大賀ハス開花記念日 (記念日 7月18日)
- 開花年
- 1952年7月18日
- 発見場所
- 千葉市検見川(旧東大厚生農場)
- 種の推定年齢
- 2000年以上前
- 発見者
- 大賀一郎博士ほか地元中学生
- 文化財指定
- 千葉県指定天然記念物(1954年)
- 現在の栽培地
- 国内外約250か所
1952年7月18日の朝、千葉市内の醤油屋の庭先で、淡いピンク色の大輪の花が静かに開きました。直径15センチを超えるその花は、2000年以上前に生きていたハスの種から芽吹いたものです。地中に埋もれたまま眠り続けた種が、現代によみがえった瞬間でした。このニュースは後に米国の週刊誌「ライフ」に「世界最古の花・生命の復活」と題して掲載され、世界中に知られることになります。
発端は1951年春、植物学者・大賀一郎博士が千葉市検見川の旧東京大学厚生農場の跡地で行った発掘調査です。地元の花園中学校の生徒約40人がボランティアで参加し、地下6メートルの青泥層を丁寧に掘り続けました。3月30日の夕刻、女子生徒の西野真理子さんがハスの実を1粒発見。その後さらに2粒が見つかり、計3粒が確保されました。大賀博士は5月から発芽育成を試みましたが、2粒は途中で力尽き、残る1粒だけが根を張りました。株分けされて伊原家の庭で育てられ、翌年7月18日にようやく花を咲かせました。
1953年の炭素年代測定で、この種が少なくとも2000年前のものと判明。千葉県は1954年に「検見川の大賀蓮」を県指定天然記念物に指定しました。
大賀一郎博士(1884〜1964年)は、官公立学校には勤めず、アカデミズムの外に身を置いた独立した研究者でした。ハス植物学の研究をひとり続けてきたその姿勢が、2000年の眠りを覚ます発見につながりました。大賀ハスはその後、国内外約250か所に株分けされ、現在もドイツ、アメリカ、中国などで栽培されています。1993年には千葉市の市の花に制定され、毎年6月中旬から7月上旬にかけて千葉公園で観賞できます。
参考リンク
7月18日の他の記念日
7月18日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)