12月20日オープン 阿佐ヶ谷『おかゆテラス』紹介
ベストカレンダー編集部
2025年12月10日 17:29
おかゆテラス阿佐ヶ谷開店
開催日:12月20日
阿佐ヶ谷に立ち上がる“おかゆ料理”の新たな表現──おかゆテラス誕生の全体像
株式会社グレープストーン(本社:東京都中央区銀座)が新業態として展開するおかゆ専門店「おかゆテラス 阿佐ヶ谷本店」が、2025年12月20日(土)にグランドオープンします。プレスリリースは2025年12月10日11時30分に公表され、ディナー営業はオープン翌日の2025年12月21日(日)より開始されるスケジュールです。
開業の背景としては、コロナ禍や物価高騰、米の供給不安など社会の変化を受けて、日常の食事の見直しや「こころと身体にやさしい食」への関心が高まっていることが挙げられています。同社は1978年から阿佐ヶ谷に拠点を持ち、長年にわたり地域に根差したブランド展開を続けてきた実績を背景に、従来の“おかゆ”の枠を超えた〈おかゆ料理〉という新ジャンルを提示します。
- オープン日:2025年12月20日(土)
- ディナー開始:2025年12月21日(日)〜
- 運営:株式会社グレープストーン
外観は柔らかな曲線で“お米”を想起させるデザインを採用し、可愛らしい丸いフォルムのサンプルショーケースを配した佇まいです。内装は穏やかな木のぬくもりを重視し、一枚板のカウンターや調理の様子が見えるオープンキッチンを備え、落ち着いた空間設計を行っています。
店舗の立地と初期体制
店舗は東京都杉並区阿佐谷南3丁目2-22の1階に位置します。電話番号は03-5335-7880、公式ウェブサイトはhttps://www.okayuterrace.jp/、Instagramアカウントはhttps://www.instagram.com/okayuterrace/です。営業日の詳細やカレンダーによる店休日は公式サイト・SNSでの確認が案内されています。
運営会社である株式会社グレープストーンは1978年創業で、銀座ぶどうの木、銀のぶどう、シュガーバターの木、東京ばな奈ワールド、ねんりん家などのブランドを送り出してきた企業です。今回の新業態は創業以来の食品開発力を生かした取り組みの一環です。
“おかゆを素材にした料理”──メニュー構成と主要な料理の詳しい内容
おかゆテラスは「おかゆを素材と捉え、焼く、炒める、ソースにするなど多様な調理法で変化させる」ことをコンセプトに、前菜からデザートまでおかゆを用いる「おかゆのフルコース」を展開します。ディナーのコースは税込7,000円(ワンドリンク付き)で、スパークリングワインや季節のノンアルコールカクテルから選べるドリンクが含まれます。
コースの一例としては、おかゆ玉をかつおだしと合わせた香ばしいお椀、6色のおかゆソースで楽しむ焼き上げた肉料理、ディナー限定のおかゆ寿司など、シェフの技と季節の食材を組み合わせた構成が紹介されています。コース終盤には日本茶専門店から厳選した季節のお茶が提供される点も記載されています。
- おかゆ玉
- おかゆを丸く成形して焼き上げ、外は香ばしくカリッと、内側はとろりとした食感に仕上げた店舗の名物。ランチ・ディナー両方で提供されます。
- おかゆ寿司(ディナー限定)
- 薄切りにした大根で旬の鮮魚とおかゆを包んだ一品。柑橘を用いたソースで風味を付け、見た目の美しさと旬の魚の旨味を同時に打ち出します。
ランチは限定の「野菜の森」が看板メニューの一つです。花束のように華やかに盛り付けられた多種の野菜と、皿の下に仕込まれた特製おかゆを合わせて味わう構成で、調理法を分けることで野菜それぞれの持ち味を際立たせます。ランチではまた、骨付き鶏のコンフィを豪快に載せた3種の鶏のおかゆも用意されます。
- おかゆフルコース(ディナー):7,000円(税込、ワンドリンク付き)
- 鶏のおかゆ(醤油):1,500円(税込)
- 鶏のおかゆ(塩白湯):1,500円(税込)
- 鶏のおかゆ(スパイスハーブ):1,600円(税込)
- 季節野菜のおかゆ:900円(税込)
鶏のおかゆには最新調理機器iVario Proを使用し、鶏と野菜を10時間以上かけて丁寧に抽出した濃厚な鶏出汁をベースにしています。鶏のコンフィはスプーンでほぐれるほど柔らかく仕上げ、最後にオーブンで外側を香ばしく焼き上げて、パリッとした外皮とジューシーな内側の両方を実現しています。
卓上にはおかゆ専用に開発された調味料が用意され、味変を楽しめるよう配慮されています。また、コースに合わせたアルコールやノンアルコールのペアリング提案も行われます。
期間限定メニュー:七草粥(2026年1月6日〜8日)
年明けの期間(2026年1月6日〜8日)は、七草粥の特別メニューを提供します。ランチではオリジナル七草に香ばしく焼き上げた旬の魚を載せた「旬の魚の七草粥」を数量限定で用意します(仕入れ状況により食材が変動、なくなり次第終了)。
ディナーは通常のコースの一部仕様を七草仕様に変更した特別コースを用意する予定で、春の七草を用いたおかゆ玉のお椀や季節野菜のおかゆを七草粥に置き換えるなど、期間限定のメニュー構成が組まれます。
料理を担う人と技術──鹿糠秀明料理長とブランドアドバイザー鈴木かゆ
料理長には鹿糠秀明氏を迎えます。鹿糠氏はホテル雅叙園東京内リストランテ「カノビアーノ」(目黒)で植竹シェフのもと、イタリアンの技術を磨き、素材の味を最大限に引き出す表現を追求してきた経歴があります。料理長はおかゆテラスにあたり、「日本のお米で炊いた優しい旨味と野菜の豊かな旨味を掛け合わせた、シンプルで奥行きのある『おかゆ料理』を提供する」とコメントしています。
ブランドアドバイザーにはお粥研究家の鈴木かゆ氏が参画。鈴木氏は国内外で100以上のお店のおかゆを味わい、自らも1,000種類以上を作ってきた経験を持つ料理研究家で、著書に『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA、2024年)などがあります。鈴木氏は「おかゆをひとつの素材と捉えることで、ここまで自由になれるとは」と語り、試作を重ねる中でおかゆが再定義されていった過程を述べています。
- 鹿糠秀明(料理長)
- 経歴:ホテル雅叙園東京内リストランテ「カノビアーノ」料理長経験。自然派イタリアンの表現を極める。
- 鈴木かゆ(ブランドアドバイザー/お粥研究家)
- 経歴:料理研究家、おかゆワールド.com運営。著書多数、メディア出演歴あり(NHKあさイチ等)。
技術面では、調理の安定化と多様な調理法の実現のためにiVario Proを導入しています。この機器は焼く、炒める、煮る、茹でる、揚げる、炊く、低温調理、圧力調理が1台で可能で、1℃単位の制御によりお米の旨味やとろみを継続的に引き出すことが可能です。おかゆテラスでは独自ブレンドの米により、うまみ・甘み・とろみ・粒感を重視したおかゆを提供します。
店舗情報・営業時間、運営会社と開業の背景まとめ
店舗名は「おかゆテラス 阿佐ヶ谷本店」。所在地、電話、営業時間などの基本情報と運営会社の概要、開業に至った背景をここに整理します。営業時間は平日・土曜と日・祝で一部異なりますので注意が必要です。
営業日・定休日についてはカレンダーにより変動するため、公式サイトやInstagramでの最新情報確認が推奨されています。プレスリリース内の画像素材はダウンロード可能と明記されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | おかゆテラス 阿佐ヶ谷本店 |
| 所在地 | 東京都杉並区阿佐谷南3丁目2-22 1F |
| 電話番号 | 03-5335-7880 |
| オープン日 | 2025年12月20日(土) |
| ディナー開始 | 2025年12月21日(日)〜 |
| 営業時間(平日・土) | ランチ 11:30〜15:00(L.O.14:00)/ディナー 17:00〜22:00(コースL.O.20:00、アラカルトL.O.21:00) |
| 営業時間(日・祝) | ランチ 11:30〜15:00(L.O.14:00)/ディナー 17:00〜21:00(コースL.O.19:00、アラカルトL.O.20:00) |
| 定休日 | カレンダーにより店休日あり(公式HP・SNSで確認) |
| 代表的な料理・価格 | おかゆフルコース 7,000円(税込・ワンドリンク付)、鶏のおかゆ(醤油)1,500円、(塩白湯)1,500円、(スパイスハーブ)1,600円、季節野菜のおかゆ 900円 |
| シェフ/アドバイザー | 料理長:鹿糠秀明/ブランドアドバイザー:鈴木かゆ(お粥研究家) |
| 運営会社 | 株式会社グレープストーン(1978年創業) |
| 公式サイト・SNS | 公式サイト:https://www.okayuterrace.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/okayuterrace/ |
| 特記事項 | 2026年1月6日〜8日に七草粥の特別メニュー提供/画像素材のダウンロード可能 |
この記事ではプレスリリースに記載された店舗のコンセプト、メニューの具体的な内容、調理技術、担当者の経歴、運営会社の情報、営業時間や価格、期間限定メニューまで、プレスリリース内の情報を網羅的に整理しました。公式サイトやSNSで公開される詳細や最新の営業情報を併せて確認することが推奨されます。