世界郵便の日 (記念日 10月9日)
- 制定年
- 1969年(UPUの日として)、1984年に現名称へ
- UPU設立
- 1874年10月9日(欧州22ヶ国が条約締結)
- UPU本部
- スイス・ベルン
- 日本のUPU加盟
- 1875年(明治8年)
- 加盟国・地域数
- 192(2023年時点)
- 郵便週間
- 10月9日を中心とした1週間
手紙や荷物が国境を越えて届く仕組みは、1874年(明治7年)に欧州22ヶ国が「一般郵便連合条約」を締結したことで生まれました。その条約締結の日、10月9日を記念して設けられたのが「世界郵便の日」です。万国郵便連合(UPU:Universal Postal Union)が1969年(昭和44年)に「UPUの日」として制定し、1984年(昭和59年)に現在の名称へ改められました。
UPUは1874年の設立当初「一般郵便連合」と称しており、1878年(明治11年)に「万国郵便連合」へ改称しました。本部はスイスのベルンに置かれています。日本は1875年(明治8年)に加盟し、以来150年以上にわたってUPUの活動に参加しています。現在の加盟国・地域数は192(2023年時点)にのぼり、国連の専門機関として国際郵便の秩序形成に取り組んでいます。
UPUの主な役割は、加盟国の郵便機関が互いに協力して国際郵便を円滑に運用するためのルール設定と、発展途上国への技術支援です。宛先の国の郵便局が差出国の代わりに配達を担う「相互配達の義務」を定めており、世界どこへ出した郵便物でも原則として配達が保証される仕組みを支えています。この枠組みがあるからこそ、個人が窓口で差し出した一通の封書が地球の裏側まで届けられます。
日本では10月9日を中心とした1週間が「郵便週間」と定められており、記念切手の発行や郵便局でのイベントが全国で行われます。
日本の郵便事業の歴史は古く、1871年(明治4年)に前島密の主導で近代郵便制度が発足しました。当初は東京・京都・大阪の三都市間のみでの取り扱いでしたが、翌年には全国へ拡大。UPU加盟によって国際郵便も整備され、現在では日本郵便が世界各国の郵便機関との協定のもと、手紙・小包・EMSなどを届けています。デジタル通信が普及した現代でも、物理的な荷物の国際輸送においてUPUが定める枠組みは物流の根幹を担っています。
参考リンク
10月9日の他の記念日
10月9日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)