キャッシュレスの日 (記念日 毎月20日)

キャッシュレスの日
制定者
一般社団法人日本キャッシュレス化協会
記念日認定年
2018年(日本記念日協会)
日付の由来
キャッシュレス=現金ゼロ(0)の語呂合わせ
対象日
毎月10日・20日・30日(年間35日)
日本の比率(制定時)
約20%(先進国平均40〜50%に対して)

財布を出さずにスマートフォンや交通系ICカードで支払いを済ませる光景は、今や日常の一部になっています。一般社団法人日本キャッシュレス化協会は、毎月0(ゼロ)のつく日——10日・20日・30日——を「キャッシュレスの日」と制定しました。「キャッシュレス=現金ゼロ」という言葉遊びを日付に込めた記念日で、2018年に一般社団法人日本記念日協会に認定されています。年間35日存在するこの記念日は、日常の支払い習慣を見直す節目として設けられました。

記念日が制定された2018年当時、日本のキャッシュレス決済比率はおよそ20%にとどまっており、40〜50%を超える欧米や韓国と比較して大きな差がありました。同年、経済産業省は「キャッシュレスビジョン」を策定し、2025年までに決済比率を40%程度まで引き上げる目標を掲げました。こうした政策の後押しもあり、電子マネー・QRコード決済・クレジットカードの利用は近年急速に広がり、コンビニや飲食店だけでなく自動販売機や公共交通機関でもキャッシュレス対応が進んでいます。

キャッシュレス化の恩恵は消費者だけにとどまりません。

店舗側では現金の管理・運搬コストが削減され、レジ締めの作業時間も短くなります。観光業では外国人旅行者がストレスなく買い物できる環境が整い、インバウンド消費の取り込みにもつながります。日本キャッシュレス化協会は、この記念日を通じてキャッシュレス化に積極的な店舗を「キャッシュレス化推進店」として選定・表彰する活動も展開しており、制度や啓発の両面から社会全体の底上げを図っています。スマートフォン一台で多様な支払い手段を使い分けられる時代に、この記念日はキャッシュレスの選択肢を改めて意識するきっかけになっています。