野尻智紀が2年ぶり受賞|IIJ Group SFgo AWARD全結果
ベストカレンダー編集部
2025年12月10日 21:45
IIJ SFgo受賞発表
開催日:12月10日
SFgoデータで選ばれた“支持”の証明──2025『IIJ Group SFgo AWARD』の受賞結果
2025年12月10日20時00分に発表された、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)の年度表彰における『IIJ Group SFgo AWARD』の受賞者が明らかになった。発表は株式会社日本レースプロモーション(JRP)により、合同テスト・ルーキーテストが行われている鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われた「SUPER FORMULA AWARDS ‒ Partner Thanks Day」の場で行われた。
本稿では発表内容を網羅的に整理し、各部門の受賞理由、協賛企業、受賞者コメント、式典の状況などを具体的に報告する。受賞に関する写真の言及や関連資料のダウンロード情報も含め、プレスリリースの全情報を反映する。
受賞のハイライト
2025年の『IIJ Group SFgo AWARD』は、SFgoアプリの登録データと車両テレメトリーデータを組み合わせ、定量的かつ公正に評価を行う取り組みの一環として実施された。受賞部門は「推しドライバー部門」「推しチーム部門」「ピットクルー部門」の3つで、各部門の結果は以下の通りである。
- 推しドライバー部門(お気に入り登録No.1):賞金100万円、受賞者は16号車 野尻智紀(2年ぶり2度目の受賞)。
- 推しチーム部門(お気に入り登録No.1):賞金100万円、受賞チームは TEAM MUGEN(3年連続3度目の受賞)。
- ピットクルー部門(シーズン最速タイヤ交換):横浜ゴム提供のタイヤ5セット、受賞チームは VANTELIN TEAM TOM’S(初受賞)。
それぞれの受賞は、SFgoアプリ上のファン登録数や車両から送られるテレメトリーデータを基に選出されており、エンターテインメント性とデータドリブンな評価を両立させる取り組みとして注目されている。
各部門の詳報と受賞コメント
ここでは各部門の受賞者、授賞理由、式典のプレゼンター、受賞者コメントを詳細に伝える。写真の説明や当日のやり取りにも触れる。
プレスリリースに記載された受賞コメントは原文に忠実に掲載し、受賞の背景や受賞者の意気込みも併せて紹介する。
推しドライバー部門:16号車 野尻智紀(賞金100万円)
この部門はSFgoアプリ上のファンによるお気に入り登録数を基に決定される。2025年は16号車 野尻智紀が受賞した。野尻選手の受賞は2年ぶり2度目であり、ファンからの支持の継続性が示された。
授賞の場では、株式会社IIJエンジニアリング代表取締役社長 山井美和氏がプレゼンターを務めた。野尻選手の受賞コメントは以下の通りである。
- 受賞コメント(野尻選手)
- 「非常に嬉しく思います。長くスーパーフォーミュラには2014年から参戦していますが、たくさんの方々の支えと、ファンの方々の応援があってこそだと思います。残念ながらチャンピオンは取れなかったので、来年はまたしっかりチャンピオンを取れるように頑張って走りますので、たくさんの方々の応援をよろしくお願いします。」
推しチーム部門:TEAM MUGEN(賞金100万円)
チーム部門もSFgo上でのファン登録に基づき選出された。受賞はTEAM MUGENで、これは3年連続3度目の受賞となる。ABEMAがこの部門の協賛企業としてプレゼンテーションに参加した。
授賞時には株式会社AbemaTV ビジネスディベロップメント本部 営業局 局長 古賀誠隆氏がプレゼンターを務め、TEAM MUGEN監督 田中洋克氏から以下のコメントが寄せられた。
- 受賞コメント(田中監督)
- 「こうして表彰していただけると、本当に多くのファンの人に応援されているんだなと改めて感じます。本当にありがとうございます。チーム無限はこれからも、かっこいい、強い、速いチームを作ってゆきます。もっとスーパーフォーミュラも盛り上がるように頑張って、来年もまた獲得できるよう頑張りますので、応援をよろしくお願いします。」
ピットクルー部門:VANTELIN TEAM TOM’S(横浜ゴムタイヤ5セット)
この部門はシーズンを通じて計測されたピット作業のタイムを基に選出され、シーズン最速のタイヤ交換を行ったチームが受賞する。2025年はVANTELIN TEAM TOM’Sが受賞し、横浜ゴム提供のタイヤ5セットを獲得した。
受賞時には横浜ゴム株式会社 タイヤ消費財商品企画部 モータースポーツグループ 主査 末次敬氏がプレゼンターを務め、VANTELIN TEAM TOMʼS テクニカルディレクター 山田淳氏が受賞コメントを述べた。コメントは以下の通りである。
- 受賞コメント(山田テクニカルディレクター)
- 「素晴らしい賞をありがとうございます。ドライバーは常に注目されますが、メカニックの人たちが輝くところがなかなかないですけど、その中でこうした賞をいただけるのは大変光栄に思います。今年は5.243秒、来年は4秒台に入れるよう頑張ってもらいますので、引き続きお願いします。」
SFgoと評価基準、協賛体制について
『IIJ Group SFgo AWARD』は2023年シーズンからスタートした取り組みで、モータースポーツのエンターテインメントとしての発展を目指している。評価はSFgo公式アプリで取得するファンの登録情報と、車両から伝送されるテレメトリーデータを活用して行われる点が特徴である。
2025年シーズンは従来のタイトル協賛であるIIJ / IIJ Groupに加え、SUPER FORMULA NEXT50パートナーのABEMA、同パートナーの横浜ゴムが各部門協賛として名を連ねた。協賛により賞典も充実し、受賞対象者へ金銭や物品が贈られている。
- SFgoを用いた評価のポイント
- ・ファンのお気に入り登録数を定量的に集計して「推し」部門を決定する。
・車両テレメトリーデータ(タイヤ交換タイムなど)を元に、ピットクルー部門の順位付けを行う。
・定量的なデータに基づくため、公正性と透明性が担保される仕組み。 - 協賛企業と担当部門
-
- IIJ / IIJ Group:全体のタイトル協賛、推しドライバー部門の支援。
- ABEMA:推しチーム部門の協賛。
- 横浜ゴム:ピットクルー部門の協賛(タイヤ提供等)。
式典の開催状況、関連情報、資料ダウンロード
今回の発表は、JRPが運営するSUPER FORMULAの年次表彰式「SUPER FORMULA AWARDS ‒ Partner Thanks Day」内で行われた。同会場は合同テスト・ルーキーテストが実施されている鈴鹿サーキットで、発表は12月10日に行われた。
プレスリリースは当日付でJRPより配布され、受賞写真や関連資料がダウンロード可能となっている。関連ニュースや過去の協賛発表、来場者数に関する別リリースも公開されているため、参照先を以下に列挙する。
- 関連リリース(協賛発表): 「ファン投票で決まる今年のNo.1『推しドライバー』は誰だ!?ほか 2025 SUPER FORMULA『IIJ Group SFgo AWARD』協賛発表」
→ https://superformula.net/sf3/release/23814/ - 関連リリース(来場者数): 「瑶子女王杯2025 SUPER FORMULA 来場者数過去最高更新」
→ https://superformula.net/sf3/release/24172/ - 本件リリース(画像ダウンロード等): https://superformula.net/sf3/release/24274/
まとめ:受賞情報の整理
ここまでに示した受賞内容を表形式で整理する。受賞者、賞典、協賛企業、式典開催情報を一覧にまとめ、記事を締める。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2025年12月10日 20時00分(JRP発表) |
| 発表会場 | 鈴鹿サーキット(合同テスト・ルーキーテスト会場、三重県鈴鹿市) |
| 主催 | 株式会社日本レースプロモーション(JRP) |
| 賞名称 | IIJ Group SFgo AWARD(2023年より実施) |
| 推しドライバー部門 | 受賞者:16号車 野尻智紀 / 賞金:100万円 / 備考:2年ぶり2度目の受賞 / プレゼンター:山井美和(株式会社IIJエンジニアリング) |
| 推しチーム部門 | 受賞チーム:TEAM MUGEN / 賞金:100万円 / 備考:3年連続3度目の受賞 / プレゼンター:古賀誠隆(株式会社AbemaTV) |
| ピットクルー部門 | 受賞チーム:VANTELIN TEAM TOM’S / 賞典:横浜ゴムタイヤ5セット / 備考:初受賞、シーズン最速タイヤ交換タイムは5.243秒 / プレゼンター:末次敬(横浜ゴム) |
| 評価基準 | SFgoアプリのファン登録情報と車両テレメトリーデータを活用した定量的評価 |
| 協賛 | IIJ / IIJ Group(タイトル)・ABEMA(推しチーム部門)・横浜ゴム(ピットクルー部門) |
| 関連リンク | https://superformula.net/sf3/release/24274/(本件) https://superformula.net/sf3/release/23814/(協賛発表) https://superformula.net/sf3/release/24172/(来場者数) |
以上が2025年の『IIJ Group SFgo AWARD』に関する発表内容の全体像である。受賞者のコメント、協賛企業の関与、評価に用いられたデータの性格、式典開催の状況、関連するリリースとダウンロード情報までを網羅して報告した。
参考リンク: