三つ葉の日 (記念日 3月28日)

三つ葉の日
日付の由来
み(3)つ(2)ば(8)の語呂合わせ
科・属
セリ科ミツバ属の多年草
原産地
日本(数少ない日本原産野菜のひとつ)
栽培開始
江戸時代・享保年間(1720年頃)
文献初出
農業全書(1697年)に栽培法の記載
関連記念日
双葉の日(2/8)・四つ葉の日(4/28)

「み(3)つ(2)ば(8)」の語呂合わせから、3月28日は三つ葉の日とされています。同じ発想で、2月8日は「ふた(2)ば(8)」の双葉・二葉の日、4月28日は「よ(4)つ(2)ば(8)」の四つ葉の日となっており、葉の枚数をテーマにした記念日が春に並んでいます。

ミツバ(三つ葉)は、セリ科ミツバ属の多年草で、名前のとおり葉が三枚に分かれているのが特徴です。北海道から沖縄まで日本各地の湿った日陰に自生し、数少ない日本原産野菜のひとつです。野生種は古くから食用にされてきましたが、本格的な栽培は江戸時代に入ってから始まりました。1697年刊行の『農業全書』にはすでに栽培法が記されており、1709年の『大和本草』にはイラストまで描かれています。江戸の植物学者・貝原益軒は『菜譜』の中で「むかしは食わず。近年食する事をして」と記しており、栽培化とともに食文化に根付いていったようすが伝わってきます。

東京都葛飾区水元では享保年間(1720年頃)から軟白栽培が始まり、天保年間(1835年頃)には覆いをかけて早出し出荷するほどの人気ぶりでした。現在は水耕栽培が主流となり、養液栽培で生産される軟弱野菜の中では最も作付け面積と生産量の多い野菜とされています。さわやかな香りの正体はテルペン類で、食欲増進やストレス緩和の効果があるとされます。夏には白色の小さな花を多数咲かせ、お浸し・和え物・吸い物・鍋物・丼物の具として日本料理に広く使われています。根も食用になり、天ぷらや炒め物にも向きます。

三つ葉といえば、クローバー(シロツメクサ)の三つ葉を思い浮かべる人も多いはずです。クローバーはマメ科シャジクソウ属の多年草でヨーロッパ原産。江戸時代にオランダからガラス製品の梱包材として持ち込まれた際に一緒に渡来したとされ、詰め物に使われたことが「シロツメクサ(白詰草)」の名の由来とも言われています。アイルランドではシャムロックと呼ばれ、国の象徴として用いられているのは有名な話です。四つ葉のクローバーが幸運の象徴とされる一方、三つ葉は日本の台所を長く支えてきた実用的な植物でもあります。

3月28日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日、不成就日
月齢 9.1

3月の二十四節気・雑節

  • 啓蟄(けいちつ) 3月5日(木)
  • 春分(しゅんぶん) 3月20日(金)
  • 春の彼岸(ひがん)入り 3月17日(火)
  • 春の社日(しゃにち) 3月20日(金)