電池の日 (記念日 11月11日)

電池の日
制定年
1987年(昭和62年)
制定団体
日本乾電池工業会(現:電池工業会)
日付の由来
+-を縦に並べると「十一」に見えることから
バッテリーの日
12月12日
電池月間
11月11日〜12月12日
乾電池の日本初発明
1887年(明治20年)屋井先蔵による

世界で初めて乾電池を発明したのは、実はドイツ人ではなく日本人でした。時計職人出身の屋井先蔵(やいさきぞう)は、1887年(明治20年)に炭素棒にパラフィンを含浸させることで液体を使わない乾式電池を完成させています。ドイツのガスナーが乾電池特許を取得したのは翌1888年のことであり、屋井の発明はそれより1年早いものでした。

11月11日を「電池の日」と定めたのは、日本乾電池工業会(現:電池工業会)です。1987年(昭和62年)に制定されました。乾電池の+(プラス)と-(マイナス)の記号を縦に並べると「十一」に見えることから、この日付が選ばれています。電池についての正しい知識と理解を広め、正しく使ってもらうことが制定の目的です。なお、12月12日は「バッテリーの日」とされており、11月11日から12月12日までの1か月間は「電池月間」と位置づけられています。

屋井先蔵の乾電池が一躍脚光を浴びたのは1894年(明治27年)の日清戦争でした。満州の厳冬では従来の液体式電池が凍結して使用不能になりましたが、屋井の乾電池だけは正常に動作し、陸軍から大口注文を受けることになります。この戦時の実績が日本の電池産業を一気に押し上げ、屋井はのちに「乾電池王」と称されました。1910年には合資会社屋井乾電池を設立し、筒型の金属ケースを用いた現在の乾電池スタイルを確立させた人物でもあります。現代では電池の正しい使い方と廃棄方法への関心が高まっており、使用後に機器から取り出すこと、異なるメーカーや新旧の電池を混在させないことが基本とされています。使用済み電池は自治体のルールに従って分別し、リサイクルに出すことが推奨されており、電池工業会は電池月間を通じてこうした知識の普及活動を毎年続けています。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)