医療通訳の提供を行います。相談料・通訳料は無料で継続されます。

これらは医療機関の紹介だけで終わらず、実際の受診に向けた具体的調整や通訳支援までを含めたトータルな支援を意図した運用です。

社会的意義、組織の役割と今後の連携の方向

当センターは、外国人医療を特別なサービスとして切り出すのではなく、社会のセーフティネットの一部として機能させることを目的に活動してきました。通話料無料化とLINE通話対応は、これまで支援につながりにくかった層へのアクセスを可能にする施策です。

医療機関や支援団体側にとっても、より実効性の高い連携が期待されます。通話料や通信手段という物理的・経済的要因を取り除くことにより、現場の患者と医療機関の接点が強化されます。

団体名
特定非営利活動法人 AMDA国際医療情報センター
所在地
東京都
事業内容
多言語医療相談、遠隔医療通訳
設立
1991年(2001年にNPO法人化)
WEB
https://www.amdamedicalcenter.com/
参考資料(PDF)
d155158-6-2e4d5c57a4d169dba76143ea4164c4b8.pdf

組織は自治体、国際交流協会、医療機関などとの連携を強化し、相談導線のさらなる拡張と認知向上を図るとしています。これにより、必要な人に確実に届く医療支援を目指す姿勢が示されています。

支援や連携の呼びかけは、単に情報を広げるだけでなく、医療機関側の受け入れ体制や地域の支援ネットワーク構築と並行して進められます。支援機関や医療現場にとっても、相談窓口の利便性向上は実務上の負担軽減につながる要素となるでしょう。

変更点と主要ポイントの整理

ここまでに示したプレスリリースの内容を、利用者や支援者が一目で把握できるように表でまとめます。導入日、電話番号、対応時間、対応言語、支援者向け窓口など、利用に関わる主要な情報を整理しました。

以下の表は記事本文で説明した全項目を網羅しています。確認や周知の際に参照してください。

項目 内容
発表日 2026年3月31日 21:01
フリーダイヤル開始日 2026年4月1日
フリーダイヤル番号 0120-339-266
従来番号 03-6233-9266(引き続き利用可能)
LINE通話対応開始 2026年4月中旬(通話機能のみ、チャット不可)
支援者・医療機関向け事務局直通 090-3359-8324
多言語医療相談 平日 10:00〜16:00(相談料・通訳料 無料)
遠隔医療通訳 平日 10:00〜15:00(電話・リモート会議)
対応言語 やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、フィリピン語 等
団体 特定非営利活動法人 AMDA国際医療情報センター(所在地:東京都、設立1991年、NPO化2001年)
URL / 参考資料 https://www.amdamedicalcenter.com/ / d155158-6-2e4d5c57a4d169dba76143ea4164c4b8.pdf

以上がプレスリリースに記載された全情報の整理です。フリーダイヤルとLINE通話対応の導入により、通話料や通信手段を理由に相談ができなかった層へのアクセスが改善されること、また支援者や医療機関との連携を通じて医療支援の実効性が高まることが明示されています。これらの変更は、医療に関する情報と通訳支援を必要とする外国人に向けたインフラの一部を強化するものと位置付けられます。