しあわせ運ぶフィナンシェの日 (記念日 10月17日)
- 制定年
- 2025年
- 制定者
- フィナンシェ倶楽部
- 日付の由来
- 貯蓄の日(10月17日)と同日
- 発祥地
- 17世紀フランス・ナンシー(修道院)
- 現在の形の確立
- 1890年頃、パリのパティシエ・ラスン氏
- 名前の意味
- フランス語で「金融家・資産家」
黄金色に焼き上がったその姿は、金塊そのものです。フィナンシェの名はフランス語で「金融家」「資産家」を意味し、その形と色が金の延べ棒を連想させることから名付けられました。17世紀のフランス・ナンシーでは、修道女たちが卵黄を使った後に余った卵白でひっそり焼いていたお菓子が原型とされ、当時は「ヴィジタンディーヌ」と呼ばれていました。現在のフィナンシェの形に整えたのは1890年頃、パリ証券取引所の近くで店を構えていたパティシエのラスン氏です。周囲で働く金融関係者が外出中でもスーツを汚さず手軽につまめるよう、コンパクトな金塊形にしたという逸話が残っています。
焦がしバター(ブール・ノワゼット)とアーモンドパウダーを組み合わせたこのお菓子は、香ばしさの中にしっとりした食感が共存し、数あるフランス菓子の中でも特別な地位を占めています。130年以上が経った今もレシピの基本構造はほぼ変わらず、アーモンドパウダー・卵白・焦がしバター・砂糖という4つの素材が黄金の比率で組み合わさっています。
「しあわせ運ぶフィナンシェの日」は、フィナンシェをこよなく愛する人々が集う「フィナンシェ倶楽部」が2025年に制定しました。日付の10月17日は、かつて「貯蓄の日」として親しまれてきた日で、金運とのゆかりが深いことから選ばれています。金塊を象徴するフィナンシェを大切な人へ贈ることで、金運と幸せが届くようにという願いが込められています。記念日を祝うイベントとして、京都のパティスリー「クレーム デ ラ クレーム」の協力によるフィナンシェ食べ放題イベントも2025年10月17日に開催されました。
フランスの街角で生まれ、300年以上の時を経て今も愛されるフィナンシェ。10月17日には金色のお菓子を手に、大切な人の顔を思い浮かべてみてください。
参考リンク
10月17日の他の記念日
10月17日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)