阪神タイガース記念日 (記念日 11月2日)

阪神タイガース記念日
日本一達成日
1985年(昭和60年)11月2日
対戦相手
西武ライオンズ(4勝2敗で制覇)
日本シリーズMVP
ランディ・バース(打率.389・2本塁打・7打点)
バースの年間成績
打率.350・54本塁打・134打点(三冠王)
リーグ優勝
21年ぶり(2リーグ制導入後、日本一は初)
社会現象
「トラ・フィーバー」が全国を席巻。道頓堀ダイブが始まる

打率.350、54本塁打、134打点。1985年のランディ・バースが残した数字は、日本プロ野球史に刻まれた三冠王の証だ。アメリカ・オクラホマ州出身のこの長身右打者が阪神タイガースに加入したのは1983年のこと。最初の2年間は鳴かず飛ばずだったが、3年目の1985年に突如として覚醒し、NPB史上でも屈指の外国人打者として語り継がれる存在となった。

その年の阪神は、バース一人が突出していたわけではない。掛布雅之が打率.300・40本塁打・108打点、岡田彰布が打率.342・35本塁打・101打点を記録。3人合計で129本塁打・343打点という圧倒的な破壊力を誇った。象徴的な場面が1985年4月17日の巨人戦だ。7回裏、バース・掛布・岡田が甲子園のバックスクリーンへ3者連続本塁打を叩き込んだ「バックスクリーン3連発」は、シーズンを通じて阪神ナインの士気を高め続けた。投手では池田親興が15勝を挙げ、吉田義男監督が率いるチームは21年ぶりのリーグ優勝を果たした。

日本シリーズの相手は、当時黄金時代を迎えていた西武ライオンズ。下馬評では西武有利との見方もあったが、阪神は4勝2敗でシリーズを制した。2リーグ制が導入された1950年以降、阪神にとって初の日本一だった。シリーズMVPに輝いたのは、やはりバースだった。第1戦・第2戦で立て続けに決勝本塁打を放ち、シリーズを通じて打率.389・2本塁打・7打点の活躍。レギュラーシーズンからシリーズの大舞台まで、この年の阪神はバースなしには語れない。

優勝の瞬間、大阪の街は熱狂に包まれた。「トラ・フィーバー」と呼ばれた社会現象が全国を席巻し、関西の繁華街には阪神ファンが溢れ返った。道頓堀の戎橋から川へ飛び込む光景が生まれたのもこの年が最初とされており、それ以来、阪神の優勝とダイブはセットで語られる大阪の風物詩となった。大阪城の外堀でも飛び込みが起きたと伝えられており、当時の熱狂ぶりが窺える。

阪神タイガース後援会などが制定した「阪神タイガース記念日」は、1985年11月2日に日本一が決まったこの日を記念したもの。2リーグ制初の日本一から40年が経った今も、バース・掛布・岡田の名前と1985年の記憶は、タイガースファンの胸に色あせることなく残っている。

11月2日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 天恩日
月齢 22.5(下弦の月)

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)