シェーファー『レガシー』細字万年筆とボールペンが12月19日発売

シェーファー「Legacy（レガシー）」に細字万年筆とボールペンが加わる背景

アメリカ発祥の高級筆記具ブランドSHEAFFER（シェーファー）の旗艦コレクションであるLegacy（レガシー）に、2025年12月19日（金）より万年筆の細字（F）とボールペンが新たにラインナップされます。日本の正規総輸入代理店であるダイヤモンド株式会社（所在地：大阪府大阪市中央区、代表：柴田謙一）が発表したもので、2025年8月の復活以降、SNSを中心に大きな反響を得ているコレクションへの追加展開です。

レガシーはシェーファーの伝統的なデザイン要素と現代的な仕上げを融合させたフラッグシップモデルで、今回の追加は日本の筆記環境に配慮した選択肢の拡充を意図しています。特に万年筆の細字（F）の導入は、日本語の細やかな筆記に適合しやすく、日常使いとしての実用性を高めるものです。

発売日と取り扱いについて

新製品の販売開始日は2025年12月19日（金）です。取り扱いおよび製品紹介の詳細はダイヤモンド株式会社のブランドページで案内されています。製品ページのURLは以下の通りです。

• 製品情報ページ: https://diamond.gr.jp/brand_dia/sheaffer/2025/12/10/news_251210_2/
• ブランドページ: https://diamond.gr.jp/brand_dia/sheaffer/
• SNS: Instagram (@sheafferjapan), Facebook (Sheaffer Japan)

発売日はダイヤモンド株式会社による公式発表に基づきます。購入方法や店頭導入の可否、在庫状況などは各販売店や公式サイトの案内に従ってください。

レガシーのデザインと製品仕様 — 造形と素材、付属品の詳細

レガシー・コレクションは両端が丸みを帯びたシガーシェイプのボディフォルムを持ち、クラフトマンシップが感じられるブラックラッカー仕上げが施されています。ボディ素材には真鍮を用い、ラッカー仕上げによって重厚かつ落ち着いた外観が実現されています。万年筆はインレイニブ構造を採用しており、製造において高い技術が必要とされます。

今回追加されるラインナップは次の2種類です。万年筆（細字/F）とボールペン。両製品ともにスペシャルボックスと本革製のペンシースが付属します。ギフトニーズを踏まえた梱包と付属品構成となっており、贈答品やコレクションとしての価値も考慮した構成です。

万年筆（細字 F）の特徴と仕様

万年筆はこれまで中字（M）も展開されていましたが、新たに細字（F）が追加され、日本の筆記環境に適した選択肢が整いました。ペン先はステンレス製で、インレイニブ構造を採用することで筆圧をかけた際のブレを抑え、インク流量の安定を図っています。

以下は万年筆（細字）の主な仕様です。

商品名

Sheaffer Legacy 万年筆（細字/F）

販売開始

2025年12月19日（金）

価格

33,000円（税込）

ペン先

ステンレス（インレイニブ構造）

サイズ

軸径 13mm × 長さ 139mm（収納時）

重量

45g

材質

真鍮（ラッカー仕上げ）

仕様

両用式（カートリッジ/コンバーター）

付属品

コンバーター、ペンシース、スペシャルボックス

生産国

中国

ボールペンの特徴と仕様

ボールペンは回転式メカニズムを採用し、程よいボリューム感とラグジュアリーな雰囲気を併せ持つ設計です。万年筆と同様にラッカー仕上げの真鍮ボディを採用し、手にしたときの質感と視覚的な重厚感を両立しています。万年筆と同じスペシャルボックスと本革製ペンシースが付属します。

以下はボールペンの主な仕様です。

商品名

Sheaffer Legacy ボールペン

販売開始

2025年12月19日（金）

価格

22,000円（税込）

材質

真鍮（ラッカー仕上げ）

サイズ

軸径 12mm × 長さ 138mm（収納時）

重量

35g

仕様

回転式

付属品

ペンシース、スペシャルボックス

生産国

中国

インレイニブ構造の意義とレガシーが継ぐシェーファーの系譜

インレイニブは、ペン先を軸の中に埋め込むように配置する構造で、筆圧をかけてもペン先がブレにくく、インクの流れが安定するという技術的利点があります。製造には高い精度が要求され、量産ラインで再現するには熟練した加工と組立てが不可欠です。レガシーにこの構造が採用されていることは、製品としての品質と書き味に対するこだわりを示しています。

シェーファー自体は1913年にアイオワ州フォートマディソンでウォルター・A・シェーファーが創業したブランドです。空気圧を利用してインクを吸入するタッチダウン式や、スノーケルと呼ばれる吸入機構など、革新的な機構を生み出してきました。今回のレガシーは、そうした歴史的な技術的遺産と現代的な仕上げを継承するコレクションと位置付けられます。

• 創業: 1913年（ウォルター・A・シェーファー）
• 代表的な技術: タッチダウン式、スノーケル、インレイニブ
• 著名な使用者: リチャード・ニクソン元大統領、ロナルド・レーガン元大統領など

ブランドの歴史と技術的背景を踏まえると、レガシーは単なるデザイン復刻ではなく、シェーファーの筆記具としてのアイデンティティを体現するモデルであることが理解できます。

製品情報の総覧と仕様比較表

ここまでに示した要点を整理し、細字万年筆とボールペンの基本スペックを比較表としてまとめます。発売日、価格、材質、サイズ、重量、付属品、生産国など、購入時に確認したい主要な項目を網羅しています。

比較表の後に簡潔なまとめを記します。両製品ともスペシャルボックスと本革製ペンシースが付属する点、素材は真鍮のラッカー仕上げである点、万年筆のペン先がインレイニブ構造を採用している点は共通の特徴です。

以上が、ダイヤモンド株式会社が発表したシェーファー「Legacy」コレクションの細字万年筆（F）とボールペンに関する全体像と主要仕様のまとめです。発売日、価格、材質、機構、付属品、製造国など、製品選択に必要な情報を網羅しています。詳細や販売店情報、在庫状況については、メーカーおよび正規輸入代理店であるダイヤモンド株式会社の公式サイトおよび各販売店の案内を参照してください。