トラックの日 (記念日 10月9日)
- 制定年
- 1992年(平成4年)
- 制定団体
- 公益社団法人・全日本トラック協会
- 日付の由来
- 「ト(10)ラック(9)」の語呂合わせ
- 輸送分担率
- 約92%(2022年度・トン数ベース)
- 全ト協設立
- 1948年(昭和23年)
日本国内で運ばれる貨物のうち、トン数ベースで約92%をトラックが担っています。鉄道が約1%、内航海運が約5%にとどまることを踏まえると、日本の物流がいかにトラックに依存しているかがわかります(2022年度・令和4年度データ)。その存在感をより広く知ってもらおうと、公益社団法人・全日本トラック協会(全ト協)が1992年(平成4年)に制定したのが「トラックの日」です。
日付は「ト(10)ラック(9)」の語呂合わせから10月9日。全日本トラック協会は1948年(昭和23年)に設立された業界団体で、日本貨物自動車運送事業法に基づいて組織されています。全都道府県のトラック協会と全国の会員事業者を束ねており、業界の安全対策・環境改善・人材育成などに取り組んでいます。東京都新宿区四谷に事務局を置いています。
「トラックの日」には、全国各地でトラックの安全や環境問題に関するPRイベントが開催されます。子ども向けのトラック試乗体験や、ドライバーの仕事を紹介するコーナーを設ける地域もあり、普段は車道を走るトラックを間近で見られる機会として家族連れに親しまれています。また、業界内では安全運転への意識を改めて高める機会としても活用されています。
日本でトラックが物流の中心となったのは戦後の高度経済成長期からです。道路網整備とともに急速に普及し、冷蔵・冷凍トラックの登場で生鮮食品の長距離輸送も可能になりました。
近年のトラック業界が直面する最大の課題はドライバー不足です。2024年4月に施行された「改正労働基準法」によって、トラックドライバーの時間外労働に年960時間の上限が設けられました。この規制強化は「2024年問題」と呼ばれ、輸送能力の低下や配送コストの上昇が懸念されています。業界全体として自動化・効率化や待遇改善に取り組む機運が高まっており、「トラックの日」はそうした業界の現状を社会に発信する場ともなっています。
参考リンク
10月9日の他の記念日
10月9日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)