書道の日・習字の日 (記念日 11月2日)
- 制定団体
- 公益財団法人日本習字教育財団
- 日付の由来
- 「いい(11)もじ(02)」の語呂合わせ
- 財団設立
- 1953年9月1日
- 設立者
- 原田観峰(1911〜1995年)
- 無形文化遺産登録
- 2009年(ユネスコ)
- 財団創立70周年
- 2023年
毛筆で紙に文字を書く行為が芸術として体系化され、ユネスコの無形文化遺産に登録されたのは2009年のことです。中国を起源とする書道は、6世紀頃に日本へ伝わり、仏教経典の書写とともに広まりました。以来、文字の形と書き方を体で覚える「習字」を入口に、書そのものを芸術として深める「書道」へと段階的に発展してきました。11月2日の「書道の日・習字の日」は、公益財団法人日本習字教育財団が制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定・登録された記念日です。日付は「いい(11)もじ(02)」、すなわち「いい文字」と読む語呂合わせに由来します。
日本習字教育財団の設立は1953年9月1日。習字教室の指導者たちが集い、書道・習字の普及と発展を目的として生まれた団体です。2023年に創立70周年を迎え、現在は全国に多くの習字教室を持ちます。財団の設立者である書道家・原田観峰は1911年12月16日の生まれで、1995年3月6日に没するまで書道文化の発展に生涯を捧げました。
書道は東アジア全域に根付く文化であり、中国・韓国・ベトナムなど漢字文化圏に広く共有されています。日本では墨と筆、和紙を用いた独自の様式が育まれ、平安時代には「和様書道」として中国風とは異なる流れが確立されました。小野道風・藤原佐理・藤原行成の三者は「三蹟」と称され、和様書道の基礎を築いた人物として歴史に名を残しています。江戸時代には庶民にも習字が広まり、寺子屋での読み書き教育の中核を担いました。明治以降は学校教育に組み込まれ、毛筆から硬筆へと媒体が多様化しながらも、筆で書く文化は途絶えることなく現代まで受け継がれています。
現代では競書大会や習字教室を通じて、子どもから高齢者まで幅広い層が筆を手にしています。書道の日は、その継続を改めて意識する機会です。
11月2日の他の記念日
11月2日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)