1/15大阪で開く『共感価値の設計図』出版記念セミナー

共感価値出版記念セミナー

開催日:1月15日

共感価値出版記念セミナー
このセミナーで具体的に何が学べるの?
組織の根本教育と行動設計が学べる。OJT再設計や管理職のブランディング、行動経済学(ナッジ)を用いた実践的な導入・定着手法、5年ロードマップまで示される。
誰でも参加できるの?費用や申込はどうなってるの?
対象は経営者・役員・人事責任者だが申込自体は開かれている。参加は無料だが事前申し込みが必要で、公式申込ページから登録して当日会場へ。

関西の現場で明らかになった「4つの病巣」──調査が示す構造的課題

2025年に株式会社イマジナが発表した『関西企業の人的資本実態レポート2025』およびインテックス大阪での調査で、関西の企業現場には構造的な組織課題が浮かび上がっています。調査結果は数値で示され、経営層と人事が直面する問題の本質を具体的に指し示しています。

以下は調査で明らかになった主要な4点です。各項目は相互に関連しており、単独の施策では解決が難しい複合的な病巣として認識されています。

  • OJTの機能不全(教育の放棄):調査では92%の企業がOJTを導入している一方で、「指導に割く十分な時間がある」と回答したのはわずか18%にとどまりました。その結果、入社3年以内の離職理由の64%が指導体制への不満に起因していることが示されています。多忙な現場での“放置”が若手の早期離職につながっています。
  • 主体性の二重拘束:新卒採用で「主体性」を求める企業は88%に達する一方で、現場において「失敗を許容する文化」を持つ企業はわずか24%です。「自走しろ」と命じながら「失敗するな」と制限する矛盾が、若手社員の思考停止を招いています。
  • エンゲージメントの死角(ぬるま湯化):従業員満足度が高く見える企業でも優秀な人材が辞めていくケースがあり、対象企業の35%でその傾向が確認されました。福岡での同種調査(2025年10月福岡DXPO)と比べても、関西では「成長実感の欠如」による離職が顕著で、「居心地は良いが未来が見えない」状態が広がっています。
  • コスト配分の歪み(採用偏重):採用段階では一人当たり100万円規模の投資を行う企業が多い一方、入社後の育成に対しては年間数万円程度

これらの課題は表面的な制度変更や精神論では解決しにくく、現場の行動設計や管理職の在り方、教育設計そのものを見直すことが求められます。

『共感価値の設計図』が提唱する「根本教育」と科学的アプローチ

イマジナ代表・関野吉記の新刊『共感価値の設計図 ~まだ知られていない、”理念”の本当の価値とチカラ~』(2025年12月19日発売、プレジデント社)は、理念を単なるスローガンから人材育成の中核に据えるための理論体系を提示します。本セミナーは同書の出版記念講演を兼ね、企業の体質を変えるための「根本教育」をテーマに据えています。

イマジナは過去に3,000社以上の組織変革支援実績を持ち、今回のセミナーでは行動経済学(ナッジ)など科学的手法を活用した実践的なアプローチを公開する予定です。単なるHowToではなく、組織の行動選択を誘導する設計そのものに踏み込みます。

セミナーで公開される主なメソッド

本セミナーでは、精神論や表面的な制度改革に依存しない以下のメソッドが具体的に説明されます。各メソッドは理論的根拠と実践ロードマップを伴い、導入・定着の観点まで踏み込みます。

  1. 精神論からの脱却:行動経済学(ナッジ)の応用により、「やる気を出せ」と命じるのではなく、社員が自然と学び行動したくなる選択のアーキテクチャを設計する方法。
  2. 管理職の「学び」直し:理念を語れる管理職が現状では12%に過ぎないという実態を踏まえ、上司を会社の魅力を体現するアンバサダーへと変えるための管理職ブランディング。
  3. 「教育の空洞化」への対抗策:心理的安全性やハラスメント対策の副作用として進んだ過剰なマニュアル化を見直し、自ら考え自走する人材を育てるための5カ年ロードマップを提示。

これらのメソッドは、調査で示されたOJTの機能不全や主体性の二重拘束、コスト配分の歪みといった複合的課題に対する整合的な解決策として位置づけられています。

セミナー詳細と申し込み方法、主催者情報

本セミナーは、関西の経営者や人事責任者を主な対象とする無料の対面セミナーです。開催にあたっては、これまでインテックス大阪での出展や11月のHR EXPO来場者との対話を通じて収集した現場の声を反映しています。

以下にイベントの詳細および申し込み先、問い合わせ先を整理します。参加は無料ですが事前申し込みが必要です。申し込みページのURLも公開されています。

名称
『共感価値の設計図』出版記念 経営者のためのインナーブランディングセミナー
日時
2026年1月15日(木) 18:30〜20:00(18:15開場)
会場
大阪府大阪市北区梅田2丁目4−9 ブリーゼタワー 8階 ブリーゼプラザ805号室
対象
経営者、役員、人事責任者
参加費
無料
講師
関野 吉記(株式会社イマジナ 代表取締役社長)
申込・詳細
https://www.imajina.com/seminar/entry/6084

申込ページから事前登録を行うことで、当日の参加手続きがスムーズになります。会場は梅田の商業・オフィスエリアに位置しており、公共交通機関でのアクセスが容易です。

主催の株式会社イマジナは「日本を、世界から憧れられる国にする」をビジョンに掲げ、理念の策定からインナーブランディング、採用・育成までを一気通貫で支援してきました。これまで3,000社以上の組織変革をサポートした実績を持ちます。

問い合わせ先(本件に関する連絡)

プレスリリースに記載された問い合わせ先は以下の通りです。記事としては中立的に情報を提示します。

企業名
株式会社イマジナ
担当
青江 美波
TEL
03-3511-5525
FAX
03-3511-8228
MAIL
info@imajina.com

今回のポイントを整理した表と総括の結び

以下は本記事で取り上げた主要な情報を整理した表です。調査の数値、セミナーの日時・会場、新刊情報、申し込み先、問い合わせ先を一目で確認できます。

項目 内容
発表企業 株式会社イマジナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関野吉記)
セミナー名称 『共感価値の設計図』出版記念 経営者のためのインナーブランディングセミナー
日時 2026年1月15日(木) 18:30〜20:00(18:15開場)
会場 ブリーゼタワー 8階 ブリーゼプラザ805号室(大阪市北区梅田2-4-9)
対象 経営者、役員、人事責任者
参加費 無料(要事前申込)
申込先 https://www.imajina.com/seminar/entry/6084
新刊 『共感価値の設計図 ~まだ知られていない、”理念”の本当の価値とチカラ~』(プレジデント社、2025年12月19日発売)
主な調査数値 OJT導入率92%、指導時間十分18%、入社3年以内の離職理由の64%が指導体制への不満、主体性を求める企業88%、失敗を許容する文化24%、従業員満足高いが離職が目立つ企業35%、国内で社外学習ゼロが52.6%
問い合わせ 株式会社イマジナ 担当:青江 美波 TEL:03-3511-5525 FAX:03-3511-8228 MAIL:info@imajina.com

本セミナーは、関西企業の現場で顕在化した課題に対して、理念と行動設計を結びつける具体的な手法を提示する場として位置づけられています。調査が示す数値的事実を踏まえ、管理職の役割再定義や教育の再設計、採用と育成の投資バランスの見直しが議論の主題となる見込みです。参加を検討する場合は、事前に申込ページで詳細を確認してください。

参考リンク: