ミートソースの日 (記念日 3月10日)
- 制定
- カゴメ株式会社
- 認定年
- 2020年(令和2年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 「ミ(3)ート(10)」の語呂合わせ
- ミートソースの発祥
- アメリカ(イタリア系移民によるボロネーゼのアレンジ)
- 日本への普及
- 1959年の缶詰発売が契機
3月10日は「ミートソースの日」。この日付は「ミ(3)ート(10)」という語呂合わせから生まれたものですが、それだけではありません。3月は春休みなど家族が食卓を共にする機会が増える時期であり、年間でミートソースが最も多く消費される月でもあります。制定したのはカゴメ株式会社で、2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。
日本でよく見られる甘みのあるトマト味のミートソースは、実はイタリア料理そのものではありません。発祥はアメリカで、イタリア系移民がボローニャ地方の伝統料理「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ボロネーゼ)」をアレンジしたものとされています。トマトケチャップやウスターソース、砂糖などを加えて甘みとろみを出した、いわば移民の知恵が生んだ新しいソースです。
日本にミートソースが広まった背景には、戦後の進駐軍の食文化の影響があるとされます。本格的な家庭への普及を後押ししたのは1959年、食品メーカーが発売した缶詰のミートソースです。開けてすぐ使えるこの商品によって、洋食レストランの味が一般家庭の食卓にも届くようになりました。カゴメもトマトケチャップやトマトソースのメーカーとして、この文化の広がりを長く支えてきた企業のひとつです。
一方、本家イタリアのボロネーゼとの違いは見た目以上に深いものがあります。ボロネーゼは粗びき肉と少量のトマトを赤ワインで数時間かけてじっくり煮込む伝統料理で、合わせるパスタも平打ち麺のタリアテッレが正統とされます。対して日本のミートソースは細びきのひき肉をたっぷりのトマトと比較的短時間で煮込み、スパゲッティにかけるのが定番のスタイルです。使う食材も調理時間も異なるふたつのソースですが、どちらが上というわけではなく、それぞれの食文化が育んだ別々の美味しさといえるでしょう。イタリアと日本、大西洋をまたいで変化しながら受け継がれてきたこのソースの旅路は、食の持つ柔軟さをよく表しています。
カゴメはこの記念日を通じて、家庭向けミートソースレシピを積極的に発信しています。ワンプレートで栄養バランスが取れるミートソースパスタは、忙しい現代の食卓にもなじみ続けています。
参考リンク
3月10日の他の記念日
3月10日のカレンダー情報
3月の二十四節気・雑節
- 啓蟄(けいちつ) 3月5日(木)
- 春分(しゅんぶん) 3月20日(金)
- 春の彼岸(ひがん)入り 3月17日(火)
- 春の社日(しゃにち) 3月20日(金)