サイマ(310)の日 (記念日 3月10日)
- 制定者
- 株式会社サイマコーポレーション
- 制定年
- 2021年(令和3年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 「サ(3)イ(1)マ(0=マル)」の語呂合わせ
- 310スリムの頭部高さ
- 最小0.5mm(1円玉の厚さの約3分の1)
- 受賞歴
- 2022年度グッドデザイン賞
頭部の高さがわずか0.5mm——1円玉(厚さ約1.5mm)の3分の1以下という、常識を覆す薄さのねじが存在します。神奈川県藤沢市に本社を置く株式会社サイマコーポレーションが開発した超極低頭ねじ「310スリム」です。その極薄の頭部は、ねじを締め込むと部品の表面からほとんど出っ張らず、まるでフラットな面に仕上げたかのような状態をつくり出します。
ドローンやロボット、精密機器の小型化・軽量化が求められる現場では、わずか数グラムの差が設計の成否を左右します。310スリムは一般的なねじよりも頭部が軽く、同じトルクで締めても頭部が破損しにくい強度を備えています。ドローンのカスタマイズや模型部品の換装にも使われるなど、産業用途を超えてホビー分野にも広がっています。2022年度のグッドデザイン賞を受賞しており、機能美を体現したねじとして高く評価されています。
サイマコーポレーションはいたずら防止ねじ「TRF」でも知られています。TRFは特殊形状のくぼみを持ち、専用工具がなければ取り外せない構造になっています。公共施設の設備や屋外の看板、自動販売機など「ねじを外されたら困る」場所に採用されており、知らず知らずのうちに社会インフラを支えています。
3月10日は「サイマ(310)の日」です。「サ(3)イ(1)マ(0=マル)」という語呂合わせから同社が制定しました。ねじ業界にとどまらず、広く一般にサイマコーポレーションの名とねじの面白さを知ってもらうことが制定の目的です。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。「ねじ」は建物・家電・乗り物など、あらゆるものを組み立てる縁の下の力持ちです。それでも普段の生活で意識されることはほとんどありません。0.5mmという極限の薄さへの挑戦や、いたずら防止という逆転の発想は、ねじという小さな部品がいかに奥深い世界を持つかを教えてくれます。この記念日を機に、身の回りのねじにほんの少し目を向けてみると、見慣れた日用品や街の風景が少し違って見えてくるかもしれません。
3月10日の他の記念日
3月10日のカレンダー情報
3月の二十四節気・雑節
- 啓蟄(けいちつ) 3月5日(木)
- 春分(しゅんぶん) 3月20日(金)
- 春の彼岸(ひがん)入り 3月17日(火)
- 春の社日(しゃにち) 3月20日(金)