12月12日発売『食感で組み立てる 新しいフランス菓子』の全貌

食感で組み立てる刊行

開催日:12月12日

食感で組み立てる刊行
どんなレシピが載ってるの?
カリカリ、サクサク、ふわふわ、クリーミーなど「食感」別に整理した50のレシピを収録。アントルメ、タルト、焼き菓子まで断面イラストやフルカラーフォト、工程や温度管理の実践ポイント付きで解説しています。
発売日はいつでいくらなの?
発売は2025年12月12日で、B5判・256ページのフルカラーブック、定価は本体3,500円+税。出版社はパイ インターナショナルで公式ページや主要書店で購入・予約できます。

フランスの新鋭パティシエによる「食感」を軸にしたレシピ集が邦訳で登場

株式会社パイ インターナショナル(東京都豊島区)は、オーレリアン・コーエン著『食感で組み立てる 新しいフランス菓子』を2025年12月12日(金)に刊行します。刊行の発表は2025年12月11日11時00分に行われ、同社は書籍の詳細情報と問い合わせ先を公開しています。

本書はフランスのスイーツ界で注目を集める若手パティシエが教えるレシピ集で、食感別に整理された50のレシピを収録しています。カリカリ、ふわふわ、サクサク、クリーミーなど、食感のバリエーションを意図的に組み合わせて新しい味わいを設計するという観点が、全編を通して貫かれています。

フランスのスイーツ界で話題のパティシエ直伝『食感で組み立てる 新しいフランス菓子』12月12日発売 画像 2

構成とレシピの特徴:写真と断面イラストで理解する組立ての技術

本書の構成は、食感ごとにレシピを分類し、アントルメ、タルト、焼き菓子など複数のカテゴリにわたる菓子の作り方を示します。各レシピには美しいフルカラーフォトと、完成断面のイラストが付され、菓子の構造を視覚的に理解できるように配慮されています。

紹介される50レシピは次のような特徴があります。まず、食感の対比と重ね合わせを設計図のように解説し、どの素材や工程で特定の食感を作り出すかを明確に示しています。さらに工程のポイントや温度管理、焼成・冷却の注意点など実践的な指示が記載されています。

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収録ジャンルと食感の例

書籍は、アントルメ(ドーム型などの組立てデセール)、タルト、焼き菓子、そしてフィリングを用いる菓子など多様なジャンルを網羅します。各ジャンルごとに、どのように食感を組み合わせるかを段階的に示しています。

具体的な食感の例としては以下が挙げられます。これらは本書のレシピにおいて、構成要素として明確に位置づけられています。

  • カリカリ:薄いクランチやキャラメリゼ層による歯触り
  • サクサク:生地の層やパート生地の膨らみ
  • ふわふわ:ムース、スポンジなどによる軽やかな口当たり
  • クリーミー:クレームやカスタード、ガナッシュの滑らかさ
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著者のことば(抜粋)

本書の「はじめに」からの抜粋は、著者が本書に込めた意図を明確に伝えています。以下はその要旨と主要な一節です。

今回紹介しているレシピは、この本のために特別に考案したもの、お店で販売している商品でレシピ未公開だったもの、そして、お菓子教室やオンラインレッスンでのみ公開していたものです。いずれも他では出会うことのできない、とっておきのレシピばかりです。気になるお菓子を見つけたら、ぜひ作ってみてください。

この本を通して、僕は皆さんを旅へとお連れします。いくつもの味が混じり合い、食感がシンフォニーを奏でる、甘い世界への旅です。お菓子、特にフランス菓子というのは、味と香りだけでは語れません。食感が同じくらい重要なのです。食感こそが、菓子の風味を際立たせ、味覚を刺激するのだというのが僕の考えです。

カリカリ、サクサクの歯ごたえ、クリーミーな口あたり、中からとろけ出すフィリングの効果……。まるで楽譜に書かれた無数の音符のようなそれらの食感をアレンジして、口の中ではじけさせるのがパティシエの仕事です。感動を伝えたいという、たったひとつの目的のために。

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著者オーレリアン・コーエンの経歴と受賞歴

オーレリアン・コーエンはSNSを中心に高い人気を得ている若手フランス人パティシエです。マーケティングを学んだ後にパティシエへ転身し、ブログやInstagramで活動の幅を広げました。2021年に自身の店をオープンしてチーフ・パティシエに就任し、店舗併設のお菓子教室で指導も行っています。

著者は実務と発信を両立させており、2023年にはスイーツ専門誌主催のコンクールでクッキーが読者投票による「パブリック賞」を受賞しました。さらに2024年には世界的グルメガイド『La Liste』にて「年間才能賞」を受賞しており、国内外での評価が高まっています。

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店舗と活動の展開

オーレリアンは2021年の開店に続き、2025年末に2店舗目をオープン予定です。店舗で販売している商品や教室でのみ公開していたレシピも本書に含まれており、書籍は彼の仕事の幅を伝えるものになっています。

著者の主要なSNSアカウントは以下です。実作写真やレシピの断片、教室の様子などを日常的に発信しています。

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刊行仕様、価格、販売・問合せ先とまとめ

本書の仕様・価格・流通に関する基本情報は以下の通りです。邦訳は三本松里佳が担当しており、本書が初の邦訳となります。判型やページ数、ISBNなどは書誌情報として確認できます。

項目 内容
書名 『食感で組み立てる 新しいフランス菓子』
著者 オーレリアン・コーエン
訳者 三本松里佳
判型・仕様 B5判(257×182mm)/ソフトカバー/256 Pages(Full Color)
定価 本体3,500円+税
ISBN 978-4-7562-6043-7 C0077
発売日 2025年12月12日
出版社 株式会社パイ インターナショナル
出版社住所 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-32-4
TEL 03-3944-3981
書籍ページ https://pie.co.jp/book/i/6043/

書籍に関する問い合わせは、上記出版社の電話番号または出版社サイトを通じて受け付けられます。出版社のオンラインでの発信は以下の通りです。

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この記事の要点まとめ

以下は本記事で扱った主要情報を見やすく整理した表です。刊行日、価格、収録内容、著者情報、出版社窓口など、書籍購入前に確認したい基本項目を一覧化しています。

項目 内容
書名 『食感で組み立てる 新しいフランス菓子』
発売日 2025年12月12日(金)
定価 本体3,500円+税
収録数 50レシピ(食感別に分類)
主な収録ジャンル アントルメ、タルト、焼き菓子 等
著者 オーレリアン・コーエン(初の邦訳)
訳者 三本松里佳
判型・ページ B5判(257×182mm)/256Pages(Full Color)
ISBN 978-4-7562-6043-7
出版社 株式会社パイ インターナショナル
出版社問合せ 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-32-4 / TEL:03-3944-3981
関連URL https://pie.co.jp/book/i/6043/ / 著者Instagram

以上が刊行情報と書籍内容の要点です。本書は視覚情報と技術的な解説を両立させ、食感を設計する視点からフランス菓子を学べる実用書として位置づけられます。具体的なレシピと断面イラストを参照しながら、食感の組立てを習得できる構成となっています。

参考リンク: