立ち呑みの日 (記念日 11月11日)

立ち呑みの日
制定年
2011年(平成23年)
制定者
藤原法仁氏・浜田信郎氏ら
日付の由来
「1111」が人が立ち呑みする姿に見えるため
認定団体
一般社団法人・日本記念日協会
関連書籍
『東京居酒屋名店三昧』(東京書籍)
立ち呑みの起源
江戸時代の酒屋店先の文化

11月11日、カレンダーに並ぶ四つの「1」は、グラスを手に肩を並べる人々の姿に見えないでしょうか。この視覚的な発想から生まれたのが「立ち呑みの日」です。立ち呑みや居酒屋をテーマにしたブログを運営する作家の藤原法仁氏と浜田信郎氏らが2011年(平成23年)に制定し、一般社団法人・日本記念日協会に「立ち飲みの日」として認定・登録されました。なお制定初年度の2011年11月11日は「111111」と1が六つ並ぶ年で、100年に一度の日付として各メディアが取り上げました。

立ち呑みは侮れない歴史を持っています。江戸時代の庶民は寿司や蕎麦の屋台に親しんでいましたが、酒屋の店先でアテをつまみながら一杯やる文化も同時期に根付いていました。明治時代後半には北九州の製鉄所周辺で、夜勤明けの労働者が朝から開いている酒屋に立ち寄り疲れを癒す「角打ち」が定着。酒販店の店内でそのまま飲むこのスタイルが全国へ広がり、立ち呑み文化の大きな柱のひとつになりました。長らく「おじさんの場所」として地味な存在でしたが、2000年代以降は女性でも入りやすいバルや洗練された角打ちが都市部を中心に増え、酒文化と食文化の両面から注目されるジャンルへと変化しています。

藤原氏と浜田氏が共著した『東京居酒屋名店三昧』(東京書籍)は、そうした立ち呑み・居酒屋文化への深い愛着から生まれた一冊です。

毎年11月11日には全国各地の立ち呑み店でイベントや飲み歩き企画が開かれており、日本経済新聞も都内でのはしごイベントを取り上げるなど、記念日として一定の定着を見せています。カジュアルに一杯、隣の人と自然に言葉を交わす—そんな立ち呑みの作法が、この日を通じて改めて光を当てられています。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)