国際男性デー (記念日 11月19日)

国際男性デー
開催日
毎年11月19日
制定年
1999年
提唱者
ジェローム・ティーラクシン(トリニダード・トバゴ)
参加国数
36か国以上
日付の由来
提唱者の父の誕生日
国連登録
非登録(草の根活動として普及)

毎年11月19日、世界36か国以上でひっそりと、しかし着実に広がっている記念日がある。国際男性デーは、1999年にトリニダード・トバゴの社会学者ジェローム・ティーラクシン氏が提唱した日で、11月19日という日付は氏の父の誕生日に由来しています。国連の公式カレンダーには登録されていないにもかかわらず、中国・インド・アメリカ・イギリスをはじめ多くの国で認知が広がり、ユネスコも「ジェンダーバランスをもたらす優れた考え方」として支持を表明しています。

この記念日が生まれた背景には、当時のトリニダード・トバゴ社会が抱えていた深刻な問題がありました。若い男性たちの間で犯罪や暴力、薬物問題が頻発し、家庭内暴力や失業率の高さが社会的課題となっていたのです。ティーラクシン氏はこうした状況を変えるには、社会における男性の役割を肯定的に捉え直す視点が必要だと考えました。批判や問題指摘だけでなく、良き父親・良き友人・良き市民としての男性像を社会に根付かせることを、記念日設立の目的に据えたのです。

国際男性デーの柱は六つあります。男性と男の子の健康増進、肯定的なロールモデルの啓発、男性の社会的貢献への感謝、男女平等の推進、差別の解消、そして男性がより充実した生活を送れる社会づくりです。3月8日の国際女性デーが国連主導で世界的に定着しているのとは対照的に、国際男性デーは草の根的な広がりを見せており、学校・企業・地域団体がそれぞれ独自のイベントや啓発活動を行っています。日本でも国分寺市や豊島区などの自治体が公式に紹介するなど、認知が少しずつ高まっています。男性の健康問題は数字にも表れており、多くの国で男性の平均寿命は女性より短く、自殺率は女性の数倍に上ります。しかし「男は弱音を吐くな」という社会的規範が根強く残り、精神的な不調を抱えても相談や受診を避ける傾向があると指摘されています。国際男性デーはこうした現実に目を向け、支援の必要な男性が声を上げやすい環境を整えるきっかけとしての意味も持っています。

11月19日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 一粒万倍日、神吉日、母倉日
月齢 9.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)