いいつまようじの日 (記念日 11月24日)
- 記念日の日付
- 11月24日
- 制定者
- 日本つまようじ組合
- 語呂合わせ
- いい(11)つ(2)まようじ(4)
- 国内消費量
- 年間約200億本
- 主要産地
- 大阪府河内長野市
- 最盛期の国内シェア
- 約96%(昭和中期)
食後にさりげなく使うつまようじ。日本では年間どれくらい消費されているかご存じでしょうか。なんと年間約200億本ともいわれており、一人あたり1日に約0.5本を使い捨てている計算になります。そんな身近すぎて意識されにくいつまようじにスポットを当てるのが、11月24日の「いいつまようじの日」です。「いい(11)つ(2)まようじ(4)」の語呂合わせに由来し、日本つまようじ組合がつまようじの正しい使い方や文化の普及を目的として制定しました。
つまようじの歴史は奈良時代までさかのぼります。仏教とともにインド→中国→朝鮮半島を経由して日本に伝わったとされ、もともとは口の中を清潔に保つための道具でした。江戸時代には先端をほぐした「房楊枝(ふさようじ)」が登場し、江戸や京都・大阪には楊枝専門店が軒を連ねるほど日常に根付いていました。現代のような細い木製スティック型が広まったのは明治以降のことです。日本のつまようじ産業を語る上で欠かせないのが、大阪府河内長野市です。大正中頃にアメリカから機械を輸入し、日本で初めてのつまようじ機械生産をスタートさせた地で、昭和中期には国内生産量の約96%、世界生産量の約50%を占めていたこともありました。当時は20社以上のメーカーがひしめく一大産地でしたが、昭和50年代以降はコスト面から多くが中国へ生産拠点を移転。現在も国内生産を貫く会社はわずか2社ほどとなっています。
使い方にも実はマナーがあります。食後に口元を手で隠しながら使うのが正式な作法とされており、テーブルの上で使い終わったつまようじを折るのも「もう使いません」というサインです。箸と同じく、食卓の小さな礼儀のひとつ。日本つまようじ組合がこの記念日を通して伝えたいのは、こうした日常の所作への意識かもしれません。毎日何気なく手に取る一本の細い木に、意外と深い歴史と文化が詰まっています。
11月24日の他の記念日
11月24日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)