すしの日 (記念日 11月1日)
- 制定年
- 1961年(昭和36年)
- 制定した団体
- 全国すし商環境衛生同業組合連合会(全国すし連)
- 決議の場
- 第4回熊本大会
- 日付の由来
- 新米の季節であり、海の幸に脂がのる時期であることから
- 事務局の現在地
- 東京都江東区豊洲(2018年移転)
11月は新米が出揃い、海の幸も脂がのる最も美味しい季節です。日本人にとって欠かせない食文化のひとつである「すし」を称えるため、この時期に記念日が設けられたのは自然な流れといえるでしょう。11月1日は「すしの日」として、全国の寿司店がさまざまなキャンペーンを展開しています。
「すしの日」を制定したのは、「全国すし商環境衛生同業組合連合会」(全国すし連)です。1961年(昭和36年)11月、同連合会の第4回熊本大会において、11月1日を「実りの秋・収穫の秋・米への感謝の日」として「全国すしの日」とすることが決議されました。全国の都道府県にあるすし組合が加盟するこの団体が、業界全体として記念日の普及に取り組んできました。
日付に11月1日が選ばれた理由は、季節の恵みと深く結びついています。新米の収穫が終わり、すしの土台となる米が最も美味しい時期であること、そして秋が深まるにつれてマグロやブリ、カニなどの海の幸が脂をたっぷり蓄える季節であること。米と魚、どちらの素材も旬を迎えるこのタイミングは、すしという料理の本質を体現した日といえます。
記念日の名称については、同連合会の公式サイトでは団体名と統一してひらがなで「すしの日」と表記しています。一方で、一般的には漢字で「寿司の日」と書かれることも多く、両方の表記が混在している状況です。どちらが正しいというわけではなく、表記の揺れとして広く受け入れられています。
なお、「全国すし連」を取り巻く環境は時代とともに変わってきています。正式名称はかつての「環境衛生」から現在の「全国すし商生活衛生同業組合連合会」へと変更されました。また、長らく東京都中央区築地に事務局を置いていましたが、2018年(平成30年)10月に東京都中央卸売築地市場が豊洲へ移転したことに伴い、事務局も東京都江東区豊洲へと移っています。築地市場とともに歩んできた歴史の一幕が、ここでも刻まれています。
この日を前後して、日頃の感謝を込めた特別メニューや割引サービスを用意する寿司店が全国各地に見られます。新米と旬の魚介が重なるこの季節に、すし文化が長く愛されてきた理由を実感できます。
参考リンク
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