トリコロール記念日 (記念日 10月24日)
- 制定日
- 1794年10月24日
- 制定機関
- フランス国民公会
- 旗の起源
- 1789年バスティーユ襲撃翌日
- 配列確定
- 1812年(竿側から青・白・赤)
- 使用禁止期間
- 1814〜1830年(王政復古期)
- 最近の変更
- 2020年(青をネイビーブルーへ)
1794年10月24日、フランス国民公会が青・白・赤の三色旗を国家の象徴と正式に定めた。今日「トリコロール(三色)」の名で親しまれるフランス国旗の制定記念日にあたる日だ。この旗の原型は1789年のバスティーユ牢獄襲撃のわずか翌日にさかのぼる。ラファイエット侯爵がパリ市の色である赤と青のあいだに国王を表す白を加えた帽章を国民衛兵に与えたのが始まりで、フランス革命の情熱とともに瞬く間に全土へ広まった。国民の間に浸透したこの三色が国家の旗として正式化されるまで、わずか5年という異例の速さで制定にこぎつけた。
三色の意味については「青=自由、白=平等、赤=友愛」という解釈が世界中に広く知られているが、これは後世に作られた俗説とされている。赤と青はパリ市の紋章の色、白はブルボン朝の象徴である白百合に由来するという説のほうが歴史的な根拠として有力とされる。また竿側から「青・白・赤」の配列が確定したのは1812年のことで、ナポレオンがヨーロッパ各地を席巻した時代と重なる。さらに国旗の色合い(青の濃淡)についてはフランス憲法にも基準が定められておらず、大統領に決定権がある。2020年にはマクロン大統領が政府用旗の青をネイビーブルーへ変更したばかりだ。
正式化後も三色旗の命運は揺れ続けた。ナポレオンの没落とともに王政が復古した1814年から1830年にかけては使用が禁止され、七月革命によって再び国旗の座に返り咲いた。230年以上の歴史を持ちながら、今なお細部が更新され続けるトリコロールは、単なる布の旗ではなく、フランスという国の政治と社会の歴史を映し出す一枚だ。
10月24日の他の記念日
10月24日のカレンダー情報
六曜 仏滅
吉日 大明日
月齢 13.5
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)