配線器具の日 (記念日 11月11日)

配線器具の日
制定年
1999年(平成11年)
制定者
日本配線器具工業会(現・日本配線システム工業会)
日付の由来
コンセント差込口の形が「11 11」に見える
関連期間
秋の火災予防週間(11月9〜15日)
配線器具の寿命目安
コンセント・スイッチは約10年
主な危険現象
トラッキング現象(ほこり+湿気による発火)

壁のコンセントにプラグを差し込む穴は2つ並んでいます。その形を横から眺めると「11」という数字に見えます。ダブルコンセントであれば穴が4つ、並べると「1111」。この見立てが、11月11日が「配線器具の日」に選ばれた理由のひとつです。1999年(平成11年)に日本配線器具工業会(現・日本配線システム工業会)が制定しました。

もうひとつの理由は、日付が「秋の火災予防週間」の期間中に重なることです。電気設備の不具合は住宅火災の原因として見過ごされやすく、日常的に使うコンセントやスイッチだからこそ劣化に気づきにくいという背景があります。配線器具への関心を高め、分電盤や壁のスイッチ、コンセント、電源プラグを定期的に点検してもらうことが制定の目的です。

配線器具とは、住宅に引き込まれた電気を各部屋・各機器へ届けるための設備全体を指します。玄関近くの壁に収まった住宅用分電盤、照明を入り切りする壁スイッチ、家電製品のプラグ、そしてプラグを受け入れるコンセントがその代表です。普段は意識されませんが、これらは毎日の暮らしの中で電気をコントロールする入口の役割を担っています。

コンセントやスイッチの寿命は一般的に10年程度とされています。注意が必要なのはトラッキング現象で、コンセントとプラグのすき間に溜まったほこりが湿気を吸って導電性を持ち、やがてショートして発火する現象です。長期間プラグを差しっぱなしにしている家電の周辺では特に起こりやすく、掃除が届きにくいテレビや冷蔵庫の裏側も確認が必要な箇所です。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の調査では、配線器具の発火事故は使い方や設置状況が要因となるケースが一定数を占めており、日常的な点検の重要性が指摘されています。

11月11日はポッキーの日やきりたんぽの日としても知られる日付ですが、足元のコンセント周りを一度確認するきっかけとしても機能しています。ほこりを払い、変色や焦げた臭いがないか確かめるだけでも、火災リスクの低減につながります。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)