税を知る週間 (週間・月間 11月11日から11月17日)

税を知る週間
制定年
1974年(昭和49年)
実施期間
毎年11月11日〜17日
主催
国税庁
現名称への改称
2004年(平成16年)
2026年度一般会計税収(見通し)
83兆7,350億円(過去最高)
税収の主要3税の割合
所得税・法人税・消費税で約8割

毎年11月になると、国税庁が主導する「税を考える週間」(11月11日〜17日)の広報活動が全国各地で展開されます。講演会、中学生・高校生を対象とした作文コンクール、国税モニターとの意見交換会——これらは単なる告知ではなく、税の仕組みを市民が自分ごととして捉えるための機会として設けられています。

この週間の原型は1974年(昭和49年)に制定された「税を知る週間」にさかのぼります。その背景には、高度経済成長が一段落し、福祉や社会インフラの充実に向けて税負担のあり方を国民が改めて考える必要が生じたという時代状況がありました。さらに遡れば、1954年(昭和29年)に「納税者の声を聞く月間」として始まり、1956年に「旬間」へと縮小・改称された経緯もあります。2004年(平成16年)には名称が現在の「税を考える週間」に改められています。名称変更には、受け身で「知る」のではなく、能動的に「考える」姿勢を促すという意図が込められています。

税の規模を数字で見ると、その重みが具体的に伝わります。2026年度の国の一般会計税収は83兆7,350億円と過去最高の見通しで、このうち所得税・法人税・消費税の3税だけで全体の約8割を占めます。私たちが日常的に支払っている消費税や給与から天引きされる所得税が、医療・教育・社会保障・インフラ整備といった公共サービスの財源となっています。

週間中の活動は国税庁にとどまりません。各都道府県の税務署、地方自治体、民間の納税団体が連携して、街頭での啓発活動や税に関する展示会を開催します。特に若年層への教育に力を入れており、中学生・高校生の税についての作文は毎年多数の応募が寄せられ、優秀作品は表彰されます。この週間はもともと国民が税制や徴収の実態について疑問を持ち、意見を表明できる場として機能してきた歴史を持っており、税を学校教育の場に落とし込む現在の取り組みもその流れのなかにあります。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)